JFIR公開シンポジウム(オンライン開催)
「4年目に入ったウクライナ侵略戦争 ロシアの行方と国際社会の選択」のご案内
公益財団法人 日本国際フォーラム
理事長 渡辺 まゆ
この度、日本国際フォーラム(JFIR)の「ロシアの論理と日本の対露戦略」研究会は、きたる3月12日(水)に公開シンポジウム「4年目に入ったウクライナ侵略戦争 ロシアの行方と国際社会の選択」を下記要領にてオンライン開催いたしますので、ご案内申し上げます。
2022年2月24日のロシアによるウクライナへの全面侵攻開始から4年目を迎えます。この戦争をめぐる国際環境は過去3年間で、大きく変貌しようとしています。とりわけ米国での第二次トランプ政権発足は、世界中に波紋を広げており、抵抗を続けるウクライナへの支援の行方や、停戦の見通しについて、ますます不確実性が高まっています。
当フォーラムは、2021年に立ち上げた「ロシアの論理と日本の対露戦略」研究会において、プーチン政権下のロシアの本質を探るべく、政治、外交、軍事、経済、日露関係のあり方などについて研究や討論を行ってきました。その成果を踏まえ、公開シンポジウムの形式で2022年3月8日、2023年3月6日、2024年2月13日と定点観測的に動向を探ってまいりましたが、引き続いて4回目となる今回も本研究会のロシア専門家が参集し、ウクライナ侵略戦争の現状と展望をめぐり、一定の見取り図を提示するとともに、プーチン・ロシアの本質や戦略、日本そして国際社会のとるべき選択について重層的に議論したいと考えております。
記
1.日 時:2025年3月12日(水)15時から17時まで(Zoom開室は14時50分から)
2.開催形式:ZOOMウェビナーによるオンライン配信
3.使用言語:日本語
4.プログラム:
開会挨拶(5分)
渡辺 まゆ JFIR理事長
主査基調報告(10分)「ウクライナ侵略戦争の本質と国際社会」
常盤 伸 JFIR上席研究員/東京新聞(中日新聞)編集委員兼論説委員
報告A(10分) 「ロシア対ウクライナ:3年間の戦場の趨勢」
山添 博史 防衛研究所地域研究部米欧ロシア研究室長
報告B(10分) 「ロシアの対ウクライナ・欧州戦略? −−影響・破壊工作の観点から」
保坂三四郎 エストニア国際防衛安全保障センター研究員
報告C(10分) 「結束を謳う中露関係 −−中国の対ロシア外交の視点から」
熊倉 潤 法政大学教授
報告D(10分) 「ウクライナ戦争と北方領土」
吉岡 明子 キヤノングローバル戦略研究所主任研究員
コメントA(7分)
廣瀬 陽子 JFIR上席研究員/慶應義塾大学教授
コメントB(7分)
名越 健郎 拓殖大学特任教授
コメントC(7分)
袴田 茂樹 研究会顧問/JFIR評議員・上席研究員/青山学院大学名誉教授
パネル討論(15分)および視聴者からの質疑応答(20分)
5.参加費:無料
※定員になり次第締め切りとさせていただきますので、お早めにお申込ください。
6.参加申込方法:
下記ボタンから「お申し込みフォーム」にお進みいただき、①お名前、②お肩書き、③メールアドレスなど、必要事項をご記入のうえ、3月7日(金)正午(締切)までに当法人宛にご送信下さい。お申込みいただいた皆様には会合までにメールにて参加用URLなどの詳細を送信いたします。

こちらのQRコードからもお申し込みいただけます。