国際問題 外交問題 国際政治|e-論壇「百花斉放」
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2018-04-18 18:10

日米共同政策レポートに敬意を表する

四方 立夫  エコノミスト
 この度、日本国際フォーラムが刊行した日米共同政策レポート2018「かつてない強さ、かつてない難題:安倍・トランプ時代の日米同盟」( http://www.jfir.or.jp/j/activities/reseach/pdf/180412_j.pdf )は、情緒不安定且つ予測不能なトランプ大統領を...▶続きはこちら
2018-04-18 03:42

(連載1)ネオコンに評価されないボルトン補佐官

河村 洋  外交評論家
 ドナルド・トランプ米大統領は政権再編でレックス・ティラーソン国務長官とH・R・マクマスター国家安全保障担当補佐官を更迭し、マイク・ポンぺオCIA長官とジョン・ボルトン元国連大使をそれぞれの後任に指名し、国際社会に衝撃が走った。北朝鮮危機が深まる中、トランプ氏への忠誠心が高いタカ派の指名は全世界の外...▶続きはこちら
2018-04-17 06:12

時々当たる飯島発の“解散風”

杉浦 正章  政治評論家
 昨年9月の総選挙から半年しかたたないのに、永田町を解散説が吹き初めている。首相・安倍晋三がモリだのカケだののあらぬ疑惑に、伝家の宝刀解散で斬り返すというのだ。 かつて佐藤栄作は「内閣改造をするほど総理の権力は下がり、解散をするほど上がる」と述べ、黒い霧解散を断行して求心力を回復、局面転換を図った。...▶続きはこちら
2018-04-16 12:45

歴史的転機に立つ「非核化」

鍋嶋 敬三  評論家
 安倍晋三首相が4月17、18日、米国のドナルド・トランプ大統領と首脳会談を開く。貿易不均衡、経済問題もさることながら、最大のテーマは北朝鮮の「非核化」である。金正恩朝鮮労働党委員長が元旦の「新年の辞」で米本土が核攻撃の圏内にあるという「国家核戦力の完成」宣言を皮切りに大外交戦がスタートを切った。北...▶続きはこちら
2018-04-14 09:24

(連載2)大統領選の大勝利で「ロシアは英国に感謝しなくてはならない」

袴田 茂樹  日本国際フォーラム評議員
 「事実調査の結果を待たないで発言・行動するのは政治的な挑発行為」というロシア側の言い分は、一見正論に見える。しかし以上の事例から言えることは、本当に事実を明らかにしようとする動機からではないこと明らかだ。むしろ今回の事件に関するロシア側の発言にこそ、特別の政治的意図が強く出ている。というのは、過去...▶続きはこちら
2018-04-13 10:06

公文書と民主主義について

船田 元  衆議院議員(自由民主党)
 昨年春から国会を揺るがせ続けてきた森友問題は、当該役所の決済された公文書が改竄されていたという新事実の発覚により、混迷の度を深めてしまった。それに加えて、南スーダンやイラクに派遣されていた陸上自衛隊が作成した「日報」が、かつて「不存在」と国会答弁で説明されていたにもかかわらず、この度「存在」してい...▶続きはこちら
2018-04-13 10:03

(連載1)大統領選の大勝利で「ロシアは英国に感謝しなくてはならない」

袴田 茂樹  日本国際フォーラム評議員
 この3月4日に、英国で元2重スパイと言われるロシア人のセルゲイ・スクリパリと娘のユリアが意識不明の状態で発見され、英露関係さらには欧米とロシアの関係が一挙に悪化した。この問題に関しては、3月21日にラブロフ外相が訪日した際に、河野・ラブロフ記者会見でも触れられた。ロシア側の言い分や日本の対応に対し...▶続きはこちら
2018-04-13 06:07

トランプ一触即発の状態でけん制

杉浦 正章  政治評論家
 この国の国会は一体どうなっているのか。シリアが一触即発で、場合によっては米露の大規模軍事衝突に発展しかねないというのに、野党はカケだのモリだの朝日新聞と民放受けする問題にうつつをぬかし、世界情勢などどこ吹く風だ。何という世界観の欠如だろうか。戦争はいったん勃発すれば、連鎖を巻き起こし、北朝鮮情勢の...▶続きはこちら
2018-04-12 23:06

岐路に立つ民主主義

新庄 はるか 会社員
 2018年4月4日付けの船田元先生の投稿「『ポスト真実』を乗り切るために」を大変興味深く読ませていただきました。その中で船田先生は、いわゆるフェイクニュースを問題にされ、「我々もフェイクニュースの魔力から自己防衛する必要がある」と締めくくっておられます。これはたいそう重要なご指摘であると思います。...▶続きはこちら
2018-04-10 05:33

「米中貿易戦争」安倍訪米の課題に浮上

杉浦 正章  政治評論家
 1930年代の米保護主義が世界恐慌を招いた歴史の教訓を無視するかのように、米大統領トランプが保護主義路線を邁進する。国際経済は「混乱の時代」へと突入しかねない雲行きであり、混乱は外需に頼る日本経済への影響が大きい。首相・安倍晋三は17日からのトランプとの会談で貿易戦争の防止策を語り合う必要が急浮上...▶続きはこちら
2018-04-07 00:03

(連載2)日本「ユーラシア外交」の変遷史と構造分析

鈴木 美勝  専門誌『外交』前編集長
 「自由と繁栄の弧」との関連で言えば、アメリカの地政学者ニコラス・スパイクマンの<リムランド理論>も重要です。スパイクマンは、米海軍の戦略家アルフレッド・マハンの理論を踏まえてマッキンダー理論を継承・発展させました。ハートランドの外周(周縁地帯)即ち<リムランド>の重要性を指摘したのです。彼は次の二...▶続きはこちら
2018-04-06 12:14

「一帯一路」に潜むテロのリスク

山崎 正晴  危機管理コンサルタント
 2017年12月、政府は中国の現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」に関する「民間経済協力のガイドライン」を策定した。これは、安倍晋三首相が同年11月、ベトナムでの中国の習近平国家主席との会談で、「第三国でも日中のビジネスを展開していくことが、両国だけでなく対象国の発展にも有益」との認識で一致し...▶続きはこちら
2018-04-06 12:11

(連載1)日本「ユーラシア外交」の変遷史と構造分析

鈴木 美勝  専門誌『外交』前編集長
 本稿では、日本のユーラシア外交が冷戦後、橋本首相の下で実質的に始まった点を押さえた上で、ユーラシアと関わる現在の安倍戦略外交の特質と、その変遷過程について述べてみたいと思います。また、近年注目されている北極圏問題がユーロシア地政学や大国の戦略にとって避けては通れない点についても、簡単に触れてみたい...▶続きはこちら
2018-04-04 04:08

「ポスト真実」を乗り切るために

船田 元  衆議院議員(自由民主党)
 2年前イギリスのEU離脱を問うた国民投票、トランプが選ばれたアメリカ大統領選挙においては、ポピュリズムの台頭が騒がれた。そしてその何れもで大いに役割を発揮したのは、ネットで拡がるフェイクニュースだった。既存のメディアに満足できない、あるいは信用できない人々が、真実に基づかないフェイクニュースに群が...▶続きはこちら
2018-04-03 05:44

「米中貿易戦争」深刻化の様相

杉浦 正章  政治評論家
 民放などで極東情勢からの「日本置き去り論」が目立つが、相変わらず浅薄だ。トランプが韓国の特使の進言を受けて米朝会談に乗り気になった結果がその理由のようだが、極東安保が日本抜きに語られることはあり得ない。17日からの日米首脳会談で安倍が極東安保の実情を説明すればトランプには分かる事だ。それよりも極東...▶続きはこちら
2018-03-31 16:30

日本はロシアの経済発展を支援すべきである

松井 啓  時事評論家、元大使
 地政学的に見れば日本はユーラシア大陸の東外辺に位置し、中国及びロシアと対峙しアメリカを背にしている。朝鮮半島はこの中心の緩衝地帯である。逆に、日本は中国の太平洋・オホーツク海、北極海への自由な出入りの障害となる位置にあり、他方、中国は日本の中東からのシーレインである南シナ海と東シナ海を扼することが...▶続きはこちら
2018-03-30 11:41

米国の新外交・安保体制は成功するか?

鍋嶋 敬三  評論家
 米国のドナルド・トランプ大統領が国務長官、国家安全保障担当補佐官を相次いで解任、閣僚の更迭も続く中、次は最側近の首席補佐官か?との噂も絶えない。政権内の最重要ポストの度重なる更迭は大統領との路線対立だけでなく、激しい性格のトランプ氏とソリが合わない感情的な対立も背景にある。米ブルッキングス研究所に...▶続きはこちら
2018-03-29 16:39

西側とロシアの外交官蹴りだし合戦の落としどころ

松井 啓  時事評論家、元大使
 まさに冷戦時代を彷彿とさせる外交官国外追放の応酬が始まった。端緒は3月4日にロンドン郊外で起きた元ロシアスパイの暗殺未遂事件にロシアが関与したとメイ首相が断定してロシア外交官を一斉に追放すると発表したことである。英国はEUからの離脱交渉が難航しておりメイ首相の権威は下がってきているので人気回復が必...▶続きはこちら
2018-03-29 06:27

北の“非核化”にある「疑似餌」の側面

杉浦 正章  政治評論家
 金正恩の中国電撃訪問は、すべて5月に予定されるトランプとの米朝首脳会談対策に集約される。世界の孤児のまま対米会談に臨むことのリスクをやっと気がついたのだ。逆に中国にしてみれば、極東における“蚊帳の外”の状況を改善するメリットがある。金正恩は「後ろ盾」、中国は「存在感回復」を獲得することになった。双...▶続きはこちら
2018-03-28 05:46

安倍政権“イメージダウン作戦”は失速

杉浦 正章  政治評論家
 事前の騒ぎばかりが大きくて、実際の結果が小さいことを大山鳴動ネズミ一匹というが、証人喚問はそのネズミすら出なかった。パフォーマンス野党の面目躍如というところか。加えて朝日、TBS、テレ朝の三大反安倍報道機関も、煽りに煽ったが見事空振りとなった。前国税庁長官佐川宣寿への喚問は、これを機会に安倍政権を...▶続きはこちら
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