国際問題 外交問題 国際政治|e-論壇「百花斉放」
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2008-09-04 07:49

自民党総裁選挙の所感あれこれ

杉浦正章  政治評論家
【与謝野が立てば、本格選挙】
 後藤田正純らが経済財政担当相・与謝野馨の擁立で動いているようだが、読売新聞によると与謝野も立候補に前向きな考えを示したという。本当に立つなら話は別だ。「麻生太郎対与謝野馨」の構図となれば本格選挙だ。政策的にもプライマリー・バランス(基礎的財政収支・PB)先送りの麻生...▶続きはこちら
2008-09-03 11:42

(連載)地球規模課題で日本は欧米との協力を重層化せよ(5)

古川勝久  (独) 科学技術振興機構社会技術研究開発センター・フェロー
 この点、イギリスの対米外交は巧妙である。米英同盟においては、米側の大統領が誰になろうとも、イギリス政府はすぐに緊密な協力関係を打ち立ててきた。その主な理由の一つとして、イギリスもこれらのグローバルな課題、しかも米国が戦略的重要課題とみなす課題に対して、積極的に関与してきたことが挙げられよう。しかも...▶続きはこちら
2008-09-02 17:49

(連載)地球規模課題で日本は欧米との協力を重層化せよ(4)

古川勝久  (独) 科学技術振興機構社会技術研究開発センター・フェロー
 さらに、同様のポイントは、日米同盟についても指摘されうる。米国との間でも、グローバルな課題に対する日米協力を日本はより一層推進してゆくべきである。1990年代半ばの日米安保宣言、日米防衛ガイドライン改定では、地球規模の日米協力の重要性が明確に指摘されていたが、今日、この分野における日米協力は、日本...▶続きはこちら
2008-09-02 17:28

国内政治の改革なくして、日本の国際的活躍はない

坂本正弘  日本戦略研究フォーラム副理事長
 福田総理の辞任は晴天霹靂の衝撃だが、考え抜かれた決断であるとも言える。問題は、次の総理が誰であっても、ねじれ国会や政治情勢の厳しさには変わりがないことだ。「失われた時代」の1990年代には、10人の首相が平均一年余の任期で交代した。日本の政治で、小泉内閣のような長期政権はむしろ例外で、今後も短期の...▶続きはこちら
2008-09-02 09:48

伊藤和也さんを悼む:「テロとの戦い」と日本

角田勝彦  団体役員・元大使
 8月26日のアフガニスタン東部におけるNGO「ペシャワール会」スタッフ、伊藤和也さんの拉致・殺害は、我々日本人に改めて「テロとの戦い」の厳しさを認識させた。御尊父の正之さんは悲しみをこらえ「和也は家族にとって誇り」と言われた由であるが、このような青年の存在は、日本人すべての誇りである。天皇・皇后両...▶続きはこちら
2008-09-02 09:29

福田辞任:杉浦正章氏の分析に敬服、賛同する

苦瀬雅仁  大学教授
 本日付けの杉浦正章氏の的確な分析「福田辞任で攻守逆転の与野党構図」に敬服し、賛同する。杉浦氏もご指摘の種々の状況を考えれば、政治の混乱・空白を最小限にするためにも、また自民党のためにも、この時期の退陣表明は、賢明な決断であったと考える。突然の辞任であったし、予想しがたかったものであることも事実であ...▶続きはこちら
2008-09-02 07:54

福田辞任で攻守逆転の与野党構図

杉浦正章  政治評論家
 首相・福田康夫の辞任は与野党攻防の構図をがらりと変えた。与党には安堵感が漂いはじめ、民主党は真っ青になった構図だ。政局は後継問題が話題をさらい、民主党代表選挙は影に隠れる。後継は幹事長・麻生太郎を軸に展開、新内閣は発足当初は支持率を回復しよう。麻生は事実上政策実行ではなく、衆議院を解散をさせること...▶続きはこちら
2008-09-01 10:32

北朝鮮の「核無能力化」中断声明の意味すること

大藏雄之助  評論家
 北朝鮮の「核無能力化」中断の声明が大きく報じられたが、それほど驚くべき事件であろうか。これでアメリカを揺すぶってテロ支援国指定解除をもぎ取ろうという、いつもの作戦かもしれないが、その後も北朝鮮が絶対に核兵器を放棄しないことは、前回この欄(8月18日掲載第710号)で述べたとおりである。最初の湾岸戦...▶続きはこちら
2008-09-01 10:16

定額減税は解散時期と密接連動

杉浦正章  政治評論家
 政府・与党が導入を決めた定額減税は、あまりにも総選挙向けのばらまき政策といった性格が濃厚である。逆を言うと、定額減税と解散・総選挙の時期は、密接不可分につながって来る可能性が高いということになる。首相・福田康夫の思惑はともかく、少なくとも自民・公明両党首脳らは、定額減税に加えて、新テロ対策特別措置...▶続きはこちら
2008-09-01 09:36

(連載)地球規模課題で日本は欧米との協力を重層化せよ(3)

古川勝久  (独) 科学技術振興機構社会技術研究開発センター・フェロー
 日本は、中国などのアジア諸国と共通の「アジア的価値観」なるものを共有している、との指摘がある。筆者もこのような価値観の存在を否定するものではない。しかし、現在、グローバル化が目覚しく進展してきた結果、様々な問題や課題が地球規模の意味合いを持ちうるようになっている現状を考えるならば、このような「アジ...▶続きはこちら
2008-08-31 17:04

(連載)地球規模課題で日本は欧米との協力を重層化せよ(2)

古川勝久  (独) 科学技術振興機構社会技術研究開発センター・フェロー・
 もとより、アジア地域における様々な問題には、地球規模の側面が指摘されうる。例えば、アジア地域におけるエネルギー安全保障、原子力発電増設、感染症対策、気候変動、兵器拡散などの重要課題は、全て地球規模で取り組まなければ解決できない課題でもある。また、これらの問題に対処するために、アジア地域で最大の当事...▶続きはこちら
2008-08-30 07:26

親米派の減少を嘆く

田久保忠衛   杏林大学客員教授
 「反米ナショナリスト」などと名指しされると言論界では袋だたきに遭う雰囲気は、いまは薄れつつあるらしい。ムードなどはあてにならないし、定義しようとしても難しいが、いわゆる「親米派」の勢いもさっぱりのようだ。「親米派」がさっぱり振るわないと断言できる根拠はどこにあるかと問われれば、「ある」と答えないわ...▶続きはこちら
2008-08-30 06:28

(連載)地球規模課題で日本は欧米との協力を重層化せよ(1)

古川勝久  (独) 科学技術振興機構社会技術研究開発センター・フェロー
 先月、イギリス国防省戦略企画室当局者と、気候変動がもたらす地政学的影響について話していたとき、かれは「われわれは、気候変動の影響で北極が溶けた後の世界について考えている。北極大陸が溶ければ、日本と欧州との間では新しい海路が開かれる。そうなるとアジアとイギリスの距離はもっと近くなる。今後、経済交流な...▶続きはこちら
2008-08-29 09:55

浅野勇樹氏の「温室効果ガス規制」懐疑論に異議あり

小倉 正  アルバイト
 8月14日付けの浅野勇樹氏の投稿「温室効果ガス排出規制が唯一の温暖化対策でよいののか」にいくつか事実誤認の点がありますので、指摘をしておきます。ちなみに、私は、ブログ『温暖化いろいろ』というところで、関連の外国記事などの紹介をしています。より科学的に不確実な要因(エーロゾルの影響、雲の影響などは温...▶続きはこちら
2008-08-29 09:29

(連載)公明党はナイヤガラの木の枝(2)

杉浦正章  政治評論家
 臨時国会は11月20日に会期が終了するが、会期延長しなければ「給油」はまず実現しない。したがって11月に入れば延長問題で国会は緊迫した場面を迎えざるを得ない。その場合福田に強行突破して、公明票を失ってまでも「給油」を通すために会期延長する腹が固まっているかどうかである。固まっていれば、「給油」テー...▶続きはこちら
2008-08-28 18:12

「新冷戦期」の到来は「不戦時代」の一形態である

伊藤 憲一  日本国際フォーラム理事長
 ロシアのメドヴェージェフ大統領がグルジア領である南オセチアとアブハジアの独立を承認したとの第一報を聞いたとき、私はあの2001年9月11日の同時多発テロ事件勃発の第一報を聞いたときに感じたような、「これは大変なことになるぞ」という予感を感じた。取り返しのつかない道に世界がのめり込んで行くとの予感で...▶続きはこちら
2008-08-28 16:42

第7回「日・ASEAN対話」開催のご案内

藤野智子  グローバル・フォーラム事務局員
 皆様へ

 この度、日本国際フォーラムの姉妹団体であるグローバル・フォーラムは、ASEAN-ISIS(ASEAN戦略国際問題研究所連合)との共催、読売新聞社、日本アセアンセンターの協力を得て、2008年9月25日(木)に「日・ASEAN対話:『東アジア協力に関する第二共同声明』後の日・ASEA...▶続きはこちら
2008-08-28 11:48

(連載)公明党はナイヤガラの木の枝(1)

杉浦正章  政治評論家
 要するに今回の臨時国会は法案の成否も、首相の進退も、解散・総選挙の時期も、公明党がすべて鍵を握っているということだろう。なぜなら公明党の「政府・自民党離れ」が意味するところは、同党がキャスティングボートを握ったことを意味するからだ。首相・福田康夫は、ナイヤガラ瀑布直前で公明党という木の枝にすがりつ...▶続きはこちら
2008-08-28 09:45

(連載)米新戦略に対応する日本の戦略はあるか?(2)

鍋嶋敬三  評論家
 ゲーツ国防長官は「まもなく大統領が代わるが、米国が直面する複雑な課題は変わらない。国防報告は来るべき数年間の成功のための青写真である」と宣言した。「ねじれ国会」の下、福田康夫政権は安保政策で後退に次ぐ後退である。アフガニスタン本土への自衛隊派遣は、公明党の難色で見送りになった。来年1月に失効するイ...▶続きはこちら
2008-08-27 21:02

グルジア問題緊急報告会(当フォーラム後援)開催のお知らせ

菊池誉名  日本国際フォーラム研究助手・事務局員
   皆 様 へ

       グルジア問題緊急報告会(当フォーラム後援)
              開催のお知らせ 

                                2008年8月27日
                                 日本国際フ...▶続きはこちら
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