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2008-12-22 21:41
国民給付金1万2千円は、こう使え!
入山 映
・サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
12月11日付け本欄に「民に出来ることは民に」(859号)を投稿した。今日は、もう一つ日本では余り知られていない側面について、述べたい。「民」という言葉を聞いたときに、大方の日本人がイメージに浮かべるのは国鉄や郵政の民営化であり、あるいはハローワーク(何と言うネーミングだろう)を民間の会社に委せる...
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2008-12-22 07:56
政界再編:中川秀直では、いささか力不足
杉浦 正章
政治評論家
新党旗揚げが取りざたされている自民党元幹事長・中川秀直が、発言を一歩前進させて、総選挙前に「旗を立てる」と言明した。「旗揚げ」と誤解されそうな言葉だが、むしろ政策面で「この指とまれ」型の政策ビジョンを打ち出すという意図のようだ。しかし政局判断においても、消費税問題や小泉構造改革路線継続などの政策上...
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2008-12-18 11:30
非正規雇傭問題への対応を誤る日本
森 浩晴
団体職員・大学講師
連日、メディアで非正規雇用問題が取り上げられています。事態は緊急な対応を要し、ミクロ的には大変な問題なのですが、政府の対応やメディアの報道ぶりは肝心の原因追及にまでは至っておりません。マクロ的にいえば、日本の現在の状況は1980年代の米国と似ています。80年代の『ニューズウィーク』誌を見れば、「大...
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2008-12-18 07:56
ささやかれる「与謝野選挙管理内閣」説
杉浦 正章
政治評論家
1週間くらい前から「与謝野選挙管理内閣」説が永田町に流れている。党実力者と言論人らの会合で出されたという。折から民主党代表・小沢一郎が「超大連立の選挙管理内閣」構想を打ち出しており、その関連で話題になったものとみられる。寸前暗黒の政局とあって、政界何があるか分からないが、可能性は0.5%位の確率で...
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2008-12-17 16:10
一次産業、二次産業に回帰せよ
森 浩晴
団体職員・大学講師
米国初の金融危機が未曾有の恐慌状態を作り出していることに恐怖の念を覚えずにはいられない。殊の外、雇用に対するインパクトは相当なものである。以前にも触れた新卒者の内定取消しは、一流大学と言われる京大生にまで及んでいる現況である。新卒者の内定斬りは、正に当人の「人生を台無し」にするものであり、我々中高...
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2008-12-17 10:18
手玉にとられた米の対北朝鮮外交
鍋嶋 敬三
評論家
北朝鮮の核問題を巡る6カ国協議の首席代表会合は、核の検証手続きで対立が解けず、12月11日成果なく終わった。イラク、アフガニスタン戦争で、身動きが取れないブッシュ政権が、唯一残された外交的成果を挙げてオバマ次期政権に引き継ごうとした試みも頓挫した。「レームダック(死に体)」化したブッシュ政権の限界...
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2008-12-17 07:58
麻生と“一蓮托生”の態勢を固めた自民党
杉浦 正章
政治評論家
「総選挙で散るにしても、麻生首相の下で散る」との発言は、首相・麻生太郎が感涙にむせんでもおかしくない。支持率急落で「政権末期・年内退陣」との誤判断も生じた麻生政権が、通常国会に向けて態勢を持ち直したようである。自民党内の大勢が麻生支持で固まった。一般国民は、これだけ人気急落にもかかわらず、麻生になぜ...
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2008-12-16 11:26
(連載)大恐慌を恐れず、新しい日本経済を築け(2)
角田 勝彦
団体役員・元大使
そのためにはまず第一に、現在の不況の規模を正しく認識する必要がある。1929年から33年の世界大恐慌においては、米国の株価は80%以上下落、工業生産は1/3以上低落、失業者数1200万人、失業率25%に達し、各国が封鎖的な経済圏を作り始め、世界経済がブロック化の方向へ進んだため、32年までに世界貿...
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2008-12-15 13:39
(連載)大恐慌を恐れず、新しい日本経済を築け(1)
角田 勝彦
団体役員・元大使
最近、金融危機による信用収縮の悪循環を端緒として、実体経済のマイナス成長から、1930年代の世界大不況が再現するのではないかとの恐怖が蔓延している。事実、世銀は、12月9日、2009年の世界全体の成長率は前年比0・9%(日米欧はそろってマイナス成長)で、データ入手可能な1970年以降で過去最低にな...
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2008-12-15 07:59
リーダー不在で空転する政界再編・新党結成の動き
杉浦 正章
政治評論家
総選挙を境にした政界再編の可能性は極めて大きいといわざるを得ないが、自民党内の現在の動きをみると、求心力のある再編または新党結成の動きは生じておらず、模様見の色彩が濃厚だ。離党を公言しながら、党幹部の圧力に身動きならなくなった渡辺喜美、再編を狙った議連を作り損ねた中川秀直など、まさに反主流の迷走ば...
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2008-12-12 13:19
「べき」論にとらわれない世界情勢の判断を
山田 禎介
ジャーナリスト
2000年前後のことだが、新聞社の政治部記者から、日米安保同盟から離れ、ロシアとの提携の道を真剣に探る戦略が政府と周辺にあり、シミュレーションも行っていると聞かされた。いま思えばその人物群像も想像できる。だが、当時はそれ以上に、これはいかがなものかと思った。外圧でやむなくというのも困りものだが、そ...
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2008-12-12 10:26
国際政治にも波及する国際金融危機の影響
坂本 正弘
日本戦略研究フォーラム副理事長
2008年9月のリーマン・ブラザーズ破綻以降の国際金融不安の衝撃は「百年に一度」との評価だが、実体経済の急減速とともに、石油・一次産品価格の急落をもたらし、それは単に世界経済への影響というよりも、国際政治にも影響を与える規模のものである。為替レートの動きは各国の経済・政治情勢をかなり的確に反映する...
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2008-12-11 23:38
所長だより(3):「第210回国際政経懇話会」について
村上 正泰
日本国際フォーラム所長
今回の「所長だより(3)」では、さる12月10日(水)に開催された第210回国際政経懇話会について、所感を述べます。国際政経懇話会とは、当フォーラムの役員、会員が毎月1回定例的に、国際情勢の機微に精通した専門家あるいは権威者を講師に迎えて、時局を中心とした外交・国際問題について、インフォーマルかつ...
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2008-12-11 19:34
民に出来ることは、民に
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
「言うは易く、行うは難い」というのは、ことの常だが、「民に出来ることは、民に」という話もどうやらその一つのようだ。お役人の既得権死守、前例尊重といった位置エネルギーの巨大さもさることながら、そのまわりの応援団の面々も「百万人といえども我行かん」の風情である。ただ、お忘れになっているようなのが、「民...
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2008-12-11 08:03
どうやら年内を乗り切った麻生政権
杉浦 正章
政治評論家
民主党や一部全国紙の年内総辞職予測にもかかわらず、首相・麻生太郎は“年末政変”を回避できたようである。給油と金融の重要二法案の成立のめどもつき、国会は25日の閉会まで消化試合の様相だ。来年1月5日に政府・与党が招集を予定する通常国会までに、首相・麻生太郎が態勢を整え、巻き返しが出来るかどうかが勝負...
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2008-12-09 08:01
政権維持は麻生の“精神力”次第
杉浦 正章
政治評論家
7日は、テレビで見る首相・麻生太郎の顔から笑いが消え、顔も異常にむくんでいておかしいと感じた。8日の各紙世論調査の結果を事前に知っていたのであろう。眠れなかったに違いない。この政局場面は、麻生が精神的に平常心を維持できるかどうかにかかっている。維持できて政権を投げ出さなければ、他に首相候補がいない...
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2008-12-08 10:30
米も、金正日失脚を前提に対策検討開始か
神浦 元彰
軍事ジャーナリスト
12月5日付け読売新聞によれば、米情報筋は3日、読売新聞(ワシントン支局)に「米政府は、北朝鮮の金正日総書記の病状が当初想像していた以上に悪い、との見方を強め、金総書記の失脚または死亡を前提にした対処計画の策定を始めた」ことを明らかにしたという。同筋によれば「金総書記が全面復帰する可能性は極めて低...
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2008-12-07 10:40
山田禎介氏の対露政策転換の提案に異議あり
西村 洋治
団体役員
12月5日付け本欄への山田禎介氏の投稿「対露関係は、伝統的北方シベリア観から脱却を目指せ」には、異議があるので、以下にその理由を述べる。まず「伝統的北方シベリア観」なる言葉で山田氏が何を意味しているのかが不明だが、結論部分で「ロシアが歴史的に関心を寄せてきたのが、北海道、とくに函館なのだから、函館...
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2008-12-07 08:47
政治家は「内需喚起」のメッセージを発せよ
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
好天にも恵まれた京都で、たっぷり紅葉を楽しんできた。地元の人に聞いても近年になく鮮やかな紅葉だということで、先の週末は永観堂、曼殊院をはじめ、紅葉の名所と言われるほどの場所には、観光客が溢れかえった。未曾有の経済危機だ、景気はどん底だ、というのが本当かいな、というほどの賑わいである。昼食時のあの南...
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2008-12-05 07:54
司令塔なき党・内閣運営に揺らぐ政権
杉浦 正章
政治評論家
首相・麻生太郎自身に起因する問題もさることながら、この政権の最大の欠陥は首相の防波堤となって采配をふるう司令塔が党、内閣に存在しないことだ。いないどころか幹事長が「ポスト麻生」をいの一番に口にするかと思えば、首相秘書官が国会対策をやるような状況だ。したがって麻生が“危険”な首相番記者との質疑応答を...
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