メモ

2025年10月22日
日本国際フォーラム研究本部
日本国際フォーラム(JFIR)は、 独ヘルムホルツ協会持続可能性研究所(RIFS) との共催でウェビナー「持続可能な水素拡大に向けたガバナンス:アジア太平洋地域からの示唆」を開催した。本ウェビナーは、研究会「重層的アクターの協調を生み出す気候変動ガバナンスの構築」から派生したプロジェクト「アジア太平洋地域における水素ガバナンス」にてとりまとめた成果報告書に基づき行われた。その概要は以下のとおりである。
1.日 時:2025年10月22日(水)16:00− 17:30 (JST)、9:00-10:30(CET)
2.開催形式:ZOOMウェビナーによるオンライン
3.参 加 者:35名
4.プログラム
開会挨拶:ライナー・キッツォウ(Rainer Quitzow)
基調報告:
[日 本]田村堅太郎 公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES)
気候変動とエネルギー・プログラムディレクター
安達 知彦 森・濱田松本法律事務所カウンセル
[韓 国]イ・ユヒョン(Youhyun Lee) 亜州大学校准教授
[インド]ラジェシュ・シャルマ(Rajesh Sharma)ロイヤルメルボルン工科大学(RMIT大学)准教授
日印韓の比較分析・総括:
伊藤和歌子 日本国際フォーラム常務理事・研究主幹
コメント:鄭 方婷 日本貿易振興機構アジア経済研究所研究員
ハイノ・フォン・メイヤー(Heino von Meyer)International Power-to-X (PtX) Hub戦略顧問
(サステナビリティおよび国際ネットワーク担当)
全体討論:参加者全員
5.議論概要
報告書「アジア太平洋における水素ガバナンスと持続可能性:日本・韓国・インドのアプローチ」に基づき、持続可能な水素経済の構築に向け、各国がどのように持続可能性を国家戦略、認証制度、資金支援の仕組みに組み込んでいるかについて、日本については田村堅太郎氏・安達知彦氏より、韓国についてはイ准教授より、インドについてはシャルマ准教授よりそれぞれ報告がなされた。続いて、本事業のプロジェクト・コーディネーターを務めた伊藤和歌子研究主幹より、三ヵ国の比較分析及び総括がなされた。続いて、アジアの視点より鄭方婷研究員より、欧州の視点よりハイノ・フォン・メイヤー氏からコメントがなされ、最後に参加者全員で全体討論が行われた。
