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2015-10-20 00:31
プーチン大統領は西側との連携の道を模索すべき
飯島 一孝
ジャーナリスト
ロシアのプーチン政権は、内戦が続くシリアで9月末から空爆を行っているが、国民の7割が空爆を支持していることが明らかになった。中立系の世論調査機関レバダ・センターの最新の調査結果で分かった。その一方、旧ソ連が軍事介入し、撤退を余儀なくされたアフガニスタンの“二の舞”を心配する国民が多く、シリア紛争で...
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2015-10-19 10:26
大筋合意したTPP交渉について
船田 元
衆議院議員(自由民主党)
アメリカのアトランタで開催されていたTPP閣僚会合、当初の予定は2日間だったが、6日間に大幅延長され、粘り強い交渉の結果、ようやく大筋合意に到達した。アメリカ、日本をはじめとする11ヶ国が参加し、31もの分野で交渉したわけだから、各国の利害が複雑に絡み合い、長い時間がかかったのは仕方がない。日本に...
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2015-10-16 05:37
ユネスコへの拠出金は「停止」でなく「削減」を検討せよ
杉浦 正章
政治評論家
「またも負けたか八連隊、それでは勲章九連隊(くれんたい)」だ。非常任理事国になったというのに、日本の国連外交の失態が続く。朝鮮人労働者の徴用問題も巧みな韓国外交に翻弄されて、譲歩を余儀なくされた。その無念さも消えないうちに、今度は中国が世界記憶遺産に申請した「南京大虐殺の文書」がユネスコの記憶遺産...
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2015-10-14 10:02
(連載2)TPPへの中国参加の呼びかけを維持せよ
角田 勝彦
団体役員、元大使
安倍首相は、来年7月の参議院選挙などを見越した事態沈静化の意味もあってか、軸足を経済・社会に移している。安保闘争で岸内閣が退陣した後受け継いだ池田首相が所得倍増計画を打ち出し成功した前例にならいたいようである。具体的には9月24日の記者会見で、アベノミクスの「新3本の矢」の目標として国内総生産(G...
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2015-10-14 05:34
瑕疵(かし)は“扇動知事”翁長自身にある
杉浦 正章
政治評論家
普天間基地の移転問題は、沖縄県知事・翁長雄志が10月13日辺野古沿岸部の埋め立て承認の取り消しを正式決定したことにより、法廷闘争となる様相が確定的となった。最高裁で決着する問題とみられるが、この間沖縄県に工事差し止めの手段がなく、11月には埋め立て本体工事に入る。裁判の決着を待たずに埋め立ては完了...
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2015-10-13 10:13
(連載1)TPPへの中国参加の呼びかけを維持せよ
角田 勝彦
団体役員、元大使
10月7日第3次安倍改造内閣が発足した。守りを優先した改造と低評価され、支持率は多少増加したが小幅である。安保関連法の成立後も、とくに集団的自衛権行使には否定的意見が多い。安倍首相はアベノミクスの新3本の矢を発表し、軸足を経済・社会に移して政権の安定を図ろうとしている。基本は経済成長で、その成否は...
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2015-10-13 10:05
「魔法の解決」ない米国のジレンマ
鍋嶋 敬三
評論家
南シナ海は米中対決の「決戦場」になりつつある。9月25日の米中首脳会談で溝の深さが浮き彫りになった。問題の深刻さは、オバマ大統領と習国家主席の間で信頼関係が築き上げられなかっただけではない。南シナ海、東シナ海を震源とする波動がアジア太平洋、インド洋全域に押し寄せ、二国間、多国間を含めた地域全体の不...
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2015-10-11 00:45
教育における政治的中立性
船田 元
衆議院議員(自由民主党)
6月に公職選挙法が改正され、選挙権が18歳以上に引き下げられた。来年の参議院議員選挙から実施される。高校3年生の途中で18歳を迎えるため、高校生の一部が有権者という状態になる。いきおい、高校における政治活動や選挙運動のあり方、学校における政治的中立性をどう担保するかが、課題として持ち上がっている。...
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2015-10-08 05:34
岸田、石破の“出る杭”が打たれた
杉浦 正章
政治評論家
今回の内閣改造における最大の着目点は、改造ではなく改造しない部分だ。明らかに首相・安倍晋三は後継を狙う外相・岸田文男と地方創生相・石破茂の二本の“出る杭”を打った。2人とも水没しかねないところまで打ち込まれてしまった。ポスト政権を目指す権力闘争というのはこれほどまでに厳しいものであることが如実に証...
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2015-10-07 18:22
もはや「強い米軍」の残像に頼るなかれ
牛島 薫
団体職員
加藤成一氏の本欄への10月6-7日付け投稿「日本による『限定的核保有』の可能性」には、賛成とは言わないが、実質的な議論を行おうという有意義な投げ掛けのように思う。日本の核保有に反対する者は数多いるであろうが、核戦力の導入には軍事的には長いスパンを必要とするものでありそれを踏まえれば、機が熟すのを待...
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2015-10-07 09:55
(連載2)日本による「限定的核保有」の可能性
加藤 成一
元弁護士
ご案内の通り、元外務事務次官・元アメリカ大使の故村田良平氏も「安全保障においては、外交と防衛は車の両輪である。今や政府は勇気をもっていかなるタブーもない核論議を推進する時期に到達したと認識すべきである。日本の総理と米国の大統領の合意なくしては不可能だが、米国を説得して日本も一定の極めて限定的な核戦...
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2015-10-06 14:37
(連載1)日本による「限定的核保有」の可能性
加藤 成一
元弁護士
集団的自衛権の限定的行使容認を含む「安保法制」が、9月19日未明に至ってようやく成立した。日米同盟の一層の強化により、日本の核抑止が一段と向上し、日本の安全保障が盤石となることが期待される。しかしながら、将来にわたって日本の安全保障を考えたとき、東アジアにおける軍事バランスがどのようになっていくか...
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2015-10-06 04:44
南スーダン「自衛隊殉職」が政権直撃の構図
杉浦 正章
政治評論家
あえて国連平和維持活動(PKO)での国際貢献の尊さを知ってのうえで意見を開陳するが、南スーダンのために安倍政権がその命運を賭ける必要は無い。派遣される自衛隊員が1人殉職すれば国政選挙で10人落選、10人死ねば内閣の基盤が揺らぐ。それくらい重要かつ高度な政治判断マターだ。安保法制が実現したからといっ...
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2015-10-04 18:09
プーチン大統領の訪日招待は当面差し控えるべし
松井 啓
大学講師、元大使
ロシアは日本との平和条約交渉開始に向けて着々と前提条件設定に手を打ってきている。あせらせる、じらせる、期限を切る、足元を揺さぶる、期待を限りなく高く持たせる、袋小路に追い込む、仲間割れを誘う、最初の一手は限りなくゼロに近く打ち出して相手にショックを与え、最後の最後にちょっとだけ妥協して、相手には大...
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2015-10-02 12:37
フォルクスワーゲンの不正から学ぶべきこと
船田 元
衆議院議員(自由民主党)
ドイツの超優良企業で、世界の3大自動車メーカーの一つであるフォルクスワーゲンが、信じられないような不正を働いてきたことが発覚した。ディーゼル車の排気ガス規制をすり抜けるため、検査の時だけ排ガスを抑え、通常の運転の時は垂れ流すという車載コンピュータソフトを装備していたという。
アメリカで摘発...
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2015-09-30 17:58
ロシアとの領土交渉は「急がば回れ!」
袴田 茂樹
日本国際フォーラム評議員
領土問題解決にあたって、ロシアに友好的姿勢を示せば譲ってくれる、というのは幻想である。ロシア的心理では、彼らの強硬姿勢に対し日本が「対話」が重要だと宥和姿勢で応じれば、それをただ「弱さ」と見るだけだ。そして弱者との交渉では、ますます高圧的、恫喝的な態度で臨むようになる。今、それが現実になっている。...
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2015-09-28 18:26
安全保障法案の可決成立にあたり思う
船田 元
衆議院議員(自由民主党)
9月19日未明、参議院本会議でこの国会の最大の争点だった安全保障法案が、可決成立した。衆議院では110時間余、参議院でも100時間に及ぶ、戦後の大法案の中でも異例の審議時間の長さであった。我が国をめぐる安全保障環境は、近年厳しさを増している。いつ何時不測の事態が起こらないとも限らない。一方、現在の...
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2015-09-27 18:25
久々の日露外相会談で両国関係を仕切り直し
飯島 一孝
ジャーナリスト
ロシアを訪問中の岸田外相は21日夕、モスクワでラブロフ外相と会談した。日本とロシアの報道をダブルチェックすると、両国は1年7カ月振りの外相会談で、この間の双方のあつれきを乗り越え、仕切り直しをしたといえそうだ。タス通信などによると、会談冒頭にラブロフ外相は日露外相会談が1年半以上も開かれなかったこ...
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2015-09-27 16:24
護憲グループのガラパゴス化を憂う
松井 啓
大学講師、元大使
新安保法制は衆参両院による長丁場の審議により先週ついに可決された。その過程では「戦争法案」「徴兵制の復活」「違憲法案」「戦争に巻込む」「地球の裏側まで派兵」「若者を死に追いやる」「平和憲法を守れ」等々、扇情的なスローガンで反対運動が展開された。戦争を体験した老齢層(特に女性)に加えて、通常は政治に...
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2015-09-25 09:56
(連載2)イランとアメリカのデタントは考えにくい
河村 洋
外交評論家
また湾岸地域の地政学も本質的に不安定である。イスラム革命以来、近隣アラブ諸国はイランを信用していない。これはイラン・イラク戦争でアラブ諸国がサダム・フセインを支持したことに顕著に表れている。サウジアラビア、クウェート、ヨルダンといったアラブ王制諸国は非常に保守的で、バース党体制下のイラクとはイデオ...
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