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2010-06-18 07:39
菅政権ウイングを右へと拡大
杉浦 正章
政治評論家
ウイングの右への拡大を「ここまでやるか」と思えたのが首相・菅直人の消費税発言だ。なんと自民党の打ち出している「10%」に乗ったのだ。外交・安保の主要テーマでも同時に発表したマニフェストで自民党との差がほとんど見えなくなっている。明らかに現実政治への転換を目指す菅の意向の反映である。これに対して自民...
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2010-06-17 11:00
戦術さえもない稚拙な与野党
大藏 雄之助
異文化研究所代表
お友達内閣といわれた安倍総理は、入院してから辞職すべき順序を間違えて、再起の可能性を失った。次の福田総理は、小沢民主党総裁が大連合の約束を守れなかった際に、積極的に行動を起こすべきだった。さらに麻生総理は、政権たらい回しの批判に応えるためにも、自民党の支持率が回復したのをテコに解散していれば、衆議...
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2010-06-17 07:50
いつまで日本は米国に従属するのか?
吉田 重信
自由老人
民主党の鳩山政権が退陣して、代わって菅政権が発足した。鳩山政権が発足した当時、私はその「歴史的意義」、つまり、明治維新、敗戦による変革に次ぐ、第三の変革の季節が日本に到来したのではないか、との文章を書いた。鳩山政権は短命に終わったが、この文章の趣旨はいささかも変える必要がないと考えている。むしろ、...
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2010-06-16 23:55
問われる「ヨーロッパ」の地理的範囲
小沢 一彦
大学教授
前回の投稿で、欧州連合の不安な未来についてコメントしたが、今回、スカンジナビアから西欧、東欧、バルカン、南欧、そしてその周辺諸国を視察して、一体「ヨーロッパ」とはそもそもどこの地域を指すのかについて、考えるところがあったので、その問題意識を改めて整理しておきたい。多くの論者は、ヨーロッパ地域の定義...
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2010-06-15 11:57
臨時国会の開催を求めたい
玉木 洋
大学教授
強行採決までして通そうとしていた法案を、選挙を有利にするためにあっさりと捨てて、民主党政権は国会の延長もせずに、菅人気が高いうちの参議院選挙に逃げ切ろうとしている。
鳩山総理は退陣したが、それまでの失政についての総括が行われていないことはもちろん、菅政権になってからの新政権としての国会に...
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2010-06-14 10:59
チェチェンの未来について、私はむしろ絶望した
大藏 雄之助
異文化研究所代表
さる6月12日、日本国際フォーラム・チェンチェン問題研究会が他団体との共催で「テロと暗殺のはざまで/世代の壁は超えられるのか?コーカサスに平和を実現するために」と題する「公開ディベート」を開催したので、私も参加した。チェチェンはエカテリーナ女帝のカフカス制圧以来、ロシア帝国・ソ連時代を通じて、常に...
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2010-06-14 07:27
菅政権に長期・本格政権化の兆し
杉浦正章
政治評論家
小泉純一郎以降の歴代自民党政権の孤城落日と、暗愚を地でいった鳩山政権の体たらくで、日本の政治は一体どうなることかと思っていたが、最近の首相・菅直人を見ると、これは小泉並みの本格政権になるかも知れないと思いだした。少なくともパフォーマーとしての力量は、小泉並みだ。参院選も、全国紙の調査では有利な戦い...
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2010-06-12 13:03
歴史的試練に立つEU統合の将来
小沢 一彦
大学教授
EU周辺国を歴訪し、1990年代の大規模な内戦の爪痕や、2010年の今日の財政危機の原状を現地視察してきた新しい視点から、欧州の将来について考えてみたい。17世紀以来の主権国家中心の国際体制からの世界秩序形成原理転換の一つのモデルとして期待されてきた「欧州地域統合」は、いま財政破綻に伴うソブリン・...
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2010-06-11 14:48
新内閣に、円安政策を望む
塚崎 公義
大学教授
新内閣が誕生した。新内閣に期待したい事項は多いが、中でも円安政策を重要と考える。「通貨切り下げ競争は許されない」といった建前論が聞こえてきそうだが、切り下げ競争を目指しているのではない。リーマン・ショックの最大の被害者である日本が、当然の権利として、「原状の一部回復」を要求する、という事である。リ...
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2010-06-10 23:58
金融機関と一般事業会社の違いを認識せよ
宮崎 厚
ベンチャー企業顧問
波乱含みの欧米金融市場のあり方が、最近の世界外交のテーマの一つになっているようですが、かねて金融市場のあり方について疑問を感じておりましたので、そのことを指摘したいと思います。「銀行や証券会社が資本を増強すればするほど、利益を上げればあげるほど、経済は安定して景気がよくなる」とする考え方は、どこか...
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2010-06-10 02:51
旧ユーゴでの「民族浄化」の歴史
小沢 一彦
大学教授
旧ユーゴスラビア地域での「民族浄化」(エトニェチコ・シスチェーニェ)は、第二次大戦中からすでに始まっている。ドイツ側についたクロアチアでは、ウスタシャの協力を得て、ナチスのハントシャール部隊などがセルビア人やユダヤ人、ロマなどを虐殺した。また、セルビア側もチェトニクなどの急進派武装組織が、クロアチ...
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2010-06-09 07:41
「脱小沢、入巧言」では危うい:菅新政権
杉浦 正章
政治評論家
詩経に「巧言流るるがごとし」とある。「耳に響きのよい弁舌に注意せよ」との戒めだが、首相・菅直人の記者会見は、さすがに党内きっての論客で、市民運動出身のアジテーターの面目躍如たるものがあった。しかし、重要政策で、何も踏み込んだ発言がなかった。むしろ、普天間、政治とカネ、消費税で責任転嫁とも取れる逃げ...
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2010-06-08 11:27
鳩山総理の退陣に思う
小川 元
前衆議院議員
鳩山総理が辞任を表明した。普天間問題による社民党の離脱が命取りになった。しかし福島氏の罷免は、総理が最後に実行したほぼ唯一の正しい決断であったと思う。先日沖縄へ行き、基地の多さに驚くとともに、沖縄の人々の気持ちを多少なりとも理解できた。鳩山氏は、純粋な気持ちで本件に取り組んだことは間違いないが、そ...
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2010-06-08 10:10
セルビアから独立したモンテネグロ
小沢 一彦
大学教授
日本国内政治では、民主党が、世間のあまりの鳩山・小沢叩きもあり、「災い転じて福となす」という結果で、菅総理の下で参院選に臨む体制となった。参院選、9月代表選、連立選択など、まだまだ茨の道は続くであろう。どのような政権であろうと、世界の潮流を見ながら、「戦後体制」を21世紀型の最新鋭のシステムに転換...
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2010-06-07 09:31
(連載)雨降って地固まる?(2)
角田 勝彦
団体役員
この間、韓国哨戒艦沈没を契機に燃え上がった北朝鮮問題が、韓国統一地方選での与党敗北もあり、朝鮮半島の大事にならなかったのは、幸いであった。中国とは、来日した温家宝首相と鳩山前首相が、5月31日、東シナ海ガス田の共同開発に向け条約交渉を始めることで合意するなど、「友愛外交」の成果は上がっており、継続...
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2010-06-07 04:00
民主党新内閣に期待する
宮崎 厚
ベンチャー企業顧問
新総理大臣始め、各大臣方はとにかく国際感覚を持ち、国際化して下さい。世界観、世界の地理観、歴史観、民族観、宗教観などを元に世界を理解して、日本の立ち居地を見定め、外交に重点を置くのが良いと思います。日本の国内政治をつかさどるに当たっても、各国のやり方を黙って批判的に眺めたうえで、十分相手を尊重し、...
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2010-06-06 19:50
国公有資産を外国人の手から守ろう
玉木 洋
大学教授
国、地方公共団体の財政難を背景に国公有資産の売却が進められている。また「官から民へ」ということも言われており、国の資産は民間に移すことが良いかのように言われている。しかし、そこで確認しておかなければいけないのは、「国の資産」は我々国民全体のために、我々国民全体の代表者が管理しているのに対して、「民...
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2010-06-06 02:33
(連載)雨降って地固まる?(1)
角田 勝彦
団体役員
民主党の鳩山首相・小沢幹事長の二枚看板が下野し、菅直人首相の新体制が発足したことにより、「コップの中」にせよ、7月参院選を前に、政界に強風が吹き出したように見える。しかし、参院選や9月の任期満了による民主党代表選の結果如何によるが、これらの混乱は、日本にとり「雨降って地固まる」の安定効果をもたらす...
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2010-06-05 01:24
NATO空爆の傷痕が残るセルビア
小沢 一彦
桜美林大学教授
旧ユーゴスラビア紛争を見つめ直す私の遠征も中盤になり、再びその中核都市、人口約1000万人のセルビア・ベオグラードへ、ブルガリアのソフィア駅から鉄道で向かった。その間の路線は、ちょうどバルカン半島の中心部の山岳地帯を、ニシュなどを経由しながら300キロ余りの距離を、ディーゼル車でゆっくりと北上する...
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2010-06-04 07:34
民主代表選は、樽床擁立で「小沢色」薄める茶番
杉浦 正章
政治評論家
小沢側近が、寡聞にして誰も知らない衆院環境委員長・樽床(たるとこ)伸二を担いだことが何を意味するかだが、どうみても“茶番劇”だ。「脱小沢」を演出して菅直人を首相に選出しなければ、参院選挙が持たないからである。「親小沢」の菅が無投票で選出されては、せっかく参院選向けに「小・鳩体制」を崩壊させた効果を...
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