ホーム
新規
投稿
検索
検索
お問合わせ
2010-03-26 10:57
鳩山首相は包括的な安全保障観を国民に示すべき
鍋嶋 敬三
評論家
鳩山由紀夫政権下での米軍普天間飛行場移設問題の迷走は、日米安全保障体制がアジア太平洋地域の安定のための公共財であるという認識を欠いたところから発している。鳩山首相は沖縄の県民感情にとらわれすぎて、自縄自縛に陥ってしまった。自衛隊と並んで在日米軍の存在が、(1)日本の安全確保のために、そして(2)ア...
▶続きはこちら
2010-03-26 10:04
(連載)各党は参院選のマニフェストを提示せよ(2)
角田 勝彦
団体役員
選挙で争われるべきは、やはり党の基本姿勢と政策であろう。マックス・ウェーバーは、かって『職業としての政治』で、政治とは「固い板に、錐(きり)で、すこしづつ穴をあけていくような情熱と見識を必要とする力強い緩慢な仕事である」と喝破した。「堅い板」は、政治家が正しいと信じる目的達成に必要な、国民の理解と...
▶続きはこちら
2010-03-26 09:51
(連載)急速に支持を失うオバマ大統領(4)
中岡 望
ジャーナリスト、国際基督教大非常勤講師
もちろん、イデオロギー的対立で行き詰まる政治状況だけでなく、経済情勢の悪化もオバマ大統領にとって逆風となっている。アメリカがリセッションに陥ったのが2007年12月である。それから今年の1月までに喪失した雇用は840万人に達している。オバマ政権樹立後の昨年の2月から今年の1月までに、約330万人の...
▶続きはこちら
2010-03-25 11:33
(連載)各党は参院選のマニフェストを提示せよ(1)
角田 勝彦
団体役員
半年乃至1年前に約7割の高い支持率で発足した日米の民主党政権は、最近似たような苦境に立たされている。オバマ大統領は、上院の約3分の1と下院の全議席が改選される11月の中間選挙を前に、支持率が5割前後にまで低下し、米CNNテレビが2月16日発表した世論調査結果によると「(大統領は)再選に値しない」と...
▶続きはこちら
2010-03-25 10:05
(連載)急速に支持を失うオバマ大統領(3)
中岡 望
ジャーナリスト、国際基督教大非常勤講師
オバマ大統領あるいは民主党指導部は何を間違えたのだろうか。2008年の大統領選挙と議会選挙で民主党は大勝した。だが、出口調査は別のアメリカの姿を映し出していた。政治的信条で保守派と答えた比率は34%、リベラル派は22%、無党派は44%であった。オバマ大統領と民主党が選挙で勝利したのは、ブッシュ政権...
▶続きはこちら
2010-03-25 07:45
予算成立で政権は寸前暗黒の「5月危機」へ
杉浦 正章
政治評論家
かって大新聞の社説で予算の成立を「政府案通り成立に至ったのは遺憾である」(読売新聞)と断じたことがあっただろうか。象徴するものは予算の成立が政権浮揚効果に極めて乏しいことであろう。浮揚どころか待っているのは、生方問題に象徴される「政治とカネ」でのマグマの噴出と、予想される「普天間失政」、破たん状態...
▶続きはこちら
2010-03-24 09:46
(連載)急速に支持を失うオバマ大統領(2)
中岡 望
ジャーナリスト、国際基督教大非常勤講師
オバマ大統領は情熱を失ったのだろうか。それとも政策の焦点を見失ったのだろうか。圧倒的な支持を得て出発したオバマ大統領は、なぜ選挙公約を実現できないのだろうか。オバマ大統領は選挙で、リベラル対保守というイデオロギーによる政治の両極化を克服し、国民の“団結”を訴えた。大統領就任直後、オバマ大統領はみず...
▶続きはこちら
2010-03-23 09:41
(連載)急速に支持を失うオバマ大統領(1)
中岡 望
ジャーナリスト、国際基督教大非常勤講師
昨年の1月20日はアメリカの歴史にとって記念すべき日であった。議会のテラスに準備された大統領就任式で、オバマ大統領はリンカーン大統領が持っていた聖書を使って、宣誓を行った。多くのアメリカ国民は、オバマ大統領が選挙で訴えた「変化」と「希望」がまさに実現しつつあると感じた。オバマ大統領は就任演説の中で...
▶続きはこちら
2010-03-22 03:44
鳩山総理の言葉「Trust me」の軽さ
宮崎 厚
ベンチャー企業顧問
鳩山総理と平野官房長官は、普天間問題で米国に対して、それぞれ「trust me」と言ったそうですが、こんな言葉を使えば、米国人はビックリするのではないでしょうか? どうして「believe me」あたりにしなかったのだろうか?相手に命令文で「trust」を要求することが、果たして成り立つのでしょう...
▶続きはこちら
2010-03-19 07:40
“生方粛正”で「小沢降ろし」の抗争激化へ
杉浦 正章
政治評論家
さすがに読売新聞の記者出身だけあって、喧嘩の仕方を心得ている。皮を斬らせて、肉を斬った。今後は幹事長・小沢一郎の骨を断つ動きとなって、民主党内で展開するだろう。副幹事長・生方幸男が筆頭副幹事長・高嶋良充とやり合った「小沢降ろし」第一ラウンドは、生方のKO勝ちだ。副幹事長辞任要求は、まるで独裁政党の...
▶続きはこちら
2010-03-18 22:33
歓迎すべき岡田外相の非核三原則に関する新発言
高峰 康修
岡崎研究所特別研究員
いわゆる「核密約」に関する調査結果が出て、最も懸念されたことは、非核三原則と米国のNCND(Neither Confirm Nor Deny:核の配備について肯定も否定もしない)政策の抵触を理由に、非核三原則の解釈や運用を硬直化させ、それが将来の政権を拘束して、米国による拡大抑止力を損なうことであ...
▶続きはこちら
2010-03-16 07:38
政治の劣化と不信極まる:鳩山政権半年
杉浦 正章
政治評論家
歴史的な政権交代から半年が過ぎた。民主党政権が日本の政治にもたらしたものは何だったのだろうか。めまぐるしい新政権をめぐる動きの中で浮かび上がってきたものは、首相・鳩山由紀夫と民主党幹事長・小沢一郎の相互依存関係がますます深まり、あの国民に見放された古い自民党の体質をそのまま引きずって、日本の政治を...
▶続きはこちら
2010-03-15 00:51
クロマグロ国際取引禁止提案について思う
宮崎 厚
ベンチャー企業顧問
野生動物の保護、捕獲・採取の規制に関するワシントン条約締約国会議が開催され、モナコの出した地中海・大西洋のクロマグロの国際取引禁止提案に注目が集まっています。牛や羊を食べている国々のひとたちは、どうして古来よりマグロを食べる日本人を理解しないのか、と感じる人も多いのかと思います。一つには、牛や羊は...
▶続きはこちら
2010-03-14 01:48
朝青龍バッシングは止めよう。
宮崎 厚
ベンチャー企業顧問
日本外交にとってモンゴルは非常に大事な国です。民族的には全く日本と変わらず、島国日本と違い大陸のど真ん中で、厳しい自然環境の中で生活する、たくましいアジア民族の姿です。その平原で育った青年が日本へ来て相撲で活躍してくれたのではないですか。賞賛すべきでこそあっても、バッシングすべきことではありません...
▶続きはこちら
2010-03-11 07:42
民主・公明「野合」のメカニズム
杉浦 正章
政治評論家
政党間の離合集散は毎度のことだが、余りに節操がないものを“野合”という。いわば「野合専門家」とも言うべき民主党幹事長・小沢一郎と、これに秋波を送る公明党代表・山口那津男の大接近が著しい。自ら衆院の代表質問で口を極めて攻撃の対象とした「子ども手当」、で山口は、賛成に転じたのだ。火を見るより明らかな山...
▶続きはこちら
2010-03-09 09:46
(連載)インフレ目標設定にこだわるな(2)
角田 勝彦
団体役員
国際通貨基金(IMF)の1月末見通しは、2010年の世界経済の実質成長率を3.9%(日本は1.7%)と昨年10月見通しより0.8ポイント上方修正(日本は変わらず)した。また、米欧の中銀は、2008年秋の金融危機後に導入した緊急措置の打ち切りに向かう「出口戦略」を模索している。しかし、日本は円高もあ...
▶続きはこちら
2010-03-09 01:22
外交問題からチョッと離れて
宮崎 厚
ベンチャー企業顧問
皆さんの投稿を拝見すると、外交問題からは離れ、政治評論や、民主党はけしからんといった論調が多いような気がします。そこで私も、純粋な外交というよりも、世界を考え、日本国内の地方と都会の格差の問題に関して一言。
私は、BS4チャンネルの月曜夜8時、「イタリアの小さな村」という番組が好きです。イ...
▶続きはこちら
2010-03-08 17:27
(連載)インフレ目標設定にこだわるな(1)
角田 勝彦
団体役員
最近、長引くデフレを経済沈滞の原因だとして「インフレ目標設定など、デフレ克服にまず力を注げ」との議論が、政府首脳発言を含んで、活発化している。これは「雇用と経済の現状から見て、日銀(金融)にも、もう一肌脱いでほしい」との政府(財政)からの要請ととれば、納得できるものはある。我が国の場合、出口戦略は...
▶続きはこちら
2010-03-08 07:37
これでもかこれでもかと、マニフェスト無視の鳩山政権
杉浦 正章
政治評論家
小沢・鳩山会談で参院選向けマニフェスト政策に着手することで一致したが、その前にやることがあるのではないか。首相・鳩山由紀夫が「マニフェストが守れないときは、政権の座を降りる」と公約して、総選挙を圧勝に導いたことの総括である。マニフェストは半年間の政権担当で目玉公約が次々に破たんした。とどめを刺した...
▶続きはこちら
2010-03-04 09:40
(連載)オバマ大統領とカーター大統領の類似性(2)
河村 洋
親米NGOニュー・グローバル・アメリカ代表
ジェファソン型のバラク・オバマ氏は、前任者ジョージ・W・ブッシュ氏のジャクソン型ナショナリズムとウィルソン型介入主義へのアンチテーゼとして登場した。オバマ氏はアメリカが悪党体制とも共存が可能であり、海外関与を控えるとともに、その余力を国内改革に向けるべきだと考えている。しかしミード氏は以下のように...
▶続きはこちら
«最初
«前
206
207
208
209
210
次»
最後»
総論稿数:5475本
公益財団法人
日本国際フォーラム