当フォーラムは、2020年度より、若手研究者養成プロジェクト「JFIRライジングスタープログラム(JFIR Rising Star Program: JRSP)」を始動させた。本プロジェクトは、次世代を担う若手専門家を発掘・育成し、今後、我が国の基本的立場や考え方などを国内外に広く発信できるオピニオン・リーダーに育て上げ、もって我が国の対外発信能力の強化を図ることを目的とする。
JRSPメンバーは、①研究会に所属し、研究会主査及びメンバーの助言を受けながら、コメンタリーの執筆、研究会報告、ワークショップに登壇などを行う、②当フォーラムの研究員の肩書にて、国内外のシンクタンク・大学での報告や、メディアにて発信を行う、③メンバーによるプロジェクトを発足させ、活動する、のいずれかの活動に従事している。
メンバー構成
- メンバー
相澤 伸広
九州大学准教授
石田 智範
防衛研究所主任研究官
大﨑 祐馬
オーストラリア国立大学博士過程
熊倉 潤
法政大学法学部准教授
合六 強
二松学舎大学専任講師
越野 結花
英国国際戦略研究所リサーチ・フェロー
高木 佑輔
政策研究大学院大学准教授
田中 亮佑
防衛研究所研究員
溜 和敬
中京大学准教授
鶴園 裕基
早稲田大学客員次席研究員
内藤 寛子
日本貿易振興機構アジア経済研究所研究員
長尾 賢
日本国際フォーラム特別研究員/米ハドソン研究所研究員
中村 長史
東京大学特任助教
中村 優介
千葉商科大学国際教養学部助教
新田 順一
日本国際フォーラム特別研究員/慶應義塾大学特任助教
松嵜 英也
津田塾大学専任講師
三浦 秀之
杏林大学准教授
南川 高範
岡山理科大学経営学部講師
村野 将
米ハドソン研究所研究員
八塚 正晃
防衛研究所研究員
コメンタリー
【2022年度】
【2021年度】
【2020年度】
活動日誌
【2021年度】
2022年3月29日
「中国の対外行動の分析枠組みの構築」研究会
第13回定例研究会合
内藤寛子メンバーより本プロジェクトのテーマに関して報告が行われた。
2022年2月8日
「中国の対外行動の分析枠組みの構築」研究会
第9回定例研究会合
熊倉潤メンバーより本プロジェクトのテーマに関して報告が行われた。
2021年9月30日
「自由で開かれたインド太平洋時代のチャイナ・リスクとチャイナ・オポチュニティ」研究会
日米班第3回定例研究会合 (「欧州班」第4回定例研究会合との合同開催)
小谷哲男メンバーの「英国空母打撃群、インド太平洋展開の意味」と題する報告に対し、越野結花メンバーによる討論が行われた。
2021年9月27日
「中国の対外行動の分析枠組みの構築」研究会
シリーズセミナー「中国を如何に捉え、どう向き合うかー中国の対外行動を突き動かしているダイナミクスを読む」第2回「中国の地方の動きをどう捉えるのか」
熊倉潤メンバーが本セミナーに登壇し、「中国の新疆政策における政策課題の変化」をテーマに報告が行われた。
2021年7月30日
「自由で開かれたインド太平洋時代のチャイナ・リスクとチャイナ・オポチュニティ」研究会
第2回定例研究会合
相澤伸広メンバーより「インドネシア・ジョコウィ政権とチャイナ・リスク/ポチュニティ」と題して報告を受け、質疑応答を行った。
【2020年度】
2021年3月22日
「自由で開かれたインド太平洋時代のチャイナ・リスクとチャイナ・オポチュニティ」研究会
セミナー「バイデン・菅時代の日米と中国」―COVID-19後を展望して―
日本側「日米班」の研究会合の一環として、セミナー「バイデン・菅時代の日米と中国―COVID-19後を展望して」を開催し、石田智範、中村長史、越野結花、村野将の4名のメンバーから日米両国の対中姿勢に関する報告を受け、コロナ禍による日米の中国リスクとオポチュニティに対する姿勢の変化、それが日米関係に与え得る影響について徹底討論した。
2021年2月18日
「自由で開かれたインド太平洋時代のチャイナ・リスクとチャイナ・オポチュニティ」研究会
第5回定例研究会合メモ
溜和敏メンバーより「印中国境ガルワン危機を振りかえる」、鶴園裕基メンバーより「香港国安法の導入と『人の移動』をめぐる関係各国の政策動向」をテーマに報告が行われ、出席者21名との間で意見交換がなされた。
2020年12月21日
JRSPメンバーによる意見交換会
「JFIRライジングスタープログラム」メンバーが一堂に会し、それぞれが担当している研究プロジェクトの進捗状況などを確認した。
2020年11月12日
「中国の対外行動の分析枠組みの構築」研究会
第4回定例研究会合
熊倉潤メンバーより「中国の新疆政策と対中央アジア、ロシア外交」をテーマに報告が行われた。