メモ

- 日 時:2026年9月15日(火)14:00〜15:00
- 会 場:オンライン形式(Zoomウェビナー)
- テーマ:「自立自強」を目指す中国はなぜ「開放」を求めるのか
―科学技術をめぐる「自主性」と対外協力の論理― - 参加者:61名(登録者数93名)
- 登壇者
| 【報告者】 | 土屋 貴裕 | 京都外国語大学共通教育機構教授 |
| 【研究会メンバー】 | 益尾 知佐子 | 九州大学大学院教授(主査・司会) |
| 伊藤 和歌子 | 日本国際フォーラム研究主幹 | |
| 高口 康太 | ジャーナリスト、明治大学客員研究員 | |
| 毛利 亜樹 | 同志社大学法学部准教授 | |
| 持永 大 | 芝浦工業大学システム理工学部准教授 | |
| (五十音順) |
- 議事概要:
米中技術競争が激化する中、中国は中核技術の獲得と対外依存の軽減を重視し、「科学技術の自立自強」を強調している。他方で「開放・協力」を掲げ、グローバルサウスへの技術協力や能力構築支援も進めている。本報告では、この両者の関係を、科学技術をめぐる「自主性」に着目して検討した。
報告では、自立自強の追求は、国際的なつながりの放棄を意味するものではないと指摘した。中国は、自国の能力形成に向けて外部資源を活用するとともに、対外依存の管理を重視している。また、対外的には各国の主権尊重や技術へのアクセスを訴え、開放・協力の意義を説明している。
以上を踏まえ、中国の科学技術政策を理解するには、自立か開放かという二者択一ではなく、何への依存を減らし、どのような対外的つながりを求めているのかに注目することの重要性が示された。
(文責、在研究本部)
当フォーラムは、「パックス・チャイナ実装研究会」(主査:益尾知佐子 九州大学教授)の活動の一環として、当フォーラム会員や、学術・政策・ビジネス・メディアなど各分野で研究や実務に携わる方を対象に、「Study Session」(オンライン形式、隔月ベース)を開催している。
その第2回目の会合が、下記1.~5.の日時、場所、テーマ、参加者にて開催されたところ、その議事概要は6.のとおりであった。