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2009-05-13 13:24
日本国際フォーラムの「4島返還」要求アピールを支持する
菅野 智嵩
会社員
5月11日付け各紙に発表された日本国際フォーラムの緊急アピール「対露領土交渉の基本的立場を崩してはならない」を読み、いろいろのことを考えました。「四島返還」原則の堅持は、日本政府、日本国民の義務だと思います。麻生総理および谷内政府代表が主張する「3.5島返還」等の論は、例えて言えば、北朝鮮政府に対して、拉致被害者横田めぐみさんの胴体だけ先に返せ、首は後で奪還するから、と言うようなものであって、奇妙奇天烈な論ではないでしょうか?
尚、ロシアには他にも要求すべきことが沢山あります。それは、日ソ中立条約を破り、ソ満国境で暴虐を働き、そしてシベリアに日本兵を抑留したことについての損害賠償金一括支払の要求です。私は専門家ではないので、正確な金額の計算はできませんが、これらの請求金額は、利子も加えれば、百兆円をも超える金額になるのではないのでしょうか?
ロシアは去年、グルジアに侵攻しました。今度は、北方領土から北海道に侵攻するつもりでしょうか?去年のアメリカ大統領選挙に際し、共和党の副大統領候補だったサラ・ペイリン氏は、グルジア紛争に関連して「対露開戦も辞さない」と発言されたそうです。我々もロシア人に「百年前、君達は世界で初めて黄色人種に負けた白色人種だ。日本人が本気になったらどうなるのかを忘れたのか?」ということを、思い出させる必要があります。
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