日本国際フォーラムは米国のカーネギー国際平和財団とともに、中国が国際社会にもたらしうるリスクを最小化し、機会を最大化するための日米間の対中政策協調を模索する日米共同研究プロジェクトを長年にわたり組織し、昨年度より「『自由で開かれたインド太平洋時代』のチャイナ・リスクとチャイナ・オポチュニティ」を実施してまいりました。そのような中、米国ではバイデン政権による対中政策の見直しが完了し、また日本では外務省や国家安全保障局の人事体制が刷新されました。
本フォーラムは、日米両国で新たな外交・安全保障体制が発足したこの機をとらえ、 本プロジェクトの日米4リーダーである神谷万丈プロジェクト・リーダー兼主査、ジェームズ・ショフ米国側主査、川島真副査、細谷雄一副査が取りまとめた 「緊急提言:日米の対中戦略の基本原則」 を緊急発表いたしました。
本提言は、日本を代表する日米欧中の専門家である日米4リーダ―の叡智が結集され、日米がどのような対中戦略をとるべきか、その指針が包括的かつ多角的に示されており、両国政府の対中政策立案への重要なインプットとなりうるでしょう。
緊急提言の全文(日本語・英語)、記者会見の模様の動画、そして各種メディアによる報道ぶりは、以下のリンクよりご覧いただけます。
緊急提言の全文(日本語・英語)・記者会見動画
「緊急提言:日米の対中戦略の基本原則」 (日本語) |
「「緊急提言:日米の対中戦略の基本原則」 (英語) |
「【日本語字幕あり】「緊急提言:日米の対中戦略の基本原則」発表記者会見
YouTube URL: https://youtu.be/C83JhbTwZokÍ
報道ぶり
- 「中国主導の秩序『許さない決意を』 日本のシンクタンクが緊急提言」 (『産経新聞』2021年7月21日付)
- 「『兵器なき防衛』競う時代 ハイブリッド戦、総力で対応」 (『日経電子版』【有料記事】2021年9月2日付)