国際問題 外交問題 国際政治|e-論壇「百花斉放」
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2009-08-25 09:16

(連載)「民主党政権」で日米同盟は揺るがぬか?(2)

鍋嶋 敬三  評論家
 同盟の根幹をなす安保政策について、民主党は地位協定改定などを「対等」の象徴と考えているのかも知れない。しかし、口で言うのは易し、である。「対等」というなら、米国はより大きな責任と役割、資金分担を求めてくるだろう。日本の安全保障の基本方針は防衛計画の大綱(2004年12月閣議決定)に明記されている。...▶続きはこちら
2009-08-24 18:10

(連載)64回目の終戦記念日に思うこと(1)

茂田 宏  元在イスラエル大使
 今年も8月15日、武道館で政府主催の戦没者慰霊式典が行われ、天皇陛下、麻生総理、その他の方々が戦没者への追悼を述べ、平和を維持することの重要性を強調した。NHKをはじめ、マスメディアも例年通り、戦争体験を語り継ぎ、平和の尊さを強調する報道を行った。これらの報道を見ながら、私の感じたことを次の通り述...▶続きはこちら
2009-08-24 11:01

(連載)「民主党政権」で日米同盟は揺るがぬか?(1)

鍋嶋 敬三  評論家
 日本外交の基軸は日米同盟関係である。8月30日投票の総選挙の世論調査で民主党の圧倒的優勢が伝えられる。日本の安全が守られるためには、日米同盟が揺るがないことが、外交の大前提である。民主党はマニフェストで「緊密で対等な日米同盟関係」を作るため、「日本の責任を積極的に果たす」と公約した。具体的には、米...▶続きはこちら
2009-08-24 07:40

小沢絶対支配の民主党政権の構図

杉浦正章  政治評論家
 有権者が圧倒的多数で民主党を選ぶと言うことは、何を意味するか。マニフェストに盛りだくさんあるばらまき政策はさておくとして、民主党を選択することにはいろいろな意味がある。出来るかどうかは別として、霞が関改革の選択であり、内需主導型景気刺激策の選択であり、「核持ち込み禁止明言」が象徴する危うい日米安保...▶続きはこちら
2009-08-23 12:22

「ミクロネシア・ポリネシア・メラネシア連合」構成が最善策

松井 昭夫  会社員
 はじめまして、こんにちは。8月19、20日の本欄「百花斉放」に連載された高槻康修さんの「ミクロネシア3国の沿岸警備能力強化を支援する意義(1)、(2)」を大変興味深く読ませてもらいました。

 ミクロネシアと似ている国々として、ほかにポリネシアやメラネシアがあります。太平洋にたくさんある島々の...▶続きはこちら
2009-08-22 11:57

(連載)北米の共和主義と日本の裁判員制度について(2)

河野 勝  早稲田大学政治経済学術院教授
 さて、振り返って、日本では一般の人が裁判に関わる裁判員制度が導入されようとしている。これは日本の社会のあり方に各個人が citizen として関わることを促進するという点において、歓迎すべき制度だと思う。この制度の導入に反対している人たちは、これまで専門の裁判官たちだけで正しく裁判が行われてきて何...▶続きはこちら
2009-08-21 13:49

韓国に求められる礼節を弁えた理性的な対応

入門 貴男  文化女子大学
 日本と韓国が互いに領有権を主張している竹島(韓国側名称:獨島、または独島)は、1905年の島根県への編入以降日本が領有していたが、第二次世界大戦終戦後の1952年1月18日、韓国の李承晩大統領の海洋主権宣言以降は、韓国が武力制圧し、日本政府はこれを不法占拠として非難している。日本政府は1954年、...▶続きはこちら
2009-08-21 11:24

(連載)北米の共和主義と日本の裁判員制度について(1)

河野 勝  早稲田大学政治経済学術院教授
 あまりに有名なので引用するのも気が引けるが、アメリカのケネディ大統領の就任演説の一節に、「国が君たちのために何ができるかではなく、君たちが国のために何ができるかを問いなさい」(Ask, not what your county can do for you, ・・・ask what you can...▶続きはこちら
2009-08-20 20:39

ロシアから北方領土を取り戻すために

宮崎 厚  ベンチャー企業顧問
 北方領土関して、ロシアは何故日本に返さないのか。(1)第二次大戦の戦勝国意識としての意地、(2)ロシアの国民性としての国粋主義、(3)経済的利害・得失による打算、(4)日本に対するイチャモン、(5)ロシアの国民性としての日本嫌い、(6)帝政時代から変わらぬ領土拡張主義、などの理由が考えられます。日...▶続きはこちら
2009-08-20 09:39

(連載)ミクロネシア3国の沿岸警備能力強化を支援する意義(2)

高峰 康修  岡崎研究所特別研究員
 日米豪とミクロネシア3国との海洋秩序維持に関する協力関係構築には、マラッカ海峡における取り組みが参考になるはずである。マラッカ海峡は周知の通り海賊の巣窟であったが、これに対処することを目的として、沿岸各国に加えて日本などの関係国が枠組み作りのために話し合いを重ね、2004年11月には、シンガポール...▶続きはこちら
2009-08-19 11:39

(連載)ミクロネシア3国の沿岸警備能力強化を支援する意義(1)

高峰 康修  岡崎研究所特別研究員
 太平洋のミクロネシア3国(マーシャル諸島、ミクロネシア連邦、パラオ共和国)の沿岸警備隊創設に向けた国際会議が、来年1月をめどに開催される予定である。この会議には、ミクロネシア3国の政府に加えて、日本の海上保安庁、米国の沿岸警備隊、オーストラリア海軍の関係者が出席し、沿岸警備隊創設に向けたミクロネシ...▶続きはこちら
2009-08-19 07:44

「非核3原則」法制化は、日米安保崩壊に直結する

杉浦正章  政治評論家
 民主党代表・鳩山由紀夫の答弁を聞いた社民党党首・福島瑞穂のおばさん顔が、ゆがむように“ほくそ笑んだ”。筆者はわが耳を疑った。党首討論で鳩山が非核3原則の法制化検討を明言したのである。日米安保体制の根幹を崩壊させかねない問題が、次期首相と目される人物からやすやすと発言された。安保反対が党是だった旧社...▶続きはこちら
2009-08-18 09:31

(連載)国民の政治姿勢の変化に期待する(2)

角田 勝彦  団体役員
 マニフェストそのものは一般には長すぎ難しすぎるにしても、他者の批判を通じ要点は判るし、ぼろや各党が意図的に隠している問題点も出てくる。過熱気味である各党の相互ケチ付け合戦(ネガティヴ・キャンペ-ンもある)も役に立っている。反発を受け、マニフェストが修正されることもある。民主党は7月27日にマニフェ...▶続きはこちら
2009-08-17 17:21

北朝鮮の核兵器について

入門 貴男  文化女子大学
 北朝鮮の核兵器開発に関しては現在のところ、北朝鮮自身による確実な情報が公開されているわけではないので、全て推測によってしか判断出来ない。本投稿では、北朝鮮以外の国々で行われている各種の推測の概略を示す。北朝鮮は2006年10月9日と2009年5月25日に地下核実験を実施し、2006年には公式に核兵...▶続きはこちら
2009-08-17 12:21

クリントン元大統領の北朝鮮訪問の意味

坂本 正弘  日本戦略研究フォーラム副理事長
 クリントン元大統領の突然の北朝鮮訪問は、アメリカの意図がどこにあるのかを改めて考えさせられる事件であった。確かに抑留されている2人のジャナリストの釈放は多くのアメリカ人をほっとさせ、オバマ政権の人気を支えた面があったかもしれないが、アメリカが失ったものも小さくないと考える。

 第1は、米国の...▶続きはこちら
2009-08-17 09:48

(連載)国民の政治姿勢の変化に期待する(1)

角田 勝彦  団体役員
 いまさらという気はするが、8月18日には総選挙が公示され、各党党首の第一声(自民麻生は東京、民主鳩山は大阪)を皮切りに、各地で真夏の選挙戦が正式に繰り広げられる。実は、自民と民主の政策目標には共通している点が多く、予想される政権交代が実現したからといって、政策面では「歴史的転換期」と巷間騒がれてい...▶続きはこちら
2009-08-17 02:34

「核廃絶」論議は現実を踏まえて

吉田 康彦  大阪経済法科大学客員教授
 広島・長崎への原爆投下の記念日を迎えて、毎年8月、日本のメディアは「核廃絶」論一色に染まる。国民の関心が高まるのは悪いことではないが、一過性のムードで事態が変わるわけではない。それでも今年は、オバマ米大統領のプラハ演説を受けて、秋葉広島市長も田上長崎市長も勢いづいていた。しかし、日本人は身勝手な論...▶続きはこちら
2009-08-12 10:25

親露政権下でのチェチェン社会の無法化・無道徳化

菊池由希子  国際関係専門家
 チェチェンのNGO「スパショム・パカレニエ」代表ザレーマ・サドゥラーエヴァとその夫アーリック・ジャブライーロフが、8月10日の午後にチェチェンの首都グロズヌイにある事務所から5人の覆面をした男たちに車で連行され、行方がわからなくなっていた事件は、11日の午前4時頃に彼女の夫の車のトランクから無数の...▶続きはこちら
2009-08-11 09:32

ロシアの戦略の罠にはまっているチェチェン人たち

菊池由希子  国際政治専門家
 7月15日のナターシャ・エステミーロヴァの誘拐殺害事件から1カ月もたたない8月10日の午後に、今度はNGO「スパショム・パカレニエ(Let's Save the Generation)」の代表ザレーマ・サドゥラーエヴァとその夫が誘拐されるという事件が、チェチェンの首都グロズヌイで起こった。現在、行...▶続きはこちら
2009-08-10 10:14

(連載)北朝鮮の核兵器にどう向かい合うか。(4)

阿部 信泰  日本国際問題研究所 軍縮・不拡散促進センター所長
 そもそもそのような攻撃が起こる前に十分な抑止力によって北朝鮮がそのような行動に出ないように抑止する方がベターであり、日米安保体制に基づく抑止力が焦点となる。しばしば「米国の核抑止力は大丈夫か」という形で議論されるが、「抑止力」とは本来、核・通常あらゆる戦力を総合的に駆使して、相手が攻撃を開始しても...▶続きはこちら
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