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2017-01-22 05:43
トランプの矛盾撞着は、米国版“がめつい奴”
杉浦 正章
政治評論家
「米国第一」と唱えるのは自由だが、すべてを外国のせいにしてはいけない。トランプの大統領就任演説をつぶさに分析すればするほど、菊田一夫の戯曲「がめつい奴」を思い起こす。攻撃的な言葉の羅列、怒りの露骨な表現。そして想像を絶するような国粋主義。「アメリカの利益は善であり、不利益は悪」という。虚構の矛盾撞...
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2017-01-20 15:54
日米の政権交代の違いを見て、思う
肥後 小太郎
団体役員
今日1月20日に、アメリカでは民主党から共和党に政権が交代する。新大統領となるトランプ氏の特異な個性が、いろいろな物議を世界中にまき散らしているが、ビジネス成功の体験を土台として「偉大なアメリカを取り戻したい」というかれの強いメッセージは、アメリカ国民に届き、受け入れられたように思う。
こ...
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2017-01-19 06:32
トランプの二国間貿易協定には応ずる必要ない
杉浦 正章
政治評論家
ノーベル賞受賞の経済学者ステイグリッツが「トランプの保護貿易主義と孤立主義は、トランプを支持した中間層をいっそう窮地に追いやる」とダボスで警鐘を鳴らしている。「逆効果だ」というのであるが、もはや映画「馬鹿が戦車でやってくる」レベルであり、止まらない。世界各国もはらはらしながらかたずをのんで、20日...
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2017-01-18 19:31
アジアにおける米中の政策変更の惧れと日本の役割
四方 立夫
エコノミスト
1月7日付のシンガポールの有力紙Straits Times に「シンガポールは米国から距離をとれ」(”Time for Singapore to move away from Uncle Sam’s embrace?”)と題する論文が掲載された。著者はオーストラリア人とのことであるが、政府の強い影...
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2017-01-18 06:39
トランプ“暴言路線”に変化の兆し
杉浦 正章
政治評論家
そもそも平家物語や漢書にある「綸言(りんげん)汗のごとし」などという東洋の考えはトランプには通じないのだろう。一度口に出した君主の言葉は汗が再び体内に戻らないように取り戻すことはできないという思想だが、むしろトランプは人気ドラマの「逃げるは恥だが役に立つ」ではないが「変わるを恥じねば役に立つ」の方...
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2017-01-17 04:21
薄らぐ国民からの負託
肥後 小太郎
団体役員
新年を迎えて間もない時、東京豊洲移転問題が地下水汚染で再浮上し、魚市場関係者に甚大な苦悩を投げかけている。移転先選定に関する政治家のこれまでの対応の無責任が問われている。
豊洲移転問題は、石原慎太郎が東京都知事時代に小説家妄想で強引に決定した異物である。国政にも同様の無責任案件は数多ある。...
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2017-01-16 10:21
プーチン露大統領とトランプ新米大統領の掛け合いに注目
飯島 一孝
ジャーナリスト
昨年11月の米大統領選で勝利したトランプ氏が1月20日、新大統領に就任し、いよいよトランプ時代が幕をあける。一方、米国への対抗意識を燃やすプーチン露大統領は、米国のサイバー攻撃批判への対抗措置を取らずに、新大統領のお手並み拝見とばかり、余裕の作戦に出ている。ともに「理念よりも損得」という現実主義者...
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2017-01-13 06:10
トランプとメディア激突の構図が浮上
杉浦 正章
政治評論家
筆者がモスクワゲート事件と名付けた次期米大統領トランプをめぐるセックス疑惑が、11日の記者会見でいよいよ具体的に米メディアの俎上にのぼった。これまで選挙中に公表された数々のトランプのセックススキャンダルと異なり、プーチンに情報を握られたこの事件は、米大統領がスキャンダルをネタに敵対する国の大統領か...
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2017-01-11 06:15
四面楚歌そして内憂外患の韓国
杉浦 正章
政治評論家
一昨年暮に全マスコミが「日韓合意」と沸き立っていたときに、筆者だけが慰安婦像問題が抜けていると指摘して「韓国によるやらずぶったくりの危険性を伴うガラス細工の合意」と警鐘を鳴らしたが、まさに「超核心」を突いていた。今になって安倍側近が「振り込み詐欺のような状況」(朝日)と言っても遅い。合意は、10億...
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2017-01-10 20:27
トランプ政権には強い警戒心をもって臨むべし
四方 立夫
エコノミスト
「トランプ相場」で株が高騰し、円安が進行している。その中で、一部にトランプ政権に対する楽観論が広がっていることに懸念を覚える。特に円が1か月で15円も円安に振れることは異常事態であり、経済の実態を反映したものではない。
「トランプは長年ビジネスに携わってきたことから、経済的に合理的な判断を...
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2017-01-10 11:26
トランプ氏は「地獄」を再び見たいか?
鍋嶋 敬三
評論家
酉年の2017年は「騒がしい年」らしく始まった。危機の時代の幕開けである。米調査会社ユーラシア・グループの報告書「トップ・リスク2017」の第1位はトランプ次期大統領の米国であった。「我々は2017年、地政学的不況の時代に入った」として、第二次大戦後最も不安定な政治的リスクの年として、国際的な安全...
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2017-01-10 06:07
世界を覆う孤立・保護主義の暗雲
杉浦 正章
政治評論家
まさに暗雲漂う世界情勢である。ことは尋常ではない。臆面もなく孤立主義と保護主義を打ち出す米次期大統領。オランダ、フランス、ドイツの選挙で極右の台頭不可避の形勢。まるで第二次大戦前夜にも匹敵する空気が世界中をおおっている。すべてが移民問題にその根源を発している。激動の核となる存在が、次期米大統領トラ...
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2017-01-09 01:06
(連載2)反グローバリゼーションは「ポスト真実」である
角田 勝彦
団体役員、元大使
中国の経済的成長とスマホの普及を見ても、反グローバリゼーションの無意味なことは明らかであろう。科学技術による「世界一体化」は止めようがない。SNSで個人は全世界と連絡できる。政府やメディアの力は弱まっている。国境を越えるモノ・カネ・ヒトの交流の激増は、世界ルールと世界標準の規制が及ばないまま、強欲...
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2017-01-08 12:43
(連載1)反グローバリゼーションは「ポスト真実」である
角田 勝彦
団体役員、元大使
トランプ勝利をきっかけに、反グローバリゼーションの動きが盛んになっている。これは、一つには、私が「世界一体化」と訳するグローバリゼーションにより推進された「規制無き利潤追求と貧富の格差拡大」のような強欲資本主義への非難であり、もう一つには、世界一体化が実現した「大量の難民・移民の流入」に対する社会...
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2017-01-05 15:11
「核の傘」離脱で日本の存立を守れるか
加藤 成一
元弁護士
日本共産党は、民進党、共産党、自由党、社民党の野党4党の選挙共闘により、安倍政権を打倒し、『野党連合政権』の樹立を提唱し、他の野党3党への働きかけを強めている。しかし、共産党の「安保政策」は、「核抑止力」を完全に無視したものである。
共産党は、当面は日米安保も自衛隊も解消せず、他国からの急...
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2017-01-01 01:00
新年明けましておめでとうございます
伊藤 憲一
(公財)日本国際フォーラム理事長
新年明けましておめでとうございます
日本国際フォーラムグループe-論壇「百花斉放」「議論百出」「百家争鳴」の全国および全世界の投稿者および愛読者の皆様に新年のご挨拶を申し上げます。早いもので、このe-論壇も、2006年4月12日のスタートから数えて、11度目の正月を迎えることになりました。...
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2016-12-29 06:54
真珠湾訪問は「トランプ“教育”」と「対中牽制」
杉浦 正章
政治評論家
今回の日米両国首脳によるアリゾナでの慰霊・鎮魂の行事は、国民の支持率をあえて予想すれば、おそらく80%を超えるだろう。戦後の日米外交・安保関係にとってもきわめて重要な到達点となる。オバマの広島訪問と対(つい)の形で行われた神聖なる「儀式」でもある。しかし、激動期に入った世界情勢から俯瞰すれば、これ...
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2016-12-26 22:30
領土問題解決には「戦争」の覚悟が必要
赤峰 和彦
自営業
一般論としていえば、領土問題を外交交渉だけで解決することはきわめて困難です。アメリカによる沖縄返還などは例外的な出来事です。「力による現状変更」を不法であると認めないロシアような国に、物事の道理を納得させるのは至難の業です。北方領土問題は、国際政治の流れと相手国の国情を見ながら、タフな精神力と粘り...
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2016-12-23 22:29
翁長知事は「上告棄却」の最高裁判決を尊重せよ
加藤 成一
元弁護士
米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設をめぐり、翁長沖縄県知事が「埋め立て承認」取り消しの撤回に応じないのは違法だとして、国が県を相手に提起した不作為の違法確認行政訴訟で、最高裁第二小法廷は、12月20日裁判官全員一致で「翁長知事による承認取り消し及びその撤回に応じないのは違法だ」とした、原審福岡...
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2016-12-22 11:55
(連載2)安倍の太陽路線は北風路線に勝るか
角田 勝彦
団体役員、元大使
さて日本国際フォーラムの第8回拡大政策委員会は、本年11月14日に「日ロ関係はどうあるべきか」について委員間で自由討論し、その一部始終を公開している。有識者によるきわめて興味深い檄論が、速記録で掲載されている。このような地道な検討こそ、日ロ首脳会談にふさわしい。
また日ロ交渉は、米中関係に...
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