国際問題 外交問題 国際政治|e-論壇「百花斉放」
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2008-12-08 10:30

米も、金正日失脚を前提に対策検討開始か

神浦 元彰  軍事ジャーナリスト
 12月5日付け読売新聞によれば、米情報筋は3日、読売新聞(ワシントン支局)に「米政府は、北朝鮮の金正日総書記の病状が当初想像していた以上に悪い、との見方を強め、金総書記の失脚または死亡を前提にした対処計画の策定を始めた」ことを明らかにしたという。同筋によれば「金総書記が全面復帰する可能性は極めて低...▶続きはこちら
2008-12-07 10:40

山田禎介氏の対露政策転換の提案に異議あり

西村 洋治  団体役員
 12月5日付け本欄への山田禎介氏の投稿「対露関係は、伝統的北方シベリア観から脱却を目指せ」には、異議があるので、以下にその理由を述べる。まず「伝統的北方シベリア観」なる言葉で山田氏が何を意味しているのかが不明だが、結論部分で「ロシアが歴史的に関心を寄せてきたのが、北海道、とくに函館なのだから、函館...▶続きはこちら
2008-12-07 08:47

政治家は「内需喚起」のメッセージを発せよ

入山 映  サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
 好天にも恵まれた京都で、たっぷり紅葉を楽しんできた。地元の人に聞いても近年になく鮮やかな紅葉だということで、先の週末は永観堂、曼殊院をはじめ、紅葉の名所と言われるほどの場所には、観光客が溢れかえった。未曾有の経済危機だ、景気はどん底だ、というのが本当かいな、というほどの賑わいである。昼食時のあの南...▶続きはこちら
2008-12-05 07:54

司令塔なき党・内閣運営に揺らぐ政権

杉浦 正章  政治評論家
 首相・麻生太郎自身に起因する問題もさることながら、この政権の最大の欠陥は首相の防波堤となって采配をふるう司令塔が党、内閣に存在しないことだ。いないどころか幹事長が「ポスト麻生」をいの一番に口にするかと思えば、首相秘書官が国会対策をやるような状況だ。したがって麻生が“危険”な首相番記者との質疑応答を...▶続きはこちら
2008-12-03 08:02

麻生は「旗は降ろさず路線転換」が明白に

杉浦 正章  政治評論家
 顔だけはすごみのある自民党総務会長・笹川尭が概算要求基準(シーリング)の凍結を首相・麻生太郎に呑ませる条件に「総務会として麻生内閣を全面的に支持する代わりに」と発言したことには驚いた。政権の弱みにつけ込んだ“どう喝”もよいところだが、これで「シーリング凍結積極財政派」と小泉政権以来の「改革維持派」...▶続きはこちら
2008-12-02 21:58

「公共サービス者」の使命を問う

森 浩晴  団体職員・大学講師
 世は全て、経済理論に基づいて動いている。金融の流れが、物作りを生み、そこに雇用が発生する。郵便事業も元来、市場原理主義に基づき、独立採算制・利益優先で行うべし、との至上命題でなされたのが、かの小泉郵政改革である。しかしこの業は、本来的には、市場になじまず、外部経済、公共経済に属する。一般財のマーケ...▶続きはこちら
2008-12-02 17:11

対露関係は、伝統的北方シベリア観から脱却を目指せ

山田 禎介  ジャーナリスト
 先般の国際政経懇会合での丹波實元ロシア大使の講話概要を拝読、そのなかにある「ロシアが今のような外交姿勢をとり続けるならば、ロシアと欧米の長期的対立は避けられない。ただし、これはイデオロギー対立ではないため、『新冷戦』と呼ぶかどうかはレトリックの問題である」とのご指摘に、わが意を得た。グルジア問題な...▶続きはこちら
2008-12-01 07:56

実は小沢が「切られていた」構図の党首討論

杉浦 正章  政治評論家
 早期解散一辺倒の民主党代表・小沢一郎の戦略が首相・麻生太郎との党首会談の結果、建て直しを迫られている。「早期解散なし」を断言されて、振り上げたこぶしの持って行き場がなくなったのだ。逆に通常国会は冒頭から、政府・与党に二次補正の早期成立を迫られる、という立場逆転に陥る図式になるだろう。幹事長・鳩山由...▶続きはこちら
2008-11-29 10:08

(連載)田母神論文はシビリアン・コントロールに反するか?(2)

玉木 洋  大学教授
 11月11日の参院外交防衛委員会における参考人質疑での田母神発言で問題点とされるところについて、私なりの感想、評価を以下に述べてみたい。カッコ(「」)内は、杉浦正章先生の引用による本人の発言である。

★「更迭は村山見解による言論統制だ」「自衛官にも言論の自由が認められている。どこが悪かったか...▶続きはこちら
2008-11-29 04:23

本筋の議論を求む

玉木 洋  大学教授
 11月25日付け本欄への杉浦正章先生の投稿「野党・マスコミとも本筋の議論をせよ」に、私も同感である。マスコミ報道の大半は揚げ足取りや興味本位の政局報道などが多く、本質的に重要な問題について重要な情報を公平に提供することや、重要な事案に対して適切な分析を加えてわかりやすく伝える、といった本来の役割を...▶続きはこちら
2008-11-29 01:28

喫煙者は根絶すべき存在か

小川 朋久  銀行員
 古川慧能公氏が11月28日付本欄への投稿「愛煙者、喫煙者の皆様にお願いします」で展開された喫煙者への痛烈なご批判に対し、喫煙をたしなむ者の1人として思うところを述べさせていただきたい。この手の議論は「両者譲らず平行線」ということになりがちであり、なるべく関わりたくはないのだが、あまりに一方的な話を...▶続きはこちら
2008-11-28 20:09

(連載)田母神論文はシビリアン・コントロールに反するか?(1)

玉木 洋  大学教授
 11月12日付け本欄への杉浦正章先生の投稿「唯我独尊きわまる田母神思想」(819号)について、同意できない部分があるので、一言しておきたい。「田母神俊雄前空幕僚長の発言は、昔有楽町で演説していた愛国党党首の思想と似ている」のは事実かもしれない。しかし、誰の思想とそっくりであるからその思想が悪いとい...▶続きはこちら
2008-11-28 19:07

凄まじい勢いの大卒就職希望者の内定切り

森 浩晴  団体職員・大学講師
 大学生への内定切りが凄まじい勢いである。大学に序列を付けてはいけないのは承知であるが、かの早稲田大学政経学部の学生ですら、内定切りをされて、就職活動を諦念している。実は我が長女も就職活動の手前の部分で相当苦労している。親としては見るに忍びない次第。かつて私ども40代が学生だった頃は、就職は「正社員...▶続きはこちら
2008-11-28 14:00

愛煙者、喫煙者の皆様にお願いします

古川慧能公  ビジネス実用書著者・企業専属語学講師及び翻訳通訳者
 愛煙家ご自身の喫煙習慣は、どれほど嫌がられているのか?是非愛煙喫煙者に自覚して頂きたいです。
その脂臭い最悪なイメージを、全体的に改善していただきたいです。生まれつき体質的に、タバコの脂臭さを受け入れられない嫌煙の人、本当に辛いです。特に生れつき「アレルギー体質、気管支の病気を起こしやすい人、喘...▶続きはこちら
2008-11-28 04:12

「世界の潮流」を根拠としてそこまでいえるのだろうか

玉木 洋  大学教授
 吉田康彦先生の本欄への11月21日付け投稿「死刑廃止は世界の潮流」について、一言コメントを述べたい。吉田先生に申し上げるのは釈迦に説法だが、世界各国にはそれぞれの事情がある。また、これも釈迦に説法だが、国際的に多数の国家が採用する方式であるからといって、そのことを理由に当然に他の国がその同様の方式...▶続きはこちら
2008-11-27 14:53

“TV戯作”の架空現実に騙されるな

山田 禎介  ジャーナリスト
 はるか昔は映画で忠臣蔵、そして現代はテレビでと、年末が近づくと、恒例の近世、近代歴史出し物で、それなりににぎやか。忠臣蔵は誰もが「完全なお芝居」だと分かっているからいいが、テレビ“戯作”での近代歴史ものを見て、果たしてこれは本当だろうかと疑問を抱く人はまだまし、正常な神経だ。ドキュメンタリー風に描...▶続きはこちら
2008-11-27 14:16

社会保険庁の民営化は成立しえない

森 浩晴  団体職員・大学講師
 社会保険庁の事務ミスで私議 今春大変な目に遭った。連日、メディアで報道されるように、一連の年金問題は完全なる「人災」であろう。ここへ来て、社会保険庁、公的年金そのものを民営化する論も出ているが、これはいかがなものであろうか。過去、三公社・五現業、高速道路、郵政、と民営化の途を辿っているだけに、精神...▶続きはこちら
2008-11-27 08:04

明日(11月28日)の党首討論を予見する

杉浦 正章  今朝のニュース解説(28日)
 まさか「あぶねぇ、信用できねぇ」と「ちんぴら」の応酬になるとは思えないが、明日11月28日の党首討論は興味深いこと限りない。「失言病」対「政局病」、「軽妙洒脱」対「朴念仁」の決戦だ。焦点は、解散と絡む2次補正の国会提出時期の問題と定額給付金の是非だ。勝負の行方は予断できないが、大局を見れば早期解散...▶続きはこちら
2008-11-25 13:46

普遍的価値の追求と日本外交の留意すべきこと

角田 勝彦  団体役員・元大使
 本条有樹氏の「あるアラブ人がオバマを支持する理由」と題する本欄への投稿(11月16ー17日付連載)を面白く拝見した。その後杉浦正章氏の「オバマ政権の対日政策を示唆したナイ発言」(11月19日付)及び鍋嶋敬三氏の「日本は『オバマの変革』に目覚めよ」(11月19日付)も拝読し、米国からの新たな息吹きに...▶続きはこちら
2008-11-25 08:11

野党・マスコミとも本筋の議論をせよ

杉浦 正章  政治評論家
 首相・麻生太郎に対する批判が高まっているが、民主党代表・小沢一郎による「ちんぴら」発言が象徴するように、マスコミも含め批判がいささか本題からずれている。麻生が歴代首相、とりわけ前元二人の首相に比較して、金融危機対策などスピードを求められる本筋政治の分野で「一国の首相として情けない」(小沢)状態とは...▶続きはこちら
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