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2010-04-11 18:08
(連載)「核なき世界」と日本の対中外交(1)
角田 勝彦
団体役員
新しい米ロ核軍縮条約調印により、オバマ米大統領が提唱する「核なき世界」への第一歩が踏み出され、4月12日からの核安保サミットなどで、次の一歩が模索されている。そのような現在、イランなどへの核不拡散においても、核軍縮においても、中国の重要性が高まっている。鳩山首相は、中国首脳(核安保サミットに出席す...
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2010-04-11 12:23
北沢防衛相の「米軍施設は迷惑施設」発言は辞職に値する
高峰 康修
岡崎研究所特別研究員
北沢防衛相が、4月8日の参議院外交防衛委員会で「米軍施設は『迷惑施設』だ」という発言をした。すなわち、米海兵隊の普天間飛行場の移設問題に関して、自民党の佐藤正久議員の質問に対して「一般的にいえば『迷惑な施設』としての米軍の駐留地を建設する。大変な反対の中で犠牲を払ってやっていただくわけで、並大抵の...
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2010-04-11 12:07
(連載)ギリシャ危機で露呈したユーロの弱点(1)
中岡 望
ジャーナリスト、国際基督教大非常勤講師
ギリシャの財政危機に端を発したユーロ危機も当面の山は越えたようです。ギリシャ政府は自力で50億ユーロの国債を発行し、財政赤字削減策を打ち出しました。厳しい緊縮策は国内で強い反発を招いていますが、金融市場や為替市場は落着きを取り戻し、ユーロ相場も回復に向かっています。この数ヶ月のユーロ相場の動きを見...
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2010-04-07 22:50
健全な保守新党の育成を望む
山田 光彦
元総合商社役員
政治評論家・杉浦正章さんの眼光鋭い論説にはいつも敬服致しておりますが、今回だけは一言申し上げたい。
「憲法改正の推進」「集団的自衛権の確立」「過度の郵政民営化に反対」などの旗幟を鮮明にして、独立自尊の路線を歩んできた平沼赳夫さんが、いま保守回生の志にて、病身をなげうって立った与謝野さんと連...
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2010-04-07 07:34
平沼新党に「第3極」形成の勢いはない
杉浦 正章
政治評論家
「新党も精々滅却されぬよに」などと、今日4月7日の「朝日川柳」で茶化されては、立つ瀬があるまい。滅却とはほろびることだ。平沼新党は、現職議員5人目の確保が難航しており、共同通信の世論調査では新党構想に「期待しない」が何と65・9%に達し、「期待する」の27・1%を大きく上回った。新聞がトップで「第...
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2010-04-06 21:42
女性たちを幸せにできないロシア
菊池 由希子
国際関係専門家
モスクワでコーカサス系寡婦による連続爆破事件が起きた。コーカサスの武装勢力は犯行声明を出したが、どうして17歳と28歳の女性にやらせて、男たちはやらなかったのだろうか。それに、17歳の少女は夫であった戦士から「自分が死んでも立派に生きていくように」と言われていなかったのだろうか。もし「後を追って、...
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2010-04-05 15:06
ゆうちょ銀行は国債の購入に専念すべし
塚崎 公義
久留米大学商学部教授
ゆうちょ銀行の預け入れ限度額拡大に対し「外国企業に不利な待遇である」といった懸念を、在京の欧米大使が表明しているらしい。そうであれば、それは実態に鑑みない形式的な議論であり、懸念は杞憂である。
第一に、ゆうちょ銀行の集めた資金は主に国債購入に使われているのであるから、実態は「財政赤字の穴埋...
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2010-04-03 22:42
この17歳の少女を「けだもの」だと切り捨てることは許されるか
加納 俊夫
大学教員
モスクワの地下鉄爆破事件の第一報を聞いたときは、「これがテロリストたちのやることなら、ひどいことをするものだ」と素直に思ったし、犠牲となったモスクワ市民に心から哀悼の気持ちももった。しかし、その後メドヴェージェフ大統領が犯人たちを「かれらはけだものだ!」と表現したという話を聞いたときは、「そうだ、...
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2010-04-03 12:08
(連載)日本の対露政策はこのままでよいのか(2)
袴田 茂樹
青山学院大学教授
『エクスペルト』5月18~24日号は、「日本の政治家は、言葉の上ではともかく、実際面では、領土問題をわきに置いて、正常な政治・経済関係をロシアと結ぼうとしている。北方領土問題は、国内向けとしては熱っぽいが、日本の政府関係者は事実上従来の態度を改めており、『領土問題を抜きにした』新たな露日関係の形式...
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2010-04-02 21:01
(連載)日本の対露政策はこのままでよいのか(1)
袴田 茂樹
青山学院大学教授
プーチン首相は、日露平和条約問題に熱意を示したが、といっても、かれの考えは歯舞、色丹の二島引き渡しを約束した日ソ共同宣言から一歩も出ていない。それに対して、メドベージェフ大統領は、領土問題解決に関して「独創的アプローチ」を口にするが、かれも日ソ共同宣言止まりで、かれからはプーチンを超える新たな提案...
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2010-04-02 17:07
(連載)日本は、米中の狭間でぐらぐらするな(2)
河東哲夫
自由業
だがそれでも、米国が「東アジアにおける中国との力比べ」を意識し始めたことは事実なのだろう。そしてこのことは、日本にとって、次のことを意味する。
(1)これまで中国では、その国際関係専門家の多くが「日米安保は東アジアの現状・安定維持に役立つアジアの共有財産である」との考え方に同意してきたが...
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2010-04-02 07:41
信望のない“遠ぼえ”ばかりの舛添要一
杉浦正章
政治評論家
このところ自民党内は前厚労相・舛添要一の“突っ張り”ばかりが目立つ。カラスが鳴かない日はあっても、舛添がほえない日はない。しかし肝心の全議員懇談会には出席せず、“遠ぼえ”にとどまっている。かって仕掛けた「谷垣降ろし」発言も尻つぼみに終わりつつある。執行部が用意した参院選対策本部の本部長代理ポストも...
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2010-03-31 22:21
目に余る鳩山政権の政策運営の稚拙、拙劣、愚劣
山田 光彦
元総合商社役員
政権を担うことになって6ヶ月以上たったが、長い雌伏期間があったにも関わらず、その間の勉強不足、準備不足は目に余るものがあり、もはや許されない段階といえる。政策決定メカニズムが欠如したまま、思いつきの政策が提示され、本質的論議が無視されたまま、選挙対策に最優先度が置かれている。
その政策運営...
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2010-03-31 09:24
フランスの炭素税導入延期決定から学ぶこと
高峰 康修
岡崎研究所特別研究員
フランスのサルコジ政権が、3月23日に、温室効果ガス削減の切り札と位置付けていた炭素税の導入を当面棚上げする方針を示した。サルコジ政権が導入を目指していた炭素税については、その原案に対して、憲法会議が昨年12月に「産業界に配慮しすぎており、租税の公平さを欠き違憲である」との判断を示していた。
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2010-03-30 07:30
千三(せんみつ)首相鳩山は、それでも政治家か
杉浦 正章
政治評論家
「千言う事三つも真実(まこと )はなしとて、千三(せんみつ)という男あり」と井原西鶴が「本朝桜陰比事」に書いているが、まさに“千三首相”の様相である。首相・鳩山由紀夫がまたまた前言を翻した。今度は事もあろうに政権の抱える最重要課題である普天間基地移設問題だ。鳩山は3月26日の記者会見で「政府案を一...
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2010-03-29 03:53
クロマグロをめぐり見えてきた日本外交のお粗末さ
吉田 康彦
大阪経済法科大学客員教授
大西洋と地中海産のクロマグロ国際取引禁止をめざすモナコ案が、中東カタールの首都ドーハで開催のワシントン条約締結国会議で大差で否決され、日本にとって「ドーハの悲劇」は起きなかったが、日本政府の情報収集・分析はお粗末で、票読みも大外れだった。ワシントン条約締結国は175カ国。このうち150カ国が参加す...
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2010-03-29 03:15
(連載)急速に支持を失うオバマ大統領(7)
中岡 望
ジャーナリスト、国際基督教大非常勤講師
ヨーロッパとの関係も思ったほど修復されていない。それにつれてヨーロッパのオバマ熱も急速に冷えつつある。オバマ大統領はベルリンの壁崩壊の記念式典に出席せず、また5月に予定されているEUとの定期会談に欠席すると伝えられている。イラン政策ではドイツとの不協和音が強くなっている。パレスチナ問題はイスラエル...
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2010-03-28 01:15
(連載)急速に支持を失うオバマ大統領(6)
中岡 望
ジャーナリスト、国際基督教大非常勤講師
アフガニスタンへの増派を決め、リベラル派の反発を買い、保守派の喝采を浴びる場面も見られた。オバマ政権は外交政策で目立った成果を上げることはできなかった、と言っても過言ではない。むしろ台頭する中国やインド、ブラジルの勢いにアメリカのパワーの相対的な低下さえ見られた。ブッシュ政権で国連大使を務めたネオ...
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2010-03-27 22:34
(連載)日本は、米中の狭間でぐらぐらするな(1)
河東哲夫
自由業
3月26日付け日経が書いている。「2月下旬、キャスリーン・ヒックス米国防副次官とマイケル・シファー国防次官補が来日し、2月1日に発表されたばかりの『4年ごとの国防戦略見直し』(QDR)を日本政府に詳しく説明した。――冷戦中は欧州での米ソ対決を想定し、大規模な空と陸の共同作戦を準備した。今度はそれを...
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2010-03-27 10:37
(連載)急速に支持を失うオバマ大統領(5)
中岡 望
ジャーナリスト、国際基督教大非常勤講師
政権発足時はグリーン革命を中心とする“新ニューディール政策”を期待する声が聞かれた。だが景気は新しい成長機会に向かって盛り上がることなく、最近では“オバノミックス”という言葉さえメディアから消えてしまった。残されたのは、巨額の財政赤字だけである。2010会計年度の財政赤字は1.5兆ドルを越えると予...
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