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2009-12-07 07:42
「日本の盧武鉉(ノ・ムヒョン)」と「君側のミスリード」
杉浦正章
政治評論家
外交・安保政策がブレーン・寺島実郎(三井物産戦略研究所会長)に引き回されているという議論が台頭しているが、むしろ問題は首相・鳩山由紀夫自身にある。自らが特異なアドバイザーを偏重しすぎるのだ。その結果ワシントンにおいて「反米指導者」「信用する人はゼロ」と言われるまでに自らをミスリードしてしまったのだ...
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2009-12-06 18:27
外交の広報は必要だ!
唐木田 健也
会社員
「事業仕分け」作業自体は、それなりに評価するが、雑誌『外交フォーラム』の政府による買い上げがなくなる、というのはよくない。
大学時代、図書館で毎号熟読していた。新聞や総合雑誌の論文等の内容がイデオロギーに固まっていたり、情報が少ないこともあり、こういうレベルが高く、しかも読みやすい雑誌で、...
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2009-12-05 15:42
日本の財政危機と問われる民主党政権の対応
水口 章
敬愛大学国際学部准教授
ドバイ・ショックで世界経済に信用不安が広がり、外国為替市場では南アフリカ、ブラジルなどの通貨が売られはじめた。一方、11月28日、震源地であるアラブ首長国連邦(UAE)では、アブダビの政府関係者がドバイの債務について「全債務を保証するわけではない」と発言し、関与の度合いは限定的であることを示した。...
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2009-12-04 01:46
仙石大臣の「優先順位」発言の重大性
玉木 洋
大学教授
12月3日のテレビ報道(本人発言の録画映像)によれば、仙石大臣は予算の財源不足に関連して「各省で優先順位付けをするように言ってある」との趣旨の発言をしている。
これは、重大な意味を持っていると解釈できないだろうか。民主党は、「無駄遣いを洗い出せば、財源は出る」といって、事業仕分けをしてきた...
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2009-12-03 13:12
教科内容や授業時間数もまた重要である
玉木 洋
大学教授
「質の高い教師を確保しよう」という大蔵雄之助氏の主張に、まったく同感であるが、ここでは、同時に「教科内容や授業時間数もまた重要である」ことを指摘したい。「受験偏重、知識詰め込み偏重、偏差値教育がいけない」といった言葉がマスコミをにぎわす状況を背景に、「ゆとり」「生きる力」のスローガンの下で学習指導...
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2009-12-02 17:15
「教育立国」をめざし、質の高い教師を確保しよう
大藏 雄之助
杉並区教育委員長
就学人口の増大にともなって、財務省は教員増加を認めてきたが、数年前から少子化に応じて教員を減らすことを主張している。ところが、先ごろの事業仕分けで、その方向に進むかと思いきや、鳩山首相のお声掛かりのせいで、なんと小中学校の教員は逆に5500人も増えそうな見通しになっている。
国際的な学力調...
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2009-12-02 09:38
(連載)なお残る国民投票に委ねることの懸念(2)
玉木 洋
大学教授
また、国民投票の結果であれば、それは最終最高の権威があるものであろうから、国会等における議論のみで再びそれを覆して実現可能な道を探ることも困難になってしまう。民主政治の運営のさまざまの方法には、もちろんそれぞれ長所短所があるのであり、状況によって、場合によって、選択すべき方法は異なるのであろう。し...
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2009-12-02 07:42
鳩山の「申告漏れ」は、「脱税」が世間の認識
杉浦正章
政治評論家
明らかに「脱税」を「申告漏れ」で逃れようとしているのが、首相・鳩山由紀夫の戦略だ。鳩山の国会答弁を分析すれば、これまで数々の政治家が「脱税」と紙一重の「申告漏れ→修正申告」で逃れてきた路線をたどっていることが分かる。しかし首相にとって問題なのは、総額11億円にものぼる鳩山家の資金提供の額だ。これを...
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2009-12-02 02:59
「無理な経費削減より財政出動の拡大を」に賛成する
玉木 洋
大学教授
角田氏のご見解「無理な経費削減より財政出動の拡大を」に賛成である。さまざまの政策課題が山積し、特に経済状況が厳しい今日においては特に、「政局よりも政策」が国家・国民にとって重要である。政局的意味で行われている色彩が強いという意味でも、問題がある事業仕分けに精力を注ぎ、それによって、本来必要性があり...
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2009-12-02 02:55
事業仕分けは本当に妥当なものだったのか
玉木 洋
大学教授
山竹氏には、返答をいただいたことに感謝いたします。「事業仕分け」によって、事業自体に無駄があるものを適切に選別しうるのであれば、それが実質的に意味ある良いことだという余地もあるのかもしれません。設置根拠や法的位置づけ、メンバーの選考など形式的部分での疑問も多々ありますが、実質的に有益な議論がなされ...
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2009-12-01 09:35
(連載)無理な経費削減より財政出動の拡大を(2)
角田 勝彦
団体役員
同じように外務省予算でも日本国際問題研究所補助金4億円余が廃止となった。同研究所は2007年に米国のある研究機関により米国外10大シンクタンクの一つに選ばれている。潰そうと言うのだろうか。又JICA交付金のうち調査研究経費96億円も縮減となっている。根底にある財政依存反対の主張は判る。普通国債の発...
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2009-12-01 02:57
(連載)なお残る国民投票に委ねることの懸念(1)
玉木 洋
大学教授
角田氏からの丁寧な御返答に感謝する。ご返答の内容を踏まえ、私の意見に若干の補足説明をさせていただきたい。民主主義に基づく団体において、団体を構成する人々が団体の意思を決定をする際には、構成員がいろいろ検討をして、議論をしても、なお意見が割れてしまえば、結局のところは、最後の手段として構成員全員によ...
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2009-11-30 12:43
より多くの民意を国政に反映させるために
角田 勝彦
団体役員
玉木洋氏の11月29日付寄稿「国民投票は政策判断の誤りを防ぐ防波堤になりうるか?」を拝読した。まず、拙稿「国民投票の薦めは、『直接民主主義』の薦めではない」 及びその前の「国民投票の実施と投票の義務化を」を丁寧に読んで頂いたことに感謝する。かなり共通の認識ができたと思うが、拙稿についてなお二、三の...
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2009-11-30 12:35
やっぱりおかしい雑誌『外交フォーラム』の国費買い上げ
山竹 章一
大学教員
私の投稿「『事業仕分け』だけで、鳩山政権は支持に値する」に対する11月29日付けの玉木洋氏の反論のなかで、玉木氏は月刊誌『外交フォーラム』の国費買い上げ問題を取り上げ、「比較的無駄の見えやすい件かもしれないが」と一応私の主張の妥当性を認めつつも、なおかつ「政府として提供すべき情報の広報のために、ま...
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2009-11-30 12:26
(連載)無理な経費削減より財政出動の拡大を(1)
角田 勝彦
団体役員
ドバイ・ショックのあと、景気回復のため財政出動の拡大(国債増発)はやむを得ない。反面、心理的悪効果のみ目立つ「事業仕分け」による予算圧縮は、無理な実施を避けてほしい。円高が示すように国際的評価も高い日本経済を、決断を遅らせることにより、これ以上傷つけるべきでない。日本経済についての私の基本的楽観論...
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2009-11-29 10:38
国民投票は政策判断の誤りを防ぐ防波堤になりうるか?
玉木 洋
大学教授
改めて角田氏の御投稿を読み返し、その趣旨は「個々の政策については民主党が支持されているわけではない中で、民主党が国会で多数を占める状況において、国家の基本的な重要施策についての政策判断が国会において誤ってなされる可能性に対して、防波堤の意味で国民投票制が必要」ということであろうと理解させていただい...
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2009-11-29 03:45
事業仕訳による改善点を冷静に考えよう
玉木洋
大学教授
「事業仕分け」について、私はその一部分しか見ていないのではあるが、疑問を感じた点がある。役人の仲間内の不透明な無駄遣いをガラス張りの議論によって削るという点で評価されるべき部分が少しはあったかもしれないが、むしろ、大局や本質を見ずに、わかりやすい効果が見えないというだけで、きわめて簡単な議論によっ...
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2009-11-27 08:02
軽佻浮薄が目立った仕分け作業
杉浦正章
政治評論家
「1位を目指す必要があるのか。2位ではいけないのか」という発言が誰かに似ていると思ったが、断頭台の露と消えたマリー・アントワネットだ。巷間「パンがないなら、ケーキをお食べ」と言ったと伝えられる。マリー・アントワネットには無知から来る無邪気さがあるが、参院議員・蓮舫の場合は無知に加えて思惑があって、...
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2009-11-26 11:44
「事業仕分け」だけで、鳩山政権は支持に値する
山竹 章一
大学教員
昨11月25日、ぶらりと出かけた国立印刷局市ヶ谷センターで、行政刷新会議の「事業仕分け」の現場を見学することができた。仕分け人たちがよく準備、勉強してきているだけでなく、役人たちのぬらりくらりの目くらましの議論に騙されることなく、鋭く反論しているのには敬服した。これまでこういう議論は蜜室で行われ、...
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2009-11-25 00:55
現在のロシアとかつてのソ連を区別して交渉しよう
宮崎 厚
ベンチャー企業顧問
民主党政権、外務省は本日、鈴木宗男氏への答弁として、「北方4島はロシアに不法占拠されている」と述べたらしい。これは重大な間違いです。そんな間違いをするから、現在のロシアと交渉にならないのではないだろうか。私が思うのは「昔のロシア」とは帝政時代であり、1917年以降は共産主義のソビエト連邦であった筈...
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