中国対外行動特設ページ
開設日:2021年3月8日 更新日:2021年3月8日

経済成長にともなう中国の国力の増大は、国際社会における力の分布の変化を牽引している。この変化は、国際政治経済の重心のアジア太平洋地域への移動を促し、秩序が流動する一因となっている。いま「パクス・シニカ」到来をも視野に入れた国際秩序の変化に注目が集まっている。しかし、中国の対外行動決定の構造やそれに影響をあたえる国内要因、外交戦略に対する理解は十分ではない。

本研究会の目的は、力の分布の変化の担い手である中国の対外行動に影響をあたえる国内要素を描き出し、国内政治という文脈を踏まえて、中国の対外行動を観察し理解するための分析枠組みを構築し、日本がとるべき総合的な外交戦略の指針を探ることである。

以上の目的を達成するために、本研究会は、以下のメンバーを中心に、調査・研究活動を実施している。

メンバー構成
主査 加茂 具樹 JFIR上席研究員/慶應義塾大学総合政策学部教授
顧問 高原 明生 JFIR上席研究員/東京大学法学部教授
メンバー 飯田 将史 防衛省防衛研究所地域研究部米欧ロシア研究室長
伊藤 亜聖 東京大学社会学研究所准教授
林 載桓 青山学院大学国際政治経済学部教授
大澤 武司 福岡大学人文学部教授
熊倉 潤 アジア経済研究所新領域研究センター研究員
小嶋 華津子 慶應義塾大学法学部教授
下野 寿子 北九州大学市立大学外国語学部教授
城山 英巳 北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院教授
諏訪 一幸 静岡県立大学国際関係学部教授
Vida Macikenaite 国際大学国際関係学研究科 講師
山﨑 周 青山学院大学国際政治経済学部助手
コメンタリー
活動日誌
会合のようす
2021年3月2日 第7回研究会合
林載桓メンバーより「『ばらばらな権威主義』は終焉したか:習近平政権と軍民融合の政策過程」をテーマに報告が行われ、出席者29名との間で意見交換がなされた。
会合のようす
北京大学および慶應義塾大学SFC研究所日本研究プラットフォームと共催にて、日中座談会座談会「バイデン政府の外交政策と米中関係」を開催した。
会合のようす
2021年1月12日 第6回研究会合
山﨑周メンバーより「中国のエネルギー外交の政策決定過程:その階層性と多元性に着目して」をテーマに報告が行われ、出席者22名との間で意見交換がなされた。
会合のようす
2020年12月17日 第5回研究会合
加茂具樹主査による今後の方針などの説明などが行われ、出席者14名との間で意見交換がなされた。
会合のようす
2020年11月12日 第4回研究会合
熊倉潤メンバーより「中国の新疆政策と対中央アジア、ロシア外交」をテーマに報告が行われ、出席者19名との間で意見交換がなされた。
会合のようす
2020年10月29日 第3回研究会合
伊藤亜聖メンバーより「コロナ感染症に対する中国の中央地方政府の応答:2020年1月から4月までの政治過程」をテーマに報告が行われ、出席者26名との間で意見交換がなされた。
会合のようす
本研究会活動の一環として、中国社会科学院日本研究所と慶應義塾大学SFC研究所日本研究プラットフォーム共催による座談会「新型コロナウイルス感染症下の日本内外情勢と日中関係」を後援した。
会合のようす
2020年9月15日 第2回研究会合
加茂具樹主査より「中国の政治過程の変化と対外行動:日本における中国政治過程研究をふまえて」をテーマに報告が行われ、出席者25名との間で意見交換がなされた。
会合のようす
2020年7月17日 第1回研究会合
加茂具樹主査より趣旨説明などが行われ、出席者9名との間で意見交換がなされた。
報告
topics

大国としての中国とどう向き合うのか
~中国の対外行動分析枠組みの
構築に向けて【動画】

「中国の対外行動分析枠組みの構築」研究会の加茂具樹主査より、
研究会の問題意識、さらには、「なぜ中国の対外行動に
影響をあたえる国内要因を理解しなければならないのか」、
「日本は中国とどのように付き合うべきなのか」等について解説いただきます。