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2014-03-12 06:13
議員劣化の元凶は小選挙区にある
杉浦 正章
政治評論家
首相側近の右傾化発言が、こだまがこだまを呼ぶように世界中に広がって、いまだに反響が止まらない。一番の問題は首相・安倍晋三が側近発言を「個人の発言」として、否定しないことだ。これが、米国の新聞に疑心暗鬼を呼び、中韓両国に揚げ足を取られる最大の理由であろう。しかし問題の根はもっと深いところにある。それ...
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2014-03-11 12:36
憲法解釈の見直しによる集団的自衛権の行使について
船田 元
元経済企画庁長官
憲法解釈の見直しを実現するには、これまでの国会答弁の積み上げがあるので、慎重な検討と議論が必要となる。解釈の変更により集団的自衛権を認めるとしても、その範囲は限定的でなければならない。
安倍総理の諮問機関である「安保法制懇談会」においては、当初広範囲の集団的自衛権を認めるような議論が行われ...
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2014-03-10 10:35
抑止力低下が招いたウクライナ危機
鍋嶋 敬三
評論家
オバマ大統領が「米国は世界の警察官にならない」と、第2次世界大戦後の米国が担ってきた国際秩序維持の役割の終わりを告げて、丁度半年。プーチン大統領の軍事力によるクリミア半島の実効支配が進み、ウクライナ危機はますます深刻化している。ロシアによって国土の5分の1を占領されていると非難するグルジアのサアカ...
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2014-03-08 21:13
(連載2)トルコの憂鬱ーシリア和平の行方
川上 高司
拓殖大学教授
だが、国境を封鎖すれば、物資の流通も止まる。トルコからシリアへの救援物資は滞り、シリアからの難民も足止めされてしまいかねない。そうなればシリアの人道上の危機はさらに深まっていく。また、長い国境線を完全に封鎖することは不可能であろう。トルコの憂鬱は簡単には晴れそうにもない。
サウジアラビアで...
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2014-03-07 12:10
(連載1)トルコの憂鬱ーシリア和平の行方
川上 高司
拓殖大学教授
1月22日に始まったシリア和平会議「ジュネーブ2」はシリア内戦解決に向けてのほんの1歩にすぎない。それでも昨年9月には軍事力による介入を検討していたことを考えれば、外交による解決を目指すという明確な方針が確立したことは評価すべきであろう。
シリア問題は複雑である。政治的には、アサド政権を排...
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2014-03-05 11:27
ウクライナ危機の本質
河野 勝
早稲田大学政治経済学部教授
クリミア半島をロシア軍が支配下に置いた。この国際危機については、いくつか思った点を備忘録としてまとめておきたい。第一に、ロシアがあれだけ迅速に大量の軍隊を派遣し、ほとんど一夜にして実効支配を確立したということは、おそらくかねて半島を奪還するシナリオを思い描き、これまでに何度も図上シミュレーションや...
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2014-03-03 10:49
高まる米軍の抑止力低下のリスク
鍋嶋 敬三
評論家
ヘーゲル米国防長官が2月24日発表した2015会計年度国防予算は今年度に続き4960億ドル(約50兆円)となり、2年間で750億ドルもの国防費削減の大なたを振るった。財政危機を乗り切るため強制的に財政規模を縮小する超党派の予算法に基づくものだが、陸軍兵力を第2次大戦以後最小の44~45万人にまで減...
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2014-03-03 07:07
河野談話検証で、日韓外交未知の水域へ
杉浦 正章
政治評論家
どうも「朴槿恵言いつけ外交」の命名者としては、今度の朴の発言をどう形容するかだが、当てはまる言葉は「強請(ごうせい)外交」であろうか。頑迷固陋な老女によるゆすり、たかりじみているからだ。韓国政府筋がリークしている発言に含まれたメッセージなるものを分析すれば、するほど、そう読めるのだ。要するに、慰安...
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2014-03-01 13:18
スコットランドの大学理事になったスノーデン
川上 高司
拓殖大学教授
アメリカ国家安全保障局(NSA)の大規模盗聴をリークしたエドワード・スノーデンは相変わらずモスクワに滞在中と言われている。このリークでアメリカはドイツ・メルケル首相から不信感をつきつけられて、その関係修復に必死である。メルケル首相は2月15日、「EUはアメリカから切り離された独自の情報ネットワーク...
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2014-02-28 20:39
シリア和平会議「ジュネーブ2」をめぐる混迷
川上 高司
拓殖大学教授
1月17日、シリア反政府連合はシリア和平会議「ジュネーブ2」へ出席することを決めた。そしてバン国連事務総長は19日、イランを「ジュネーブ2」に招待した。イランも招待を受けて出席する意向を示していた。「ジュネーブ2」はシリア問題にむけて国際社会が本気で取り組む場となるはずだった。だが、イランの参加に...
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2014-02-27 19:28
集団的自衛権の行使について
船田 元
元経済企画庁長官
衆議院予算委員会の審議も終盤に近づいて来たが、今回ほど集団的自衛権や憲法解釈の変更について議論されたことは、過去にはなかったと思う。国連が認める独立国としての安全保障に関する権利は、個別的自衛権と集団的自衛権である。個別的自衛権とは、外からの急迫不正の侵略に対して、その国が単独で戦う権利。集団的自...
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2014-02-27 11:19
究極の選択:アルカイーダか、アサドか
川上 高司
拓殖大学教授
1月22日にシリア和平会議「ジュネーブ2」が開催された。アサド大統領は早くから参加を宣言していたが、反体制側は態度を決めかねていた。反体制側は足並みが揃わない。内戦の様相も変わってきている。もともと民主化を求めて立ち上がったシリア自由軍は夢破れて戦意を喪失しつつあり、かわって主導権を握っているのが...
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2014-02-25 17:10
相次いだ記録的大雪
船田 元
元経済企画庁長官
去る2月8日と15日、関東地方は2週連続で大雪に見舞われた。各地で数十年来の記録を破る積雪を観測し、交通機関も大幅に乱れた。多くの催しものも延期や中止のやむなきに至り、私の後援会「新春の集い」も中止となり、皆様にご迷惑をおかけしてしまった。
今回の大雪は関東南岸を通過する低気圧が急速に発達...
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2014-02-22 15:23
イラク、シリアで猛威を振るうアルカイーダ系組織
川上 高司
拓殖大学教授
イラクのマリキ首相はついに国際社会へ助けを求めた。イラク西部のアンバル地方をアルカイーダ系過激派組織が制圧、その勢力をじわじわと拡大しつつある。2月15日にはバグダッドでもシーア派居住地に近いところで自爆テロが続発、北部の街でも爆弾テロが起こっている。もはや犠牲者の数のカウントは意味がないほどに情...
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2014-02-21 14:24
注目されるイランの対アルカイーダ姿勢
川上 高司
拓殖大学教授
イラクのアンバル地方ではアルカイーダと繋がりのあるスンニ派過激派組織が勢力を伸ばし、主要都市であるファルージャを支配下に収め、さらに支配地を拡大しつつある。マリキ首相は、アンバル地域のスンニ派指導者たちに政府軍とともにアルカイーダと闘うように要請した。
そのマリキ政府をバックアップするべく...
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2014-02-21 06:48
緊張急迫の極東情勢に解釈改憲を急げ
杉浦 正章
政治評論家
2月20日の国会答弁で首相・安倍晋三が集団的自衛権の行使を容認するための憲法解釈変更を閣議決定により行う方針を明言した。有識者会議の結論を待たずに踏み込んだ首相の発言は、事実上の反対派に対する宣戦布告の形となり、国内に日米安保条約改定以来の安保論争を惹起(じゃっき)する流れとなった。民主党左派、共...
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2014-02-18 06:59
日韓仲介に方向転換した米国
杉浦 正章
政治評論家
困難なものの例えとして聖書に「針の穴にラクダを通す」があるが、まさに日韓和解はその表現通りに至難の業である。しかしここは両国が譲歩するしか道はない。米国も国務長官・ケリーの訪韓を機会に「仲介」への動きを活発化させ、近く国務次官補・ラッセルを日韓両国に派遣する。2月18日にはソウルで外務省局長級の会...
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2014-02-17 14:47
「リケジョ」の力と小保方晴子さん
船田 元
元経済企画庁長官
「リケジョ」と呼ばれる人々のことをご存知だろうか。最近注目されはじめた「理科系女子」の研究者や学生のことを指すようだ。この言葉を一躍有名にしたのが、独立研究法人「理化学研究所」の小保方晴子さんである。小保方さんは、細胞の初期化に関する研究を続ける中で、たまたまガラス細管を通した細胞の幾つかに、初期...
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2014-02-14 12:18
オバマのアジア外交再始動
鍋嶋 敬三
評論家
オバマ米大統領の日本などアジア4カ国歴訪が4月下旬に設定された。2013年秋、財政危機のためアジア歴訪を中止、中国に点を稼がれる外交的失策を演じた。今回は失地回復の旅である。日本、韓国とは北東アジアの同盟国としての関係強化、マレーシア、フィリピンは南シナ海で対中国紛争を抱える両国へのてこ入れの意味...
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2014-02-13 06:49
民主は鵺(ぬえ)政党か
杉浦 正章
政治評論家
国会論議が深まるにつれて際立つのが民主党の体たらくだ。伝説の怪獣・鵺のようでとりとめもない。一方でバランスを崩しそうな首相・安倍晋三の「前のめり答弁」も目立つ。代表・海江田万里以下誰が質問に立っても、首相・安倍晋三に「倍返し」でやられて、出ると負け。NHKの世論調査では自民党支持率が36.2%に対...
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