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2013-07-04 11:08
米中が「お互いさま」で引き分けたサイバーアタック問題
川上 高司
拓殖大学教授
6月7、8日の米中首脳会談ではサイバー戦争が大きなテーマだった。中国からのサイバーアタックやハッキングのしつこさに対して、オバマ大統領自らが米中首脳会談で苦言を呈し、追及するはずだった。だが、米中首脳会談が終わってみれば、サイバーアタック問題は淡々とやりすごされた。それはオバマ政権が思わぬところか...
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2013-07-03 08:42
(連載)選挙で安定達成のあとは、規制緩和へ力を注げ(2)
角田 勝彦
団体役員
もちろんアベノミクスには海外からを含め批判もある。とくに財政健全化への配慮不足への懸念は強い。北アイルランド・ロックアーンG8サミットでも、首脳宣言で、日本の大胆な金融緩和、財政刺激策、成長戦略という「3本の矢」に言及し、「日本の成長を支える」としながら、「信頼できる中期的な財政計画」が求められた...
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2013-07-02 12:09
(連載)選挙で安定達成のあとは、規制緩和へ力を注げ(1)
角田 勝彦
団体役員
7月21日投開票の参院選では、一部でいくら改憲を焦点にしようとしても、経済、すなわちアベノミクスへの評価、とくに景気の動向が勝敗を左右しよう。7月1日発表の日銀短観は景気判断の目安となる「大企業・製造業」で 1年9か月ぶりにプラスになった。最近の世論調査も参院選比例代表の投票先一位は自民党で、31...
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2013-06-29 15:57
高まる日本への関心に応えられない日本語の普及教育体制
二宮 剛
大学非常勤講師
先月末「きゃりーぱみゅぱみゅ」による世界ツアーが大成功のうちに終了した。海外の各種メディアの反応もすこぶる良好で、いわゆる「きゃりぱみゅファン」が世界中で増大している。AKB48や初音ミクによる数々の海外公演やその成功とも重なり、今や世界では「かわいい」「クール」のイメージに結びついた日本への関心...
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2013-06-28 21:53
米国が直面する同盟管理問題
杉山 敏夫
団体職員
筆者は、昨年9月23日付けの本欄で「今日における尖閣情勢を考えるに、筆者は米国による拡大抑止について懐疑的にならざるを得ない」として、「第一に、(米国の対中)抑止の信憑性が十分ではない」「第二に、米国の対中抑止戦略は、米国内の事情等によって、遂行半ばにして見直しを迫られている」「最後に、拡大抑止の...
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2013-06-28 11:47
「死の谷」とは?
船田 元
元経済企画庁長官
先日のテレビ朝日「報道ステーション」で、古館キャスターとノーベル賞山中伸弥教授が、「死の谷」について語り合っていた。とはいってもアメリカのカリフォルニア州にあるデスバレー(死の谷)のことではない。
基礎研究とその応用、あるいは製品開発・販売の間に、なかなか越えられないハードル、いわゆる「死...
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2013-06-26 06:08
通常国会は「強運安倍」の一人勝ち
杉浦 正章
政治評論家
参院の小政党が提出した首相問責決議案が、これほど場違いに感ずる例も珍しい。採決される見通しだが、与党に追いまくられた“腹いせ”の感じが濃厚で,今日閉幕する通常国会のすべてを象徴している。総じて国会は政府・自民党ペースでことが進み、野党は自分で掘った落とし穴に転げ込むような失策を繰り返した。もちろん...
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2013-06-24 21:34
求められる研究者と実務者の歩み寄り
清瀬 孝一
大学院生
山下英次氏の4月3日付け本欄への投稿「シンクタンクの充実による国力の増強を」を興味深く拝読させて頂きました。内容については基本的に賛同しておりますが、幾つかコメントさせて下さい。第一に、山下氏のご指摘にあるように、日本のシンクタンクは「資金的にも人材的にも公によって運営される公的機関が幅を利かせす...
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2013-06-21 06:37
日中駆け引きが“疝気筋”から“本筋”へと移行
杉浦 正章
政治評論家
内閣官房参与の谷内正太郎による秘密裏の訪中が何を意味しているかと言えば、首相・安倍晋三訪中の“地ならし”的な側面を持つものなのであろう。谷内は7年前の外務次官当時にも訪中して、当時の外務次官・戴秉国(たい・へいこく)と会談、安倍の訪中を成功させている。同じルートでの接触で、今回はうまくいくかどうか...
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2013-06-18 06:13
安倍、「改憲」で民主分断・再編を意図
杉浦 正章
政治評論家
首相・安倍晋三がポーランドのワルシャワから改憲に向けての変化球を政界に投げ込んできた。その内容は2つの構想から成り立つ。一つは96条の発議要件をすべて2分の1にせず、部分的に3分の2を残すべきだとする公明党への配慮。他の一つは民主党分断への牽制の側面が濃厚だ。背景には改憲を標榜する勢力は、衆院では...
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2013-06-17 09:56
(連載)米中首脳会談と尖閣問題(2)
角田 勝彦
団体役員
会談後、米政府は複数の外交ルートで日本側に会談内容を伝えてきた。菅義偉官房長官は6月10日の記者会見で、尖閣をめぐる米中のやりとりについて「米側はわが国の立場を踏まえながら対応している」と述べた。安倍晋三首相へのオバマ大統領からの直接の説明は17、18両日に英国で開かれる主要8カ国(G8)首脳会議...
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2013-06-16 15:35
トルコでの市民抗議行動
水口 章
敬愛大学国際学部教授
トルコのイスタンブールで5月31日にはじまった市民抗議行動は、首都アンカラやイズミルなど78都市に広がり、6月8日の時点で、市民3人が死亡4300人の負傷者が出ている。抗議行動の根底には、イスラム的規範によるソーシャルプレッシャーを強めている公正発展党(AKP)への反発がある。今回の抗議行動のきっ...
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2013-06-16 15:12
(連載)米中首脳会談と尖閣問題(1)
角田 勝彦
団体役員
国家主席就任から三カ月足らずで訪米した習近平主席が意図したのは外交上の成果により国内面で問題多い政権を強化することと思われる。しかし、世界を米中でとりしきろうという考えではないかと評判の良くないG2構想に代わり打ち出したその「中米新型大国関係」構想は、中国のサイバー攻撃や為替操作による不公正貿易、...
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2013-06-13 05:55
政府・自民「海兵隊機能創設」へ気運高まる
杉浦 正章
政治評論家
集団的自衛権の行使、敵基地攻撃能力の確保と並んで、自衛隊に海兵隊的機能を持たせる組織改変構想が現実のものになりつつある。自民党は秋に政府が策定する新防衛大綱への提言に織り込んで、6月11日、首相・安倍晋三に提出した。安倍は前向き検討を約した。日米両国は、既に事実上の「海兵隊育成訓練」とも位置づけら...
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2013-06-11 15:16
中国は品格ある大国になれ
平林 博
日本国際フォーラム副理事長
「大国」中国が、国際的評価を急落させている。最近の中国のなりふり構わぬ大国志向と国益拡大路線に対する反発の結果である。中国は力をもって諸国に脅威を与えるのではなく、品格のある尊敬される大国になるべきだ。6月11日付け「産経新聞」によると、5日付けの中国の国際情報紙「参考情報」は、英国BBCの調査結...
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2013-06-10 10:34
「新しい形の大国関係」は可能か
鍋嶋 敬三
評論家
権力の座に就いて3ヶ月の習近平中国国家主席とオバマ米大統領の首脳会談(6月7ー8日)では習氏の目指す「新しい形の大国関係」が思惑通りに緒に就いたのかが焦点であった。既存の国際秩序に対抗する新興勢力の挑戦は国際関係に緊張をもたらす。そうならないよう平和裏に収めるのが大国の責任である。第2の経済大国に...
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2013-06-10 10:23
(連載)近くて遠い国・韓国とは適当な距離感と是々非々で(2)
平林 博
日本国際フォーラム副理事長
残念なことに、これまでの日本政府の対韓配慮は、報われること少なかった。韓国は、依然として、日本の安保理常任理事国入りに反対する勢力のリーダー格である。国連人権委員会では、慰安婦問題で日本を糾弾し続けている。歴史問題や靖国問題も収めようとするよりは、国際化しようとしている。では、韓国とはどのように付...
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2013-06-10 06:12
米中首脳会談は同床異夢の色彩濃厚
杉浦 正章
政治評論家
今回の米中首脳会談の意味を、今後10年で米国を越える超大国になるかも知れない中国と、これを何とか押さえ込んでナンバーワンの地位を維持したい米国との葛藤ととらえれば、すべては片づく。そして大統領・オバマは米国の世界戦略維持にとって日本が不可欠の存在であることを再認識するに至ったに違いない。日米軍事同...
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2013-06-09 23:27
(連載)近くて遠い国・韓国とは適当な距離感と是々非々で(1)
平林 博
日本国際フォーラム副理事長
韓国の反日度が増している。わが国においても、嫌韓感情は増大しており、『悪韓論』等と題した韓国批判本が売れている。中には、在日韓国人や韓国系中国人による韓国批判本や韓国への憂国論も目につく。日韓関係は最悪の局面にある感がする。李明博(イ・ミョンパク)前大統領による突然の竹島上陸で日韓関係は悪化したが...
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2013-06-09 05:46
(連載)シリア問題と米ロ会談(2)
水口 章
敬愛大学国際学部教授
アラブ連盟やフランスがシリア国民の正当な代表と認めている反体制勢力の統一組織「シリア国民連合」の一部から、今回も米露の声明に対して不満の声が出ている。また、これまで国際社会は「シリアの友人会合」を重ねて開催し、反体制勢力を支援してきた。こうしたことに鑑みれば、昨年のジュネーブ合意への回帰では、シリ...
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