日中対話
「変貌する北東アジア国際秩序:今後の日中両国の役割」のご案内
公益財団法人 日本国際フォーラム 理事長
グローバル・フォーラム 執行世話人
渡辺 まゆ
この度、公益財団法人日本国際フォーラム(JFIR)は、グローバル・フォーラム(GFJ)、上海国際問題研究院 (SIIS)および、早稲田大学現代中国研究所(WICCS)との四者共催により、2024年6月4日(火)に東京で、日中対話「変貌する北東アジア国際秩序:今後の日中両国の役割」を開催することになりましたので、ご案内申し上げます。
日中両国は、2022年国交正常化50周年を迎え、また、昨年は平和友好条約締結45周年という節目の年でもありました。さらに昨年11月には、岸田文雄首相と中国の習近平国家主席が日中首脳会談で「戦略的互恵関係」の推進を再確認したことは、皆様ご記憶の通りであります。これまで日中両国は、首脳レベルのみならずあらゆるレベルで緊密な意思疎通が図られ、その都度、両国は様々な困難を何度も乗り越え、その糸を紡いできました。
他方、北東アジア地域に目を転じれば、朝鮮半島情勢などの不安定要因や米中対立、さらには経済の一体化など、政治的にも経済的にもかつてないほどの地殻変動的な動きが生じております。こうしたなか、北東アジア国際秩序は今、どのように変化し、今後どこに向かうのでしょうか。世界第3位、第2位の経済力を有する日中両国は、同地域と世界の平和と繁栄に対して大きな責任を有しており、今こそ「対話と協力」を積み重ね、「建設的かつ安定的な日中関係」の構築に向けて、着実にその歩みを進めることが急務といえます。
これまで当フォーラムは、様々な関係機関と共催で「日中対話」を企画・実施してきましたが、このたび、李開盛・上海国際問題研究院副院長および蔡亮・同研究院北東アジア研究センター主任等の来日の機会をとらえ、約5年ぶりにSIISとの「日中対話」を再開する運びとなりました。日本側からは、この度グローバル・フォーラム有識者メンバーにご就任いただいた青山瑠妙・早稲田大学教授をはじめ、外交、メディア、学術といった各方面から第一線の有識者が一堂に会して多角的な議論を交わします。
なお、本対話は、出席者全員がパネリストに伍して自由に討論することを原則としておりますが、専ら聴衆として参加されることも歓迎致します。
また、当日は日本語・中国語の同時通訳が入ります。
つきましては、ご出席希望の方は、5月29日(水)までに下記の日中対話申込みフォームよりお申し込みください。
なお、会場収容能力を超える応募がある場合には、先着順で締め切らせて頂くこともあり得ますので、予めご了承ください。
記
1.日 時:2024年6月4日(火)10:00―11:30(開場は9:40~
2.場 所:明治記念館「1階 鶴亀の間」(東京都港区元赤坂2丁目2−23 電話:03-3746-7711)
3.使用言語:日本語・中国語の同時通訳
4.参加費: 無料
5.参加申込方法:下記フォームより(1)お名前、(2)お肩書き、(3)メールアドレスなど、必要事項をご記入の上、5月29日(水)までにお申込み下さい。お申込みいただいた皆様にはご登録されたメールアドレス宛に当日の参加証を送信いたします。参加証は、印刷あるいはスマートフォンに保存していただき当日受付でご提示ください。