NEAT「東アジア地域における高齢化に伴う社会課題にどう克服するか」WG開催
2026年8月13日
日本国際フォーラム
東アジア共同体評議会事務局
ASEAN+3(APT)首脳会議の傘下にある「東アジア研究所連合(NEAT)」において、本年度NEAT日本(日本国際フォーラム)が主催した「東アジア地域における高齢化に伴う社会課題にどう克服するか」WGが、ASEAN+3各国からの代表者を招いて、8月2日(日)に、下記の要領で開催された。
- 1.日 時:2026年8月2日(日)13時30分~17時
- 2.場 所:都市センターホテル
- 3.出席者:主催した日本側メンバーの他、ASEAN+3各国から代表者の総勢14名
- 4.プログラム(別添):– PDF –
- 5.各国参加者の略歴(別添):– PDF –
- 6.内 容
(1)本WG実施の背景
東アジアでは、日本をはじめ多くの国で高齢化が急速に進展しており、社会保障制度の持続可能性、労働力人口の減少、医療・介護需要の増大、高齢者の社会参加など、共通する社会課題への対応が求められている。一方、高齢化の進展段階や社会・経済状況は各国で異なることから、それぞれの経験や政策上の知見を共有し、各国の状況に応じた対応と地域協力の可能性を検討することが重要となっている。こうした問題意識のもと、本年度のNEAT日本WGでは、高齢化に伴う社会課題への対応をテーマとして取り上げた。
(2)WGでの議論
本WGで取り纏められたFinal Report(英文)は以下のとおり。
以上
文責:事務局
本WGでは前述の背景のもと、「高齢化に関する既存の地域枠組みの強化及び連携の在り方」、「高齢化に対応した持続可能な社会保障制度と経済・労働の再設計」、「地域社会の再編とイノベーションの活用」の3つのセッションにおいて、それぞれ各国代表者から報告を受け、全体で議論を行った。
全体的な議論としては、東アジア各国で高齢化の進展段階や社会・経済状況が異なることを踏まえつつ、各国の経験や政策事例を共有し、それぞれの状況に応じた対応につなげていくことの重要性が指摘された。また、持続可能な社会保障制度、医療・介護を含む地域社会における高齢者支援、雇用・労働市場への対応、高齢者の社会参加、デジタル技術をはじめとするテクノロジーの活用などについて、幅広い意見交換が行われた。
さらに、高齢化はASEAN+3各国に共通する重要な課題であることから、既存のASEAN+3の枠組みも活用しながら、各国の知見や好事例の共有、人材育成などを通じて地域協力を進めていく必要性について議論が行われた。
なお、本会合ののち、メールベースでの協議を経て、本WGの最終レポート(政策提言)が取り纏められた。同レポートは、8月12日にソウルで開催されたNEAT第42回国別代表者会議(CCM)に提出され、同会議で取り纏められたNEAT Memorandumの別添として、ASEAN+3 SOMおよびASEAN+3首脳会議に提出されることとなった。