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2006-09-15 10:03
「小学生に英語教育は不要」再論
吉田 康彦
大阪経済法科大学客員教授
小学校、それどころか幼稚園から英語学習が取り入れられ、日本全国津々浦々で、幼児たちがピーチクパーチク、怪しげな英語をオウム返しに合唱している。「外国語は幼少時から親しんだ方が身につく」という主張が、国際社会における英語の圧倒的な普及という現実のなかでまかり通ったからだ。しかし、私はいまだに幼少時期...
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2006-09-13 09:28
「中国病」へどう対応するか?
坂本 正弘
日本戦略研究フォーラム副理事長
かつて1970年頃、日本病(la maladie Japonaise)なる言葉が、フランスではやった。会社人間・日本人が禄に休暇も取らず、人生を楽しむすべも知らず、蟻のごとく働き、GNPを上げて、世界を忙しくしている状況を皮肉ったものだが、2006年の現在、私は、中国病(la maladie Ch...
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2006-09-11 10:06
中国の反日宣伝
大藏 雄之助
評論家
今月の初めの1週間、中国を訪問した。1年前に北京を訪れたときは1泊2日の日程で何も見る機会がなかったので、今度は2年後のオリンピックの準備を含めて町をゆっくり見物し、また何人かと最近の日中関係について話し合った。みんな友好的で、経済協力の拡大を要望され、靖国神社のことはほとんど話題にならなかった。...
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2006-09-08 23:27
核軍縮、核不拡散と国家の意図
堂之脇光朗
日本紛争予防センター理事長
イランが安保理決議を無視してウラン濃縮を続けている。原子力の平和利用の名目で核兵器開発を意図しているのではないかと懸念されている。濃縮の技術は平和目的であれ、軍事目的であれ基本的に同じであるから、意図が問題である。しかし、意図の有無を検証することは不可能に近い。イラクの例をみても、米国は国際的査察...
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2006-09-06 17:08
外交とNGO
鵜野公郎
慶應義塾大学名誉教授
外交は政府間の交渉と合意の積重ねである。国際機関もそのメンバーは国であり国を代表する政府である。しかし従来から外交が上手といわれる国を見てみると、シンクタンクが人材のプールとなって政府や国際機関に専門家を供給し、また新しい政策課題を積極的に取り上げて議論することで、政府の負担を軽くしてきた。政府と...
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2006-09-06 14:36
「便法」はいつまで可能か
小笠原高雪
山梨学院大学教授
9月4日付けの角田勝彦氏の投稿「自民党総裁選安倍候補の『解釈変更による集団的自衛権行使』は無理」には聞くべきところが多いと思う。とくに最後の部分の「神学論争より地道な努力こそ求められる」という指摘はそれ自体としては全く正当である。
安部氏は自身が岸元総理から影響を受けていることを隠していな...
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2006-09-04 11:33
自民党総裁選安倍候補の「解釈変更による集団的自衛権行使」は無理
角田 勝彦
前中部大学教授
9月1日、自民党総裁選の大本命、安倍官房長官は正式に立候補を表明するとともに政権構想「美しい国、日本」を明らかにした。谷垣財務相と麻生外相という他の候補との間にぶっちぎり的大差が見えている現在、金持ち喧嘩せず、相違点を目立たせずにさらに支持を集めようとの作戦からか、あるいは総理就任を前に余計な言質...
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2006-09-01 10:22
イラン核開発をめぐる対決回避に日本は知恵を出せ
吉田 康彦
大阪経済法科大学客員教授
ウラン濃縮活動停止期限を過ぎたが、イランは無視して濃縮を続けている。停止期限といっても国連安保理P5(常任理事国)にドイツを加えた6カ国が包括的妥協案を提示し、その際に採択した安保理決議で一方的に設定したもので、拒否したら国連憲章第7章にもとづいてイランを制裁するという。イラン政府は濃縮を継続して...
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2006-08-30 10:19
次の段階に対して、今から準備を
埜口興平
大学院生
北朝鮮のミサイル発射から2ヶ月が経とうとしている。日本政府はこの間、安保理への制裁決議案提出を皮切りに、万景峰号の入港禁止やG8サミットにおける非難声明採択のとりつけなど様々な手を打ってきている。しかし、北朝鮮はさらに核実験という次のカードを行使する気配がある。こうした状況の下、どのような対処をす...
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2006-08-30 09:31
パレスチナの地の「不公平」認識も必要
内田 忠男
名古屋外国語大学教授
8月25日付け、田久保忠衛氏の投稿で、同氏は「米国そして日本のマスメディアにはイスラエルとそれを支持する米国に批判的で、ヒズボラの『善戦』を称える調子の記事が少なくない」として「メディアはバランスをとった正確な報道をしなければならない」と主張しておられる。氏の結論に反論するつもりは毛頭ないが、それ...
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2006-08-28 11:08
女王の難しさ
大蔵雄之助
評論家
秋篠宮妃殿下のご出産の予定日が近づいている。私は今上天皇ご生誕の時の、「鳴った鳴ったサイレン、サイレン、皇太子さま、お生まれなった」という歌を覚えている。あのころとは比べるべくもないが、それにしても帝王切開にいたるまでの詳細な報道はプライバシーの侵害に当たるのではないだろうか。
そこには、...
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2006-08-25 10:16
バランスの取れた正確な報道を
田久保忠衛
杏林大学客員教授
イスラエル軍がレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラを攻撃した事件は国連の停戦決議成立でひとまず収まったかに見える。どちらがいいか、悪いかは論者の立場によって異なるのは当然だが、米国そして日本のマスメディアにはイスラエルとそれを支持する米国に批判的で、ヒズボラの「善戦」を称える調子の記事が少なく...
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2006-08-24 15:59
中国の中南米への進出を注視すべきである
甲斐 紀武
(財)日本国際フォーラム 所長
昨年12月22日の「JFIRコラム」に、私は「中国の中南米に対する資源獲得外交とわが国の対応(1)(2)」というテーマの一文を寄稿したが、その後も中国の中南米への進出は続いているので、その模様を報告してみたい。
欧米の新聞論調を見ると、ここ数年の中国の中南米への積極的な経済進出には依然とし...
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2006-08-21 09:39
靖国問題-土俵が違う
角田 勝彦
前中部大学教授
8月15日の小泉総理の靖国参拝は、改めて内外で賛否両面の大きな波紋を生んでいる。小泉総理は、2001年4月の自民党総裁選の公約に従い21年ぶりの8月15日参拝を実現し、職務としての参拝でないとしつつも05年10月のスーツ姿の賽銭箱前参拝からモーニング姿での本殿昇殿参拝と前のやり方に戻した。外国、と...
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2006-08-18 13:27
坂本説に賛成
今 正一
公益法人非常勤顧問
小泉首相の靖国参拝について坂本正弘氏の投稿内容に賛成です。とりわけ「第三に、現在改めて、靖国問題への今後の対応が問題となっているが、小泉総理の対応は一見矛盾に見えるが、総体としてはバランスのとれている論理であり、今後も靖国問題を考える上での重要な出発点と考える」という結論には、全面的に賛意を表しま...
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2006-08-18 12:50
麻生外相よ、自民党総裁選で安保理常任理入りを訴えよ
吉田康彦
大阪経済法科大学客員教授
来月20日の自民党総裁選は安倍晋三官房長官当確で「消化試合」の様相を呈しているが、せめて活発な政策論議を展開して欲しい。外交案件では、小泉首相の靖国参拝で冷却化した日中・日韓関係改善が話題になっている程度だが、せめて麻生外相には、日本の国連安保理常任理事国入りを強く訴えて、国民の関心を呼び起こして...
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2006-08-16 14:41
小泉首相の靖国参拝について思う
坂本正弘
日本戦略研究フォーラム副理事長・日本国際フォーラム主任研究員
日本人は8月が近くなると、忙しく燃えてくる。2つの原爆と敗戦の8月15日のためだが、今年は、小泉首相の靖国参拝を巡って、一段とメディアが燃えた。周知のように、日本には靖国問題への対応には2つの立場がある。第一の立場は、東京裁判の正統性を否定し、A級戦犯を認めず、日本のために戦死した英霊を祀っている...
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2006-08-15 20:34
米国の識者の意見にも耳を傾けて
吉田康彦
大阪経済法科大学客員教授
8月12日付け埜口興平氏の投稿「脅威は脅威と感じ取らなければならない」に対し、以下のとおり回答します。
(1)ノドンは飛行距離からして日本列島ならびにその周辺への攻撃を想定して開発・配備されていることは事実ですが、目標は在日米軍基地ならびにグアムの米軍基地です。これは、平壌で北朝鮮当局者から...
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2006-08-14 07:19
スーダンで真価を問われる中国の資源獲得外交
川口 弘
会社員
中国は全世界的に展開している資源獲得外交を、スーダン、イラン等の人権問題や核開発疑惑を抱えた国とも積極的に進めており、欧米諸国からは激しい顰蹙をかっている。ところでスーダンのダルフール地方で行われている政府軍と反政府軍の戦闘行為は多数の難民を発生させている他、政府軍による大量虐殺の疑惑がつきまとっ...
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2006-08-12 00:17
脅威は脅威と感じ取らなければならない
埜口興平
大学院生
私のような弱冠の書生の投稿(7月24日付け)に対し真摯に御答え頂き、ありがとうございます。筆名(上杉慶司)では失礼に当たると存じますので、今後は本名にて私見を述べさせて頂きます。
吉田康彦先生はミサイル発射が日本の脅威ではないといっておられます。日本人は過剰にうろたえ過ぎているとも言ってい...
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