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2017-05-22 11:40
(連載2)トランプはオバマより決然としているか?
河村 洋
外交評論家
個別の問題に関する詳細はさておき、トランプ外交の根本的な問題を見てゆかねばならない。シリアと北朝鮮の双方とも、ロシアと中国との関係が事態を大きく左右する。シリアでのミサイル攻撃は、トランプ氏が親露的な政策を転換させたということではない。もっとも顕著なことは、プーチン大統領の友好的な関係は終わったと...
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2017-05-22 10:38
日本の対ロ外交を憂う:日本国際フォーラムへの遺言
澤 英武
外交評論家
長い間日本国際フォーラムの会員として勉強させていただきました。米寿を迎え、老兵の身となったいま、感謝あるのみです。唯一の心残りは、肺炎で入院したため、昨年11月14日開催の「日ロ関係に関する拡大政策委員会」(安倍対ロ外交をめぐる意見交換会)に参加できなかったことです。私見では、東郷和彦氏が主導して...
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2017-05-21 09:50
(連載1)トランプはオバマより決然としているか?
河村 洋
外交評論家
ドナルド・トランプ大統領がシリアのアサド政権による化学兵器の使用を受けて突然の攻撃に踏み切ったことが国際世論を驚愕させたのは、彼がシリアへの介入には消極的だったからである。さらに驚くべきことに、トランプ氏はシリアで化学兵器攻撃を受けた被害者に同情の意を示す人道主義に満ちた演説を行なって、自らが発し...
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2017-05-18 06:29
石破は「安倍改憲」の岩盤を崩せない
杉浦 正章
政治評論家
どうやら元自民党幹事長・石破茂は、改憲論議を軸に来年9月の自民党総裁選を戦う決意を固めたようだ。最近の石破発言から見る限り、総裁・安倍晋三の改憲構想を、2012年に作成した自民党草案を盾にとって論破しようという姿勢がありありと見えてくる。たしかに9条3項に自衛隊に関する条項を追加すべしとする安倍構...
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2017-05-17 13:11
憲法9条解釈論における「正義」への無関心について
篠田 英朗
東京外国語大学大学院教授
過去70年間、日本人は、憲法9条の平和主義を語り続けてきた。しかし、憲法の目指す平和が「正義と秩序を基調とする国際平和」であることには、だれも十分な注意を払ってこなかった。「平和」、「平和」、「平和」と繰り返すだけで、「正義」や「国際」に注意を払おうという試みは、70年間をつうじて殆ど行われてこな...
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2017-05-17 06:30
トランプの「露への機密」が政権直撃
杉浦 正章
政治評論家
トランプ疑惑のキーマンであるFBI長官ジェームズ・コミーの解任は、ワシントンのパンドラの箱を開けた。筆者が「第二のディープスロートが出てきて必ずリークが始まる」と5月12日にウオーターゲート事件との酷似を予言したとおり、早くもリーク第一弾の幕開けとなった。それも数多くのトランプ弾劾理由のトップに躍...
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2017-05-16 10:38
ヨーロッパの憂鬱と国民投票
船田 元
衆議院議員(自由民主党)
先週は海外で大きな選挙が2つ行われた。フランス大統領選挙の決選投票では、マクロン候補が当選し、お隣の韓国大統領選挙では、「共に民主党」のムン・ジェイン(文在寅)候補が当選した。ムン新大統領の外交も含めた基本的スタンスがまだはっきりしていないこともあり、今回は論評を避けたい。フランスでは下馬評通り、...
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2017-05-16 06:21
金正恩は抑制的な暴発だろう
杉浦 正章
政治評論家
偏執病・パラノイアとは不安や恐怖の影響を強く受けて、他人が常に自分を批判しているという妄想を抱く傾向を指すが、驚くことにこれにトランプと金正恩がかかっていると言う見方が出ている。事実だとすれば、極東情勢への影響が懸念される。先に偏執病と指摘されたのはトランプ。米国の35人の精神科医などが連名で2月...
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2017-05-12 10:19
(連載2)最悪の時に行われた日露首脳会談
袴田 茂樹
日本国際フォーラム評議員
北方4島での共同経済活動に関して、この5月に現地調査団が送られる。ロシア側は、共同経済活動は「あくまでロシアの法の下で」との態度を崩しておらず、日本側が言う「特別の制度」を認めていない。肝心のこの問題について、今回の首脳会談でも合意は出来ていない。ロシアの日本問題専門家の中には、「まず、共同経済開...
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2017-05-12 06:26
「トランプ政局」は「ニクソン政局』と酷似
杉浦 正章
政治評論家
ホワイトハウス記者団は若いから仕方がないが、気付くのが遅い。今頃になってウオーターゲート事件とそっくりだと騒ぎ始めたが、筆者が「『トランプ政局』は『ニクソン政局』と酷似」と指摘したのは2月1日だ。威張るわけだが「どんなもんだい」と言いたい。確かに我が青春時代に書きつづった懐かしい言葉が次々に登場し...
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2017-05-11 11:22
(連載1)最悪の時に行われた日露首脳会談
袴田 茂樹
日本国際フォーラム評議員
4月27日、28日のモスクワでの日露首脳会談は、シリア問題、北朝鮮問題などで欧米、特に米国とロシアの対立が最も先鋭化しているという最悪の時に行われた。しかも「首脳会談ありき」で、機が熟していないのに「格好をつける」ためにバタバタと無理な準備が行われた。欧米とロシアの関係が最悪の時の日露首脳会談は、...
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2017-05-11 06:57
安倍、改憲で民進分断も狙う
杉浦 正章
政治評論家
一見荒っぽいように見えるが、政界勢力地図をにらんだ緻密な仕掛けと言うしかない。首相・安倍晋三が大胆にも提唱した9条に切り込んだ「加憲」による憲法改正案である。マスコミは自民公明両党と日本維新の会との連携で改正に必要な3分の2を確保することを目指したものとしているが、加えて民進党分断も狙っていること...
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2017-05-10 06:05
日米韓による北包囲網は弱体化
杉浦 正章
政治評論家
自らの国を「地獄」と呼び、「恋愛」「結婚」「出産」「マイホーム」「人間関係」「夢」「就職」の7つを諦めざるを得ない「 ヘル朝鮮七放世代」の投票行動が、革新系文在寅の当選に大きく影響した。これらの青年層は反朴槿恵闘争の中心になった世代であり、朴を退陣に追い込んだ余勢をそのまま駆って、文を圧勝、政権交...
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2017-05-09 17:56
安倍総理の憲法改正発言について
船田 元
衆議院議員(自由民主党)
5月3日の憲法記念日には、憲法施行70年という大きな節目を迎えた。改憲、護憲のそれぞれの立場から、例年の如く様々な集会が開かれたが、いつもと違っていたのは、ある団体が主催するイベントに安倍総理が改憲に踏み込んだビデオメッセージを寄せたことである。その内容は、まず第9条の改正を正面から捉えたことだ。...
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2017-05-09 05:47
度しがたい反日大統領誕生をどうする
杉浦 正章
政治評論家
韓国大統領選挙の投票が5月9日開始されたが、今日明日の二回にわたって韓国の大統領選を取り上げる。今日は日韓関係、明日は結果が極東情勢に及ぼす影響がテーマとなる。まず選挙公約から見る限り、日韓関係は「共に民主党」の文在寅、国民の党の安哲秀、自由韓国党(旧与党セヌリ党)の洪準杓のいずれが選出されても、...
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2017-05-08 10:56
尖閣防衛に海保の飛躍的増強が必要
鍋嶋 敬三
評論家
中国の「海警」による尖閣諸島領海侵入で東シナ海の波はますます高い。2012-16年の5年間に領海侵犯は延べ552隻、接続水域への侵入は3416隻を記録、2017年1-4月だけで領海に39隻、接続水域へ215隻が侵入した。2016年8月には200隻以上の漁船が押し寄せ、「海警」が1日で15隻も接続水...
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2017-04-30 06:55
米と北が“寸止め”の対決
杉浦 正章
政治評論家
北朝鮮による弾道ミサイル発射実験が4月16日に続いて29日も“失敗”した。“失敗”とチョンチョン括弧で表現したのは、技術的な原因による失敗の可能性が高いものの、意図的な失敗や米国のサイバー攻撃による失敗の可能生も残されるからだ。サイバー攻撃は先に書いたように輸出の途中でチップに加工すれば失敗させる...
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2017-04-27 07:56
求められる冷静な軍事的分析
加藤 成一
元弁護士
シリア攻撃に裏打ちされたトランプ米国大統領による先制攻撃をも辞さない旨の強硬発言に威迫されて、北朝鮮の日朝国交正常化担当大使は、「戦争になれば、日本が最大の被害を受けるだろう」などと、日本を「恫喝」した。これは、いわゆる「平和ボケ」した日本国民に恐怖心を煽り、日本政府をして米国政府に対し北朝鮮への...
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2017-04-26 06:49
日露首脳は「半島非核化」で合意せよ
杉浦 正章
政治評論家
金正恩が米空母艦隊の攻撃を恐れ、核実験もICBM実験もちゅうちょし始めたなかで、首相・安倍晋三は明日27日からロシア、イギリス訪問に出発する。17回目のプーチンとの会談では北方領土問題が主議題になるが、安倍は25日「少しでも前進させたい」と発言した。これは、既に合意した「4島での共同経済活動」を平...
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2017-04-25 15:37
北朝鮮の暴発を防げ
船田 元
衆議院議員(自由民主党)
北朝鮮をめぐる環境がにわかに緊迫してきた。4月15日は「太陽節」という建国の父・金日成主席の105年目の生誕記念日、4月25日は「建軍節」という、かつて満州で金日成が抗日遊撃隊を組織した日で、いわゆる朝鮮人民軍の記念日である。北朝鮮はこれまでも国家的記念日に核実験やミサイル発射、言葉による攻撃など...
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