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2008-01-15 09:24
自虐スパイラルはもういい
杉浦正章
政治評論家
経済評論家らによる誤判断のデフレ・スパイラルが終わったと思ったら、今度は「自虐スパイラル」の様相である。新年半月の論調を見聞きしていると、日本はもはや断末魔の様相である。この作られつつあるムードは、捨てておくと国民に心理的な不安感を巻き起こし、政治、経済、文化すべての面で沈滞ムードにさらされる。影...
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2008-01-14 14:34
「洞爺湖サミット」で問われる日本の存在感
小沢一彦
桜美林大学・大学院教授
2007年夏の参院選での与党の惨敗後に、福田政権は安倍内閣をほぼ引き継いで「暫定的」に発足したが、行き詰まりを見せていた中で、自民・民主の「大連立」交渉を数回経たことなどもあり、意外にあっさりと「新テロ特別措置法」を無事、再可決させることができた。ねじれ国会が継続する以上、今年一年、再び「大連立」...
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2008-01-14 12:46
暗い予感のする今年の日本
大藏雄之助
評論家
わが国にとって去年は冴えない年だったが、今年はどうもさらに暗い年になりそうな予感がする。最も憂うべきは北朝鮮問題である。金正日国防委員長はかねてから要求していたアメリカとの単独交渉を実現し、核保有国の地位を獲得して、わが世の春であろう。イラク・イランで手詰まりのブッシュ政権は残り短い任期中に功を焦...
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2008-01-12 18:49
日本政府の対北朝鮮「措置」は「制裁」ではない
星野三喜夫
新潟産業大学経済学部教授
懸念されていた様に、2007年10月の6カ国協議「合意」に盛られた北朝鮮の寧辺にある3つの核施設の同年12月末までの「無能力化」と全ての「核計画の申告」は、2007年12月に至り北朝鮮が不完全な対応をするだけでなく、さらに重油やエネルギー関連設備・資材の「見返り」先行要求に出たために、2008年に...
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2008-01-11 23:46
福田首相と台湾問題
坂本正弘
日本戦略研究フォーラム副理事長
2007年末、福田首相は北京で台湾の国連加盟の住民投票の動きを「支持しない」としたが、これはこれまでの日本外交を超えて中国寄りに歩み寄った点で納得できない。すなわち、日本はこれまで、台湾問題は中国の内部問題とし、発言を控えてきたはずである。日本は日中共同宣言ではポツダム宣言の立場を堅持するとし、多...
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2008-01-11 14:41
「日中関係飛躍の年」への期待
堂之脇光朗
日本紛争予防センター理事長
本年は北京オリンピックの年であるが、日中平和友好条約締結30周年の年でもある。オリンピック開会の8月8日は30年前に福田赳夫内閣の園田直外相が条約交渉のために北京入りされた日であった。末広がりの八の字が重なるのでこの日は縁起がよいと日本側だけでなく中国側の関係者も語っていた。佐藤正二駐中国大使を日...
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2008-01-11 08:51
朝日新聞の社説に大矛盾あり
杉浦正章
政治評論家
朝日新聞が11日、給油新法の衆院における再可決に反対する社説を掲載したが、いささか無理な論法に陥っているとしか思えない。まず社説は憲法に規定されている3分の2ルールによる再可決について「与党が使う衆院の3分の2という勢力は、小泉元首相による05年の郵政解散で得られたものだ。それから首相はすでに2度...
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2008-01-11 00:00
日本も政府系ファンド(SWF)を設立せよむ
亀山 良太
自営業
日本経済の沈下を憂慮する1人である私は、年頭1月7-8日に本欄に連載投稿された鈴木淑夫氏の「円と日本経済の沈下(1~2)」を拝読させていただき、深く同感した。GDPの順位も憂慮すべき事態であるが、それより政府の無策ぶりのほうがよほど深刻な問題だろう。
鈴木氏はそれを「お人好しで滑稽な日本」...
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2008-01-09 19:38
日中首脳、「アジア共同体」論議が不可欠
鍋嶋敬三
評論家
2007年末の福田康夫首相の中国訪問は首脳間の信頼関係の強化では意義があった。小泉政権下の険悪な政治関係が2006年10月の安倍晋三首相の訪中で一気に好転した。その流れを引き継いだ福田首相と故錦濤国家主席、温家宝首相ら中国首脳との会談を通じて「アジアと世界の安定と発展への日中の貢献」という認識で一...
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2008-01-09 14:34
クリントン逆転勝利に女性同情票
杉浦正章
政治評論家
米国の世論調査と政治専門家がこれほど予想を間違えたことはあるまい。ニューハンプシャー州の民主党予備選挙である。世論調査ではオバマ上院議員がクリントン上院議員を二桁のリード、政治専門家もほとんどがオバマ氏勝利を前日まで予測。アイオワに次いで連敗すれば後がないと言われていたクリントン氏が劇的なカムバッ...
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2008-01-08 10:52
連載投稿(2)円と日本経済の沈下(2)
鈴木淑夫
元衆議院議員・鈴木政経フォーラム代表
超低金利→円安促進→輸出主導型成長を続けるため、政府はいまだに「デフレが続いている」と言っているが、実は一般物価水準の持続的低下である「デフレ」は、2004年までに終わっている。その後2007年始めまで進行していたのは、国内企業物価の上昇(資源・エネルギーなど素材価格の上昇)と消費者物価の下落(デ...
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2008-01-08 09:29
秋の解散が妥当だろう
杉浦正章
政治評論家
新テロ法案の成立が確定し、政治の主戦場は通常国会に移行するが、野党は同国会での解散・総選挙実現に向けて総力を挙げる方針である。しかし本日付けの本欄「百花斉放」で角田勝彦氏が指摘するとおり、首相は野党ペースでの解散・総選挙の罠にはまってはならない。来年度予算の成立、洞爺湖サミットと続く日程を粛々とこ...
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2008-01-08 03:14
総選挙を急ぐな
角田勝彦
団体役員・元大使
正月早々景気が悪い。新年始め4日の東京株式市場は「原油高・米株安・円高」などが直撃し、日経平均株価が前年末比616円安、14,691円で昨年の最安値を下回った。米経済への不安拡大で、4日のNYダウ平均が256ドル超下落した影響が、特に大きい。先行きについては、ブッシュ大統領の景気刺激策検討への期待...
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2008-01-07 20:07
連載投稿(1)円と日本経済の沈下(1)
鈴木淑夫
元衆議院議員・鈴木政経フォーラム代表
旧臘26日、平成18年度国民経済計算の確報が発表された。平成18年の日本の名目GDPが世界の名目GDPに占める比率は、9.1%に下がり(1年前は10.2%、2年前は11.1%)、1人当たり名目GDPは、OECD加盟国30か国中、18位に低下した(1年前は15位、2年前は12位)。2000年の日本の...
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2008-01-05 14:54
救急医療無策は政治の犯罪
杉浦 正章
政治評論家
政治の無為無策ぶりを露呈しているのが、物価急騰に加えて、全國で発生している救急患者たらい回し事件だ。優秀な政治家なら支持率獲得のチャンスと見て、飛びつくが、政府の対応はまるで他人事。政治センスの問題に帰着する。札付きの厚労省官僚に任せて処理できる問題ではない。政治が出る場面だ。年頭記者会見で首相は...
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2008-01-01 14:10
新年明けましておめでとうございます
伊藤 憲一
日本国際フォーラム理事長
2008年、平成20年の年頭を迎えるに当たり、日本国際フォーラムを代表して、日頃その政策掲示板「百花斉放」にご投稿賜り、またはご愛読頂いております全国、全世界の皆様に、謹んで新年のお慶びを申し上げたいと思います。
最後に「全世界」を付け加えさせて頂きましたのは、当初は予想もしていなかったこ...
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2007-12-29 14:58
世界から相手にされなくなる日本
永野真司
国際教養大学2年
アメリカに留学して、初めて強く感じたことだが、アメリカという国はほとんど日本に関心を持っていない。メディアの関心はもっぱら中東情勢や中国の動向であり、日本の出来事はほとんど取り上げないし、日本の自衛隊が海上給油をやっていたことは世間にはほとんど知られていない。それに現在のアメリカが日本から中国へと...
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2007-12-26 19:05
厳しさ増す米国の対日姿勢
鍋嶋敬三
評論家
福田康夫内閣が発足して12月26日でちょうど3ヶ月だが、米国の日本に対する姿勢が厳しくなって来た。11月の福田ブッシュ会談では日米同盟を「一層盤石なものにする」ことで合意したが、テロ対策特別措置法が失効してインド洋から海上自衛隊が撤収、給油活動の再開を目指す新法の審議も解散含みの政局絡みで先行き不...
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2007-12-24 19:10
改めてミサイル防衛(MD)を考える
角田勝彦
団体役員・元大使
12月17日正午(現地時間)、米ハワイ・カウアイ島沖で、海上自衛隊のイージス艦「こんごう」は、搭載した海上配備型迎撃ミサイル(SM3)の発射試験を実施し、高度100キロ以上の大気圏外での標的の中距離弾道模擬ミサイル迎撃に成功した。技術的に無理とも言われていたものが可能と立証された以上、ミサイル防衛...
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2007-12-24 17:36
民主党の新テロ特措法への対案を歓迎する
吉田康彦
大阪経済法科大学客員教授
民主党が政府のインド洋における給油継続のための新テロ特措法に代わる対案を、12月21日、国会に提出した。国連決議にもとづくアフガン復興支援のためのPKO参加が骨子になっている。国連決議を前提とし、さらにアフガン民衆のための直接支援を日本の国際貢献としている点で、日本政府による日米同盟堅持のための洋...
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