2022年3月8日、ロシアによるウクライナ侵略は、戦後築かれた国際秩序の根幹を揺るがす深刻な事態であることに鑑み、緊急座談会「ロシアのウクライナ侵攻を考える:国際社会に与えた衝撃と今後の課題」が、「ユーラシアダイナミズムと日本外交」研究会および 「ロシアの論理と日本の対露戦略」研究会の共催、北海道大学スラブ・ユーラシア研究センターの後援により、開催された。そのプログラムは下記のとおり。また、会議冒頭、ウクライナのVolodymyr OGRYSKO元外務大臣より本座談会に寄せられたメッセージ全文が読み上げられた。
ウクライナのVolodymyr OGRYSKO元外務大臣からのメッセージ
【プログラム】
開会: 渡辺 まゆ JFIR 理事長
議事進行:渡邊 啓貴 JFIR 上席研究員/帝京大学教授/東京外国語大学名誉教授
報告A:松嵜 英也(7分) 津田塾大学専任講師
「ウクライナにとって『欧州』とは何だったのか」
報告B:袴田 茂樹(7分) JFIR 評議員/安全保障問題研究会会長
「ウクライナにおける非武装中立国家の可能性」
報告C:廣瀬 陽子(7分) JFIR 上席研究員/慶應義塾大学教授
「ロシアの近い外国政策とハイブリッド戦争」
報告D:常盤 伸(7分) JFIR 上席研究員/東京新聞元モスクワ支局長
「ウクライナ侵攻にみるプーチンの行動原理 体制崩壊か専制強化か?」
報告E:宇山 智彦(7分) 北海道大学教授
「プーチンの歴史観」
報告F:杉田 弘毅(7分) 共同通信特別編集委員
「米国のロシア外交」
自由討論:参加者全員(30 分)
閉会: 渡邊 啓貴(5分) JFIR 上席研究員/帝京大学教授/東京外国語大学名誉教授
担当: 高畑洋平 JFIR主任研究員
【動画】
Youtube URL:https://youtu.be/XoMJgieMjso