国際問題 外交問題 国際政治|e-論壇「百花斉放」
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2013-04-16 10:12

一票の格差問題

河野 勝  早稲田大学政治経済学術院教授
 昨年12月の衆院選における一票の価値の格差が、法の下の平等を定めた憲法に違反しているという高裁レベルの判決が相次いでいる。そしていま与野党の間では、3月28日に勧告された新しい区割り案に基づき「0増5減」をこの国会で実現するかどうかでもめている。ボクは、この一連の問題について結構いっぱいいいたいこ...▶続きはこちら
2013-04-16 05:52

市長選惨敗で維新の賞味期限切れ露呈

杉浦 正章  政治評論家
 4月14日に投開票された兵庫県伊丹・宝塚両市長選で日本維新の会の惨敗が物語るものは、同党の“縮み現象”である。安倍政権が安定的支持を維持するのと反比例するかのように、維新共同代表・橋下徹の人気が下降、選挙の重圧に耐えられなくなってきたのだ。要するに、浮ついた第3極なるものの出番がなくなりつつあると...▶続きはこちら
2013-04-15 10:05

少子高齢化の怖さ

船田 元  元経済企画庁長官
 私たちは挨拶やスピーチの枕詞として、しばしば「少子高齢化」を使っている。使い慣れてしまった感がするが、実は大変怖い事態が訪れることが、先頃発表された政府の人口動態予測で明らかになった。2020年には、都道府県の全てで人口が減少をはじめるということ。2050年には日本の人口が4割減少し、65歳以上の...▶続きはこちら
2013-04-13 22:59

欧米と周回遅れの金融政策がもたらすリスク

河東 哲夫  元外交官
 野田政権の消費税引き上げ(予定)と、安倍政権による日銀の国債大量買入れで、日本は当面国債をジャブジャブ出しても平気なことになった。僕も、日本はまだ国債を出せる余力はあると思っているし、市場の余剰資金を国債を通じてできるだけ乗数効果の高い分野に回したらいいと思っている。そういう実験が行われているので...▶続きはこちら
2013-04-12 09:51

(連載)キャロライン・ケネディ氏ではなく、軍人大使を(2)

河村 洋  外交評論家
 日本が元伊藤忠商事会長の丹羽宇一郎氏を駐中国大使に起用して失敗した経験もあるので、私は上記の批判のほとんどに同意する。しかし日本語や日本文化への造詣の深さについては、プレストビッツ氏が言うほど重要とは思えない。それは現在の日本人はエドウィン・ライシャワー大使の時代よりも英語が堪能になっており、アメ...▶続きはこちら
2013-04-11 15:22

(連載)キャロライン・ケネディ氏ではなく、軍人大使を(1)

河村 洋  外交評論家
 オバマ政権がキャロライン・ケネディ氏を駐日大使に任命することについては、日米両国で好意的に受けとめられているように思われる。ケネディ家の名前は、理想家のジョン・F・ケネディ大統領の悲劇的な伝説とも関わって、カリスマ的なロマンティシズムをかき立てる。歴史家のロバート・ダレク氏は4月2日放映のCBSニ...▶続きはこちら
2013-04-11 06:59

国会は「亡国の定数削減競争」をするな

杉浦 正章  政治評論家
 衆院の選挙制度抜本改革問題が究極のポピュリズムに陥ってしまった。自民、民主、維新の改革案はいずれも定数の削減数を競っており、民意の吸収が最大の使命である国権の最高機関たる国会の機能が縮減される弊害に目が向いていない。根底には「政治家無用論」のマスコミに“媚び”を売っているとしか思えない意識が潜在す...▶続きはこちら
2013-04-10 23:36

先進国も、BRICSも、経済成長堂々巡りの時代

河東 哲夫  元外交官
 産業革命以来、工業国のGDPはそれこそ数100倍に伸びてきたのだが、もう息切れ、限界という感じだ。「生産力が大きくなり過ぎ、需要が追いつかない」というバランス欠如が一つある。そして、足りない需要と投資を補おうとして、財政を拡大したり、金融を緩和したり、モノで儲からないならカネでカネを増やせとばかり...▶続きはこちら
2013-04-08 09:56

6カ国協議の枠組み活用を

鍋嶋 敬三  評論家
 北朝鮮の第3回核実験に対する国連制裁強化決議を巡る北朝鮮の過剰反応は一触即発の危険性をはらみ、朝鮮半島が「火薬庫」であることを改めて示した。朝鮮休戦協定の「白紙化」や黒鉛減速炉の再稼働を宣言、対米直接交渉に持ち込もうという北朝鮮の目論見は効を奏していない。金正恩第1書記の就任1周年(4月11日)、...▶続きはこちら
2013-04-08 06:49

小沢さん、やっぱり政権は夢物語だ

杉浦 正章  政治評論家
 船橋競馬で3連単で史上最高19万倍の1900万円が出たことがあるが、賭けてもいい。「小沢の政権獲得」率は25万倍くらいだ。あり得ない。政治家というのは因果な家業で、尾羽打ち枯らしても、決してそれを認めてはならない。「やるやる詐欺」と言われようが、常にやる気を見せていなければ、完全に見放される。だか...▶続きはこちら
2013-04-06 23:09

「新冷戦」の到来か?

河東 哲夫  元外交官
 以前から言われていることだが、最近になってロシア、中国を筆頭とする「国家資本主義」(政府、党が国営企業の経営を直接手掛ける。企業経営は行政の一環となる)と自由市場経済の先進諸国との間の対立がますます悪性になってきた気がしている。ロシアや中国はWTOなど、世界経済体制の中にまだ入っているので、早まっ...▶続きはこちら
2013-04-04 09:57

(連載)参院選と憲法改正(2)

角田 勝彦  団体役員
 自民党も4月2日、参院選公約策定へ本格的な議論を始めたが、1日の記者会見で石破茂幹事長が「国家として『憲法が悪かった』というべきだと思っていない」と述べたように、複雑な対応を見せている。なお参院選公約には昨年の衆院選公約をベースに、株価上昇など経済政策の「成果」を盛り込み、今月下旬に骨子をまとめ、...▶続きはこちら
2013-04-03 18:43

(連載)参院選と憲法改正(1)

角田 勝彦  団体役員
 夏の参院選が近づき各党の活動が活発化している。選挙の最大の争点はアベノミクスを中心とする与党の実績と将来への期待で、世論調査は与党有利に傾いている。尖閣問題や北朝鮮問題はあるが、国民の主たる関心は経済社会問題にある。日本維新の会の石原慎太郎共同代表は4月2日、参院選について「争点は憲法になる」と強...▶続きはこちら
2013-04-03 07:15

シンクタンクの充実による国力の増強を

山下 英次  大阪市立大学名誉教授
 国際社会では、自国に有利な国際世論の形成や様々な国際標準の獲得に向けて、思想やアイディアを巡る熾烈な戦いが繰り広げられている。こうした点で本来大きな力を発揮するのは、本来シンクタンクの役割である。しかしながら、現状では、日本のシンクタンクは、総じていえばかなり非力といわざるを得ない。外務大臣の諮問...▶続きはこちら
2013-04-03 06:57

極限の緊張で金正恩は何を狙うか

杉浦 正章  政治評論家
 北朝鮮最高指導者・金正恩が狂ったように全軍に戦闘態勢入りを促す。米韓どころか、日本まで核攻撃の恫喝だ。このままだと本当に朝鮮戦争に突入しかねない側面がある。韓国大統領・朴槿恵も「挑発があれば、政治的考慮なしに反撃」を指示。まさに一触即発とはこのことのように見える。しかし、まず本格戦争はない。金正恩...▶続きはこちら
2013-04-02 12:03

厳しくなる自然環境

船田 元  元経済企画庁長官
 今年の冬は、各地で降雪量が過去最高を記録するなど、厳しい寒さが続いた。ところが最近は大変暖かく、桜の開花は例年より1週間から10日早まっている。春は風が強くなるが、今年のそれは尋常ではない。

 これらの気象現象に接すると、我々は「日本周辺の自然環境が厳しくなってきているのでは」と感じはじめて...▶続きはこちら
2013-03-31 22:32

(連載)イラク戦争10周年とそれがアメリカ外交に及ぼした影響(3)

河村 洋  外交評論家
 何はともあれサダム・フセインは政権の座を追われ、イラクの核の脅威は取り除かれた。「アラブの春」に鑑みて中東の民主化について述べたい。ブッシュ政権の帝国主義的な政策には、特にリベラルな市民社会の間で厳しい批判の声が挙がっているが、イラク戦争を契機に国際社会は本格的に中東の民主化を論ずるようになった。...▶続きはこちら
2013-03-30 23:35

(連載)イラク戦争10周年とそれがアメリカ外交に及ぼした影響(2)

河村 洋  外交評論家
 イラク戦争を正しく評価するために、湾岸戦争でのサダム侵攻からのクウェート解放以降のアメリカの中東政策を検証する必要がある。ポール・ウォルフォビッツ国防次官補はジョン・ボルトン氏と同様に「ブッシュ・シニア政権がサダム打倒の蜂起を支援しなかったために、イラクではサダム・フセインによる抑圧が長引き、アメ...▶続きはこちら
2013-03-30 16:35

朝鮮半島有事を想定し、その具体的対策を急ぎ策定せよ

佐藤 敏光  団体職員
 朝鮮半島有事の蓋然性が高まっている。朝鮮中央通信によれば、北朝鮮は本日(3月30日)、「北南関係は戦時状況に入った」とする特別声明を発表したとされる。もっとも北朝鮮は、以前からも「開戦」を示唆する同種多様な表現を用いて、恫喝・威嚇を繰り返し行っており、今回のそれも国連による経済制裁強化決議や米韓合...▶続きはこちら
2013-03-29 18:49

(連載)イラク戦争10周年とそれがアメリカ外交に及ぼした影響(1)

河村 洋  外交評論家
 今年はイラク戦争10周年である。この機会に、イラク戦争の動機および中東と全世界の安全保障への影響に評価を下し、将来への政策上の教訓についても考えてみたい。戦争の動機と影響は緊密に関連している。まず政策形成の内幕を知る者たちからの論評に言及したい。サダム・フセインに対する開戦に当たって重要な論点とな...▶続きはこちら
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