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2009-09-18 09:28
(連載)「友愛」外交と国際協調(3)
角田 勝彦
団体役員
実は、外交面ではさしたる変革はないかも知れない。緊密な日米関係維持については両国間に異論はない。鳩山代表はオバマとの電話会談などで新政権発足後は日米同盟を基軸としていくことを明確に伝えた。普遍的価値を共有する点でも、国民感情からしても、その方針は正しい。米国の衰退とG2時代の到来を説く者もいるが、...
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2009-09-18 07:52
小沢院政と民主党の「自民党化」
杉浦正章
政治評論家
1968年父親・左重喜亡き後、母親・みちから「どうせ政治家商売やるなら角さんのところにわらじを脱ぎなさい」と言われて、田中角栄に挨拶に来たときから、小沢一郎を知っている。容貌を見て瞬時に「こいつはものになる」と見抜いた田中の言った言葉は、「親の七光りをあてにするな。戸別訪問3万軒、辻説法5万回やり...
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2009-09-17 17:46
日米地位協定への環境条項明記の要求は緊急の課題か?
高峰 康修
岡崎研究所特別研究員
民主・社民・国民新党の新しい連立与党は、3党連立政権合意文書に「日米地位協定の改定を提起する」と既に明記していたが、その具体的内容として、まず日米地位協定への環境条項の明記を要求する方針のようである。環境条項は、在日米軍基地内で環境汚染が起きた場合に回復義務を負わせるというものである。現行の地位協...
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2009-09-17 09:47
(連載)「友愛」外交と国際協調(2)
角田 勝彦
団体役員
さらに国連総会演説、各種サミット演説、オバマ始め各国首脳との会談などの機会に、鳩山首相がオバマの国際協調の理念を支持し、友愛の理念を敷衍することは、抽象的美辞麗句と言われても、我が国の変化を認識させ、その存在感を高めるのに役立とう。とくに、核不拡散については、我が国には「核の傘」弱体化を懸念する声...
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2009-09-16 17:55
(連載)「友愛」外交と国際協調(1)
角田 勝彦
団体役員
鳩山政権がいよいよ発足した。国民は大きな期待とともに若干ならぬ不安をもって新政権の行方を見守っている。筆者は、内政について、9月10日付寄稿「まず景気回復と雇用確保の政策継続を」で私見を表明したが、「国の大事」である外交(安全保障を含む)については、鳩山首相の9月下旬訪米など重要な国際デビューをを...
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2009-09-16 07:49
地雷原を行く主要閣僚たち
杉浦正章
政治評論家
テレビでお馴染みの“役者”がよくそろった。まるでオールスターキャストでポピュリズムの極致の様相だ。9月16日に発足する3党連立政権の顔ぶれを見れば、右から左まで、また親小沢から反小沢まで、すべてをそろえた挙党体制に、鳩山由紀夫が腐心したことが分かる。しかし主要閣僚のまさに“革命的”な信条や発言と、...
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2009-09-16 07:00
マニフェストは守るのが大原則・・・だが
玉木洋
大学教授
昨日の拙稿「マニフェストにこだわらずより良い政策を」に、若干の補足をさせていただく。いうまでもなく、マニフェストはこれを守って約束通り実行することが大原則である。それでなければ政策をマニフェストとして掲げて選挙の洗礼を受ける意味がない、というのが基本である。それは私もそう思う。「政策変更しなければ...
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2009-09-15 17:10
マニフェストと君子豹変
伊藤 英成
元衆議院議員
先の衆議院選挙は民主党の圧勝に終わった。明日には鳩山政権が発足する。
今回の選挙では各党がマニフェスト(政権公約)を発表し、新聞各紙、テレビ、雑誌もマニフェストを極めて重視し、その解説やマニフェストの各党比較を報じた。マニフェスト選挙でもあった。
選挙後、新聞論調やテレビでのニュースキ...
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2009-09-15 10:41
マニフェストにこだわらずより良い政策を
玉木洋
大学教授
子育て問題にせよ、経済問題にせよ、環境問題にせよ、財政問題にせよ、安保外交問題にせよ、現在の日本は非常に重要な時期を迎えている。この時期に政権交代を勝ち取った民主党の責任は非常に重い。日本の行く道を誤らぬよう、正しい政策を的確に選択し、実施していかなければならないが、その際に気になるのは、民主党の...
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2009-09-14 07:35
赤字国債か増税しか出口のない鳩山「新首相」
杉浦正章
政治評論家
早くも方向転換して赤字国債を増発するか、消費税の早期導入に踏み切るか、それともマニフェストを反故にするか。今週発足する鳩山由紀夫政権は、“売り”の内政で直ちに“祭のツケ”に直面する。経済・財政状況を分析すれば、民主党政権がいかに厳しい現実に直面しているかが分かる。これまで追い風に乗りにのって「あれ...
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2009-09-14 00:54
「理系内閣出現」の報道は、皮相・浅薄な分析
吉田 康彦
大阪経済法科大学客員教授
鳩山次期首相が東大工学部卒業後、スタンフォード大学工学部に留学するなど理科系出身、副総理で入閣予定の菅直人代表代行も東工大卒、官房長官就任予定の平野博文氏も中央大学理工学部卒、というわけで、戦後初の「本格的理系内閣の出現に注目」という記事が新聞各紙を賑わしているが、いかにも学歴社会らしい皮相的で、...
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2009-09-11 07:52
(連載)この国の来し方行末(5)
野田 英二郎
元駐インド大使
特に中韓両国の国民から、わが国は未だに充分の信頼を得ていないとすれば、日本があれほど大規模に長期間にわたって、これら両国及び東南アジア諸国に、加害者として行動したことにつき、われわれ日本国民が乏しい認識しか持っていないことの背景を考えなければならない。先ず、前記のとおり、「神国日本」が「聖戦」を遂...
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2009-09-10 15:50
まず景気回復と雇用確保の政策継続を
角田 勝彦
団体役員
鳩山民主党代表は、首相に選出された後の訪米で、国連総会及び世界20か国・地域(G20)金融サミットに出席し、米中露など列国首脳と会談する旨報じられている。中心となるテーマの一つは、難航している世界景気回復のための国際協調である。ロンドンで開かれたG20財務省・中央銀行総裁会議も、金融緩和や財政出動...
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2009-09-10 10:11
(連載)この国の来し方行末(4)
野田 英二郎
元駐インド大使
しかし、他面において、米国を頭とする連合国としては、占領行政を円滑に進める上で、日本国民の天皇崇拝の気持を無視することはできず、天皇制廃止が中国及び豪州等より、かなり強く主張されていたにも拘わらず、結論として天皇制を存続することを認めることとなり(昭和天皇の退位も求めず)、新憲法において「国民統合...
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2009-09-09 09:52
(連載)この国の来し方行末(3)
野田 英二郎
元駐インド大使
わが国が、明治年間に、日清・日露の両戦争で勝利し、更に第一次大戦での勝者となり、世界の一等国の仲間入りをしたという急速な地位の向上によって、わが国の政府及び軍は、国際的孤立も意に介しない自信過剰に陥ったのである。戦前戦中の日本の国の機構は、文字通り神格化された天皇を頂点とした組織であった。これは、...
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2009-09-09 07:36
ポピュリズムに走る鳩山の「暴走第1号」
杉浦正章
政治評論家
首相・細川護煕が「国民福祉税」を打ち出したときは、「あっ、これでつぶれる」と直感したものだが、鳩山由起夫の「CO2の25%削減」も、直後は全く同じ感覚に襲われた。しかし、鳩山は、まだ首相に就任していなかった。恐らく鳩山は、細川などのポピュリズム型リーダーや芸能人らがとらわれる「人気至上主義症候群」...
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2009-09-08 10:44
オリンピックの東京開催への一抹の不安
大藏 雄之助
評論家
古い出来事であるが、1980年の2月の終わりごろ、私はニューヨークからサンフランシスコ経由で帰国の途中、大嵐のために飛行機がモントリオール空港に緊急着陸した。この悪天候のために付近を飛ぶ民間航空機はすでに何機もこの飛行場に降りていたようで、狭い出入国ロビーは動けば他の乗客と体が触れ合うほどの混雑だ...
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2009-09-08 10:01
(連載)この国の来し方行末(2)
野田 英二郎
元駐インド大使
明治の「大日本帝国憲法」の根底には、「国体」があった。国体とは、天照大神の子孫である(初代天皇)神武天皇により建国された「大日本帝国」が、天皇により統括され、「臣民」は天皇に無条件に服従する組織体であるということであった。但し、天照大神は、もちろん神話の中の存在であり、神武天皇についても、実在の人...
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2009-09-07 23:02
塚崎公義先生の「外国人労働者受入れ」不要論に賛成!
玉木洋
大学教授
塚崎公義先生の9月4日付け本欄への投稿「外国人単純労働者の受入れは不要」に賛成です。もちろん、外国人単純労働者の受入れについては、「低賃金の単純労働者の確保によって、競争力を維持したい」という製造業の事業者の、受入れ拡大論があり、それはそれなりに分からなくもないところがあります。しかし、日本社会全...
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2009-09-07 22:55
高峰康修さんの「目標設定」慎重論に賛成!
玉木洋
大学教授
高峰康修さんの9月6~7日付けの本欄への投稿「温室効果ガス削減目標の設定は慎重に対応せよ」は、重要な点を突いておられるものと思います。対外約束は極めて慎重にすべきだと思います。もちろん、8月28日の私の投稿でも述べたとおり、世界全体での大幅な温室効果ガス排出削減は必要でしょうが、日本のみが先に過度...
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