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2009-06-05 13:26
(連載)自民党「防衛大綱」提言の防衛費縮減撤回要求(1)
高峰 康修
岡崎研究所特別研究員
我が国を取り巻く安全保障環境は、短期~中期的には北朝鮮の核および弾道ミサイル、中長期的には中国の海洋および宇宙への進出に象徴されるように、悪化こそすれ好転する要素は一つも見当たらない。にもかかわらず、平成15年度予算以来、財政改革の錦の御旗のもと、防衛費・防衛力の縮減を続けてきた。しかも、制空権・...
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2009-06-04 09:28
「平等という幻想」について考える
大藏 雄之助
団体役員
フランス革命以来、近代国家においては国民は、自由と平等を保障されることになっている。しかし、そもそも平等など存在するのであろうか。日本国憲法が第14条で「法の下における平等」とうたっているのは、「裁判を受ける権利(access to the law)」のことだが、実はこれも空文である。不当だと思っ...
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2009-06-04 07:45
鳩山邦夫の「私闘」で政界再編は無理
杉浦正章
政治評論家
総務相・鳩山邦夫の「私闘」で政界再編を牽引できるかというと、極めて疑わしい。逆に日本郵政社長の西川善文の続投を認めなければ、総選挙を前に郵政民営化推進派がことを「政局」に持ち込み、自民党分裂の引き金を引きかねない。首相・麻生太郎はまたまた瀬戸際の危機にひんしている。一部新聞や民放テレビなどに、常軌...
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2009-06-03 09:26
(連載)年金への信頼を取り戻すために(2)
古川 元久
衆議院議員(民主党)
新制度の制度設計にあたっては、多様な生き方が存在する社会と老後の安心を求める国民の要請に合った形とすることが必要です。すなわち職業によって違いがなく、一定額の年金はすべての人に保障される仕組みでなければなりません。こうした観点に立ち、私たち民主党が提案しているのが、所得に応じて保険料を納め、納めた...
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2009-06-02 11:02
(連載)年金への信頼を取り戻すために(1)
古川 元久
衆議院議員(民主党)
先日、政府から発表された年金給付額の世代間格差拡大のニュースは、ただでさえ信用されていない現行制度に対する不信を、ますます増大させました。特にその不信感は、これからまだ何年も年金保険料を払わなければならない若い世代ほど顕著です。いつになったら解決するのかわからない「消えた年金」、「消された年金」問...
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2009-06-01 10:03
いまこそ問われる日中の「戦略的互恵」関係
鍋嶋 敬三
評論家
北朝鮮の2回目の核実験に対する国連安全保障理事会の非難決議案の行方は、北朝鮮に最も影響力があるとされる中国の出方にかかっているが、制裁強化を狙う日米に対して中国は慎重な姿勢に終始してきた。オバマ米大統領は強力な決議を迅速に採択する必要を強調したが、中国とも協調する姿勢を崩していない。日本は実効ある...
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2009-06-01 09:38
頭角現す菅義偉“政局スポークスマン”
杉浦正章
政治評論家
近ごろカラスの鳴かない日はあっても自民党選挙対策副委員長・菅義偉(すがよしひで)の名前を見聞きしない日はない。同じ漢字の名前・菅直人(かんなおと)の回数を上回り、菅とだけ出ても「すが」と読むようになってきた。その発言は政局中心だが、実に的を射ており、報道各社の政治部取材には欠かせぬキーパーソンとな...
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2009-05-30 14:21
(連載)北核実験に「新たな制裁」をめざす国連安保理(2)
神浦 元彰
軍事ジャーナリスト
今回の核実験は、あきらかに軍部の行ったもので、労働党は関与していないと思う。しかし労働党は、軍部の暴走に危機感を持ち、国際世論の反発を避けるため中国やアメリカに事前通報(1時間前)したのではないか。この1時間前に行なった通報には、核実験を行った軍部は関与していないと思う。
これがテポドン2...
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2009-05-29 09:20
(連載)北核実験に「新たな制裁」をめざす国連安保理(1)
神浦 元彰
軍事ジャーナリスト
国連安全保障理事会は5月25日午後(日本時間26日早朝)、緊急理事会を開催し、25日に北朝鮮の行なった核実験を安保理決議違反であるとして強く非難する議長談話を出した。また、緊急理事会は、北朝鮮に新たな制裁を課すことで一致した。新たな制裁案とは、洋上における北朝鮮貨物船の臨検の強化などを含むようであ...
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2009-05-27 17:27
民主党代表の交代にあたり思う
船田 元
衆議院議員
3年間にわたって民主党を引っ張ってきた小沢民主党代表が、去る5月11日に辞任しました。3月に西松建設からの違法献金を疑われて、公設秘書が逮捕起訴されたことに対して、直接の説明も、謝罪もなく、政権交代の可能性を目前にして、「党内の対立を避けるため」という理由で辞任する、と記者会見で述べました。麻生総...
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2009-05-27 07:38
総選挙後は“百鬼夜行”の状態となるか
杉浦正章
政治評論家
ぐずぐず辞任を引き延ばした「なんとか一郎」が、「なんとか太郎がぐずぐず解散延ばした」と批判しているが、泣いても笑っても夏の総選挙は避けられまい。ここに来て自民、民主両党の間で勝敗見通し論議が盛んだが、総じて自民敗北の見方が強い。しかし民主党が単独過半数を取れるとの見方は少なく、比較第一党の民主党中...
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2009-05-26 09:19
(連載)日本国憲法の前文と9条について考える(2)
茂田 宏
元在イスラエル大使
国際法では、国家は国際法に従う義務はあるが、それを満たせば諸国家は平等である。他国と対等関係に立つために、ここでいう「政治道徳の法則」(その内容は必ずしも明確でない)に従わなければならないということはない。それに従っていないから、その国を対等とみなさないという考え方は、危険な考え方である。
...
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2009-05-25 20:40
(連載)日本国憲法の前文と9条について考える(1)
茂田 宏
元在イスラエル大使
憲法前文には「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」とある。これは9条の元になっている考え方であるが、日本の周辺諸国に信頼に値する公正と信義があるのであろうか。...
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2009-05-23 14:57
新型インフルエンザへの対策を考える
中山文麿
LEC大学客員教授、政治経済社会研究所代表
新型インフレエンザ(A/H1N1)が成田空港の機内検疫で見つかって以来、神戸や大阪をはじめ各地で感染者が発生してきた。日本人は外国人と比較しても健康に対して人一倍強い関心を有する国民であり、マスクも違和感なく装着し、警戒してきた。それにも拘らずアジアでは飛びぬけて感染者の発生数が多い国になってしま...
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2009-05-22 08:00
一歩前進の自民党世襲制限
杉浦正章
政治評論家
一瞬、元首相小泉純一郎の側近中の側近である元幹事長・武部勤が、小泉を裏切って世襲制限に踏み切ったのかと思った。元首相といえどもノー・バッジになることは惨めなものだと感じたが、そうではなかった。息子小泉進次郎は無所属で立候補し、当選後公認というシナリオだ。語るに落ちた自民党の世襲制限だが、一歩前進に...
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2009-05-20 09:12
(連載)二大同業者組合にすぎない日本の二大政党(2)
藤井 厳喜
・ケンブリッジ・フォーキャスト・グループ・オブ・ジャパン代表取締役
つまり私の立場からすれば、ある政策分野では自民党を支持するが、他の政策分野では民主党を支持するといった立場になってしまう。恐らくそう感じている国民は多くいるはずである。そういった政策上の捩れ現象を放置したまま、「政策本位の政治を取り戻せ」と言ってみても、まことに空しいのではないだろうか?
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2009-05-19 09:54
(連載)二大同業者組合にすぎない日本の二大政党(1)
藤井 厳喜
ケンブリッジ・フォーキャスト・グループ・オブ・ジャパン代表取締役
民主党の小沢一郎代表が5月11日に辞任した。小沢代表の辞任そのものについて今、云々するつもりはない。私が指摘したいのは、今、自民党と民主党の間にある政策の捩れ(ねじれ)現象である。5月12日付け読売新聞は、第一面に政治部長の署名入り記事を載せ、「政策本位の政治取り戻せ」と訴えていた。その主張自体は...
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2009-05-19 09:13
(連載)核を巡る国際環境の変化と日本(2)
鍋嶋 敬三
評論家
包括的な核戦略の必要が生じた背景は、冷戦終結後20年間の変化である。米国とロシアの戦略核、戦術核とも大幅に削減され、米国の安全保障戦略にとって核兵器への依存度は大幅に減少した。その一方で、核テロリズムと核拡散という新しい挑戦に直面している。地域的な核攻撃に対してはミサイル防衛の有効性を説き、開発と...
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2009-05-19 07:59
世論の政権交代志向が復活した
杉浦正章
政治評論家
19日で全国紙全ての世論調査が出そろったが、結果は衝撃的な内容となっている。あれだけ「小沢院政」と叩かれたにもかかわらず、政党支持では民主党がリードし、なって欲しい首相候補では代表・鳩山由起夫が首相・麻生太郎に圧勝の形だ。いかに国民の政権交代志向が強いかを物語るものだろう。小沢一郎の公設秘書逮捕以...
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2009-05-18 13:34
速やかに、党首討論を実現せよ
角田 勝彦
団体役員・元大使
5月17日、民主党は、鳩山新代表のもと、岡田幹事長、小沢選挙担当筆頭代表代行の新体制で、間近に迫った総選挙に臨むことになった。マスコミ各社の緊急世論調査によれば、民主党の政党支持率は10%近くも上昇して自民党と逆転し、衆院比例区の投票先としても自民党に対する優勢を強めた。総選挙後の総理にふさわしい...
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