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2017-08-13 17:53
中国第一主義と日本の役割
松井 啓
時事評論家、元大使
中国は「太平洋は中米二カ国にとって十分に広い」としてこの地域におけるアメリカの覇権に挑戦し、ゆくゆくは朝貢外交で近隣諸国を掌握していた中華帝国を再興し、Pax Sinica(中国による平和)の構築を夢見ている。中国は経済力では2010年にGDPで日本を抜き世界第2位の経済大国となり、「一帯一路」構...
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2017-08-11 06:07
政府は北朝鮮危機への臨戦態勢を整えよ
杉浦 正章
政治評論家
今回の北朝鮮危機は、かつてのキューバ危機と異なって、トランプと金正恩の間に何らの意思疎通も成立しないままに、一触即発状態になだれ込んでいるように見える。過去数年の事例からみても、北がミサイルで方針を宣言した場合は必ず実行に移しており、実行に移せばトランプは90%以上の確率で迎撃して破壊せざるを得な...
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2017-08-09 17:36
民主系メディアを締め付けるプーチン政権
飯島 一孝
ジャーナリスト
タス通信は7月22日、ロシアの民主系メディア総支配人、デミヤン・クドリャフツェフ氏が裁判所の決定で市民権をはく奪されたと伝えた。連邦移民局へ提出した書類に不備があったためと信頼すべき筋が述べたとされる。来年春の大統領選に向け、民主系メディアを締め付けるのがプーチン政権の狙いとみられる。タス通信によ...
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2017-08-07 22:19
朝鮮半島は日本にとりいかにあるべきか
松井 啓
時事評論家、元大使
日本にとり朝鮮半島の安定は地政学上死活的に重要である。中国、ロシアがこの半島を実効支配することを避けるため、日本は日清戦争、日露戦争、朝鮮併合、そして敗戦後の朝鮮戦争等幾多の試練を経てきた。米ソ冷戦構造時代の負の遺産は、ヨーロッパでは東西ドイツが統一され(西が東を統合)、アジアでは南北に分裂してい...
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2017-08-04 05:57
安倍再起動内閣が「改憲なし解散」にかじ
杉浦 正章
政治評論家
改造人事から見た首相・安倍晋三の政局運営方針は来年末の任期満了選挙から「改憲なし解散」に大きく舵を切ったことだろう。今年中の解散か遅くても来年夏の「6月解散7月選挙」へと動きそうな雲行きだ。いまだに「解散は来年末」などと公言しているコメンテーターがいるが、信用しない方がいい。党内的には岸田文雄を政...
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2017-08-03 16:18
ISの拠点化が進む比マラウィ市の悲劇
山崎 正晴
危機管理コンサルタント
フィリピンのマラウィ市は、ミンダナオ島西部ラナオ・デル・スル州の首都。ラナオ湖に面し、起伏のある丘と谷が美しい高原の都市だ。20万人の住民の約9割はイスラム教徒で、市の公式名称はマラウィ・イスラム市となっている。2017年5月23日、この町を突然の不幸が襲った。市の中心部で、IS系アブサヤフのリーダ...
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2017-08-02 05:44
米に日本置き去りの対北“現状凍結”構想
杉浦正章
政治評論家
安全保障分野において米政府の高官としてもっとも経験が豊かな元国防長官ロバート・ゲーツが、対北朝鮮政策の大転換を唱えている。内容は、米国が北朝鮮の体制を承認し、体制の転換を狙う政策を破棄して、平和条約を締結するというもので、その際中距離核ミサイルは容認するという“現状凍結”構想だ。背景には米国内に北...
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2017-08-01 05:18
あまりにひどいTVワイドショーの印象操作
杉浦 正章
政治評論家
端的に言って、内閣支持率を30%台にまで落とした民放ワイドショーに如何に対応するかが、「安倍長期政権」のカギをにぎるとみなければなるまい。防衛大臣の言動をめぐる安倍内閣袋だたきの構図はいったん小康状態となったが、TBSやテレビ朝日のワイドショーは今後、まるで「水に落ちた犬は叩け」 とばかりに、かさ...
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2017-07-31 14:34
米国の「拡大抑止」は機能するか
鍋嶋 敬三
評論家
北朝鮮が7月28日深夜、大陸間弾道弾(ICBM)を発射した。防衛省によると45分間飛行し、高度3500km、飛距離は1000kmで北海道沖の日本の排他的経済水域(EEZ)に落下した。7月4日のICBMより時間、距離とも伸ばし、通常の打ち上げ軌道なら射程は米西海岸のロサンゼルスに達する1万kmと推定...
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2017-07-31 11:17
あれから48年、アポロ11の快挙!!
船田 元
衆議院議員(自由民主党)
1969年7月21日(日本時間)、今から48年前、アメリカNASAが打ち上げたアポロ11号が、人類史上初めて月面に宇宙飛行士を送り届けた。高校生として初めて迎えた夏休みの初日、私は人生初めての徹夜をしながら、月面着陸の衛星中継を食い入るように見つめていた。今から考えると、真空管を多く使った当時のコ...
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2017-07-28 13:59
安倍昭恵夫人の「英語力」への侮辱を座視するな
河村 洋
外交評論家
先のG20ハンブルグ首脳会議にて、安倍昭恵夫人と隣席となったドナルド・トランプ大統領は『ニューヨーク・タイムズ』紙7月19日付けのインタビュー記事で「日本のファーストレディーはハローも言えないほど英語ができない」とコメントして、物議を醸した。英米のメディアではこれを記事として流すだけでなく、反論も...
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2017-07-28 06:21
安倍は持ち直すが、民進はメルトダウン
杉浦 正章
政治評論家
いやはや稲田・蓮舫のダブル辞任とは恐れ入った。二度にわたって辞任の解説を書く手間が省けてありがたいが、このテーマは、駆け出し政治記者たちと異なり、老練な評論家らしく大きな俯瞰図から描かなければならない。だから、難しい。まず辞任劇が首相・安倍晋三に痛手か、民進党に痛手かと分かりやすくとらえる。そうす...
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2017-07-25 10:05
(連載2)「劉暁波氏の死去」にみる西側と中国の変化
六辻 彰二
横浜市立大学講師
ところが、今回の劉暁波氏の死去では、状況が異なります。西側では、メディアと国際人権団体が「自由と民主主義の観点」から中国当局に批判的なメッセージを発しており、欧米諸国政府からもコメントがないわけではありません。例えば、英国のジョンソン外相は「劉氏を海外で治療を受けさせるべきだった」という声明を発表...
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2017-07-25 04:54
文科省は解体的出直しをするしかない
杉浦 正章
政治評論家
左傾メディアは朝日がリードして、「疑惑が強まった」としか報道をしないだろうと予言したとおり、朝日の7月25日付朝刊の見出しは、閉会中審査について「数々の疑念残ったまま」だそうだ。もう見る前から見出しが分かる。前文科事務次官前川喜平の言い分と、これを全面否定する首相補佐官和泉洋人の主張が平行線をたど...
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2017-07-24 13:48
(連載1)「劉暁波氏の死去」にみる西側と中国の変化
六辻 彰二
横浜市立大学講師
7月13日、中国の作家で人権運動家の劉暁波氏が死亡したニュースが世界を巡りました。劉氏は天安門事件を主導した、中国の民主化運動を象徴する存在。末期の肝ガンの合併症により、当局の監視下にある病院で死亡しました。その死が民主化運動を活発化させることを警戒したのか、中国国営の新華社は葬儀や散骨の様子を報...
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2017-07-22 10:53
(連載2)トランプ大統領は外交から手を引くべきだ
河村 洋
外交評論家
これらの外交上の失敗に鑑みて、私は、トランプ氏が東アジアで同じ間違いを繰り返さないことを望む。特に日本と韓国は北朝鮮危機への対処のためにも、そうした再保証を必要としている。ヨーロッパでもそうであったように、トランプ政権の閣僚達は良い仕事をしている。しかし、トランプ氏が極東を訪問するとなれば、彼の不...
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2017-07-21 18:05
(連載1)トランプ大統領は外交から手を引くべきだ
河村 洋
外交評論家
非常に嘆かわしいことに、ドナルド・トランプ大統領は選挙中の公約であった「アメリカ第一主義」を変えることもないばかりか、さらに痛ましいことには、彼の中東およびヨーロッパ歴訪の前に自らの政権の閣僚達が同盟国との相互信頼を再構築しようとした努力の一つ一つをぶち壊しにしてしまった。トランプ政権の発足からほ...
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2017-07-21 04:36
トランプ、極東“金縛りの構図”に打つ手なし
杉浦 正章
政治評論家
就任以来半年のトランプ政権における無策ぶりは極東情勢を見れば明白だ。オバマ政権のレガシー(政治的遺産)を次々と壊したトランプは、北朝鮮問題でもオバマ政権の「戦略的忍耐」と決別し、圧力強化にかじを切ったはずであった。しかし朝鮮半島を取り囲んでいた空母「カール・ビンソン」と「ロナルド・レーガン」はいつ...
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2017-07-19 10:34
トランプ政権発足6か月を経て
四方 立夫
エコノミスト
トランプ政権が発足して早くも6カ月が経過した。既に世界中に予想を上回る大混乱を引き起こし、もはや多くの国が米国を世界のリーダーとは見做さなくなりつつあり、中国の台頭、北朝鮮の暴走、ロシアの復活を後押しすることとなった。一時期トランプは習近平との夕食時を狙ってシリアにミサイル攻撃をし、北朝鮮に空母を...
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2017-07-19 05:09
安倍の安易な妥協は保守票まで失う
杉浦 正章
政治評論家
この戦いは保守対革新のデスマッチととらえるべきだろう。安倍一強政権と左翼メディアを率いる朝日との戦いでもある。根底には左傾化メディアが秘密保護法、安保法制、テロ防止法と連続して敗北した“遺恨試合”がある。加計問題の力を借りて保守本命の安倍政権を揺さぶる戦術とみるべきだろう。これを自民党反安倍の「輩...
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