JFIR国際問題シリーズ・セミナー「欧州は今:重層的多極化する欧州とアジア」
第6回「ウクライナ戦争の行方と欧州の動向」
2025年10月23日
公益財団法人 日本国際フォーラム
理事長 渡辺 まゆ
ロシアによるウクライナ侵攻から3年以上が経過しました。その間、フィンランドやスウェーデンのNATO加盟、欧州各国における防衛費の増額や再軍備の動き、さらにポピュリズムの台頭や米国の関与方針の揺らぎなど、欧州は新たな安全保障秩序を模索する局面にあります。同時に、長期化する戦争はエネルギー供給や財政政策、経済統合にも大きな影響を与え、地域の結束と分断の両面を浮き彫りにしています。こうした中で、今後のウクライナ戦争の行方と欧州の動向は、国際政治・経済の行方を左右する重要な焦点となっています。
当フォーラムは、昨年より、複雑な欧州情勢を読み解くために組織しているシリーズ・セミナー「欧州は今:重層的多極化する世界の中の欧州とアジア」( https://www.jfir.or.jp/studygroup/europe-now/ )の第6回セミナーを、霞関会との共催により、下記のとおり「ウクライナ戦争の行方と欧州の動向」と題して、10月31日(金)に開催いたしますので、ご案内いたします。
今回のセミナーでは、ウクライナ戦争の行方と欧州の動向、戦争の終結や欧州の安保体制がどのようになっていくのか、松田邦紀元駐ウクライナ大使による基調報告のあと、渡邊啓貴JFIR上席研究員より欧州全体の観点、名越健郎拓殖大学特任教授よりロシアの観点、松嵜英也津田塾大学准教授よりウクライナの観点、宮脇昇立命館大学教授より欧州の安全保障全般の観点、長尾賢ハドソン研究所研究員より米国の観点、伊藤さゆりニッセイ基礎研究所研究経済研究部常務理事より欧州経済の観点からそれぞれ報告・コメントをいただき、さらに全体で議論を行います。
記
1.日 時:2025年10月31日(金)18時から19時45分まで(Zoom開室は17時55分から)
2.開催形式:オンライン形式(Zoomウェビナー)
「Zoomウェビナー」とは、各自のパソコンやスマートフォンから簡単にご参加いただけるオンライン会議システムです。会合までにメールにて、Zoom参加URL、パスワード等の詳細を送信いたします。
3.主 催:公益財団法人日本国際フォーラム
4.共 催:一般社団法人霞関会
5.プログラム:
開 会
モデレーター: 渡邊 啓貴 JFIR上席研究員/帝京大学教授/東京外国語大学名誉教授
基 調 報 告 : 松田 邦紀 元駐ウクライナ大使
報 告: 渡邊 啓貴 JFIR上席研究員/帝京大学教授/
東京外国語大学名誉教授(欧州全般の観点から)
名越 健郎 拓殖大学特任教授(ロシアの観点から)
松嵜 英也 津田塾大学准教授(ウクライナの観点から)
コ メ ン ト : 宮脇 昇 立命館大学教授(欧州の安全保障全般の観点から)
長尾 賢 JFIR特別研究員/ハドソン研究所研究員(米国の観点から)
伊藤さゆり ニッセイ基礎研究所研究経済研究部常務理事(欧州経済の観点から)
討 論:(30分)
総 括 : 渡邊 啓貴 JFIR上席研究員/帝京大学教授/東京外国語大学名誉教授
6.参加費:無料
7.申込方法:下記「申し込みフォーム」より、必要事項をご記入の上、10月31日(金)正午までにお申し込み下さい。申込を受け付けました方には、メールにて、Zoom参加URL、パスワード等の詳細を送信いたします。