JFIR公開シンポジウム(オンライン開催)
「ウクライナ侵略3年目のロシア:『プーチンの戦略』を読み解く」のご案内
公益財団法人 日本国際フォーラム
理事長 渡辺 まゆ
この度、日本国際フォーラム(JFIR)の「ロシアの論理と日本の対露戦略」研究会は、2月13日(火)に公開シンポジウム「ウクライナ侵略3年目のロシア:『プーチンの戦略』を読み解く」を下記要領にてオンライン開催いたしますので、ご案内申し上げます。
2022年2月24日のロシアによるウクライナへの軍事侵攻開始から、早くも2年が経過しようとしています。欧米からの対ウクライナ軍事支援が停滞するなか第2次世界大戦以来となる欧州での古典的な侵略戦争は、さらなる長期化の様相を呈しております。そうした中で、果敢な抵抗を続けるウクライナの疲弊、ロシアのさらなる変質と権威主義諸国との連携強化が進んでおり、法の支配に基づいたリベラルな戦後国際秩序への影響が、ますます懸念されております。
当フォーラムは、2021年に立ち上げた「ロシアの論理と日本の対露戦略」研究会において、プーチン政権下のロシアの本質を探るべく、政治、外交、軍事、経済、日露関係のあり方などについて研究、討論を行ってきました。そこで今回はその成果を踏まえ、昨年に引き続いて公開シンポジウムの形式で、本研究会のロシア専門家が参集し、ウクライナ侵略戦争の現状と展望をめぐり、一定の見取り図を提示するとともに、プーチン・ロシアの現状や戦略について重層的に議論したいと考えております。
記
1.日 時:2024年2月13日(火)15時から16時30分まで(ZOOM開室は14時50分から)
2.開催形式:ZOOMウェビナーによるオンライン配信
3.使用言語:日本語
4.プログラム(更新されました):
開会挨拶 渡辺 まゆ JFIR 理事長
主査挨拶 「ウクライナ侵略3年目のロシアと世界」
常盤 伸 JFIR上席研究員・東京新聞(中日新聞)編集委員兼論説委員
報 告A 「ロシアとウクライナ:終えがたい戦争」
山添 博史 防衛省防衛研究所地域研究部米欧ロシア研究室長
報 告B 「ロシアの対ウクライナ戦略 短期、中後期」
保坂三四郎 エストニア外交政策研究所研究員
報 告C 「『併合』から1年5カ月、プーチン政権下のウクライナ占領地域」
吉岡 明子 キヤノングローバル戦略研所研究員
報 告D 「旧ソ連地域の構造変動」
廣瀬 陽子 JFIR 上席研究員・慶応義塾大学教授
コメントA 名越 健郎 拓殖大学特任教授
コメントB 袴田 茂樹 研究会顧問/青山学院大学・新潟県立大学名誉教授
パネル討論および視聴者からの質疑応答
5.参加費:無料
※定員になり次第締め切りとさせていただきますので、お早めにお申込ください。
6.参加申込方法:下記ボタンを押した先のフォームより
①お名前、②お肩書き、③メールアドレスなど、必要事項をご記入の上、
2月9日(金)正午(締切)までに当法人宛にご送信下さい。
お申込みいただいた皆様には会合までにメールにて参加用URL等の詳細を送信いたします。