上智大学総合グローバル学部教授。1999年東京外国語大学スペイン語学科卒業、東京大学大学院総合文化研究科修士課程、同博士課程を経て、2004年に東京大学学術研究支援員、2008年日本学術振興会特別研究員。2009年に東京大学より博士(学術)を取得し、同年広島大学准教授、2018年より現職。2024年ハーバード大学客員研究員。主な研究領域は、国際交渉、グローバリゼーション、およびマルチエージェント・シミュレーションによる理論研究。主要な関連業績に、『日米構造協議の政治過程』(ミネルヴァ書房、2013年、第30回大平正芳記念賞受賞)、「GATTラウンド交渉における多角主義の盛衰」(納家正嗣・上智大学国際関係研究所編『自由主義的国際秩序は崩壊するのか』勁草書房、2021年、217-240頁)、「日本のFTA政策積極化――経済外交再構築と交渉戦術」(大矢根聡編『日本の経済外交』勁草書房、2023年、199-225頁)がある。