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2018-02-08 06:51
日米、文の北朝鮮傾斜にクギ
杉浦 正章
政治評論家
北朝鮮の金正恩がオリンピックをまるで“茶番ピック”にしようとしているかのようである。スポーツの祭典であるオリンピックの精神をはき違えて、金正恩は、ちゃらちゃらした“美女軍団”なる楽隊や応援団を大量に送り込み、衆目を集めて国威を発揚しようとしている。これにはまって、朝から晩まで一挙手一投足を報道して...
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2018-02-07 06:28
核戦力見直しで「極東新冷戦時代」へ
杉浦 正章
政治評論家
「核なき世界」を掲げた前大統領オバマの方針は砂上の楼閣のごとく崩れた。もともとオバマ戦略はロシアと中国との合意なしに発表されたもので、脆弱性を秘めていた。逆に中露はオバマ戦略を“活用”して8年間にわたり核開発に精を出し、米国の裏をかいた。パワーゲームの現実を知らぬオバマのツケをトランプは払わされる...
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2018-02-06 10:11
(連載2)米国の新国家戦略とトランプ政権のTPP政策
袴田 茂樹
日本国際フォーラム評議員
今回の米国の2つの新戦略は、明らかにこのポストモダニズムから乖離するものだ。またトランプ氏のTPP発言は、まだ曖昧な要素が多いが、これまで彼が目玉としてきた自らの政策の基本を問い直すものと言える。冒頭において、過去30年間にわたり欧米や日本で流布した国際政治や安全保障の考え方を問い質すものと私が述...
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2018-02-06 07:03
名護市長選は「翁長王国」崩壊の前触れか
杉浦 正章
政治評論家
悔し紛れに沖縄県知事・翁長雄志が「オスプレーが100機飛び交って経済振興が出来るのか」と開き直ったが、時既に遅し。名護市民の選択は自公推薦の渡具知武豊であった。朝日を始め、琉球新報などの事前報道は渡具知の敗北感が濃厚であったが逆転だ。背景には沖縄有権者の“基地論争疲れ”があるような気がする。翁長の...
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2018-02-05 16:26
(連載1)米国の新国家戦略とトランプ政権のTPP政策
袴田 茂樹
日本国際フォーラム評議員
最近の米トランプ政権の発表あるいはトランプ大統領自身の発言で、オッと驚いたことが3つある。何れも、トランプ政策の基本部分の転換あるいは変質に関わるものだからだ。いやそれ以上に、過去30年間にわたり欧米世界や日本で流布した上滑りの国際政治や安全保障の考え方を見直し、それらの基本を問い質すものだからだ...
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2018-01-31 11:09
仮想通貨と犯罪についての一考察
山崎 正晴
危機管理コンサルタント
2017年12月26日の白昼、ウクライナの首都キエフの中心街で40歳のロシア人男性が、ライフルで武装し目出し帽をかぶった男達に襲われ、黒塗りのベンツで連れ去られた。これだけなら、最近ウクライナで多発する誘拐事件報道のひとつとして、大した注目も浴びずに人々の記憶から消えていっただろう。しかし、この事...
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2018-01-31 06:12
一転して険悪化した米中関係
杉浦 正章
政治評論家
筆者がかねてから指摘してきた極東冷戦の構図が、新年になっていよいよ鮮明になった。米中関係は11月のトランプ訪中による蜜月関係から一転して険悪とも言えるムードとなった。これを受けて米国防戦略も2008年以来の「テロとの戦い」から「中露との長期的な競争」へと大転換した。日米同盟は好むと好まざるとにかか...
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2018-01-30 15:21
日本は米国のTPP復帰に全力を
四方 立夫
エコノミスト
ダボス会議においてトランプ大統領がTPP復帰に言及した。今回の演説は昨年のアジア歴訪時よりも全般的に「アメリカ第一主義」のトーンが抑えめであり、不公平な経済活動や知的財産の盗難などを批判しながら、「米国のみならず他の全ての国々」にとって良いシステムを構築すべし、との発言もあった。急速に台頭する中国...
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2018-01-29 14:52
新TPP着実な発効が先決
鍋嶋 敬三
評論家
トランプ米大統領が1月26日、世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で環太平洋連携協定(TPP)への復帰の可能性を示唆した。日本が主導した米国抜きの11カ国による新TPP合意の効果だろう。しかし、1年前の大統領就任と同時に選挙公約に従って真っ先にTPPを離脱しただけに、米国の利益を最優先した再交...
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2018-01-29 07:29
篠田英朗教授の3項加憲論者批判への回答案
萩原 孝夫
無職
篠田英朗教授が、本欄2018年1月26日付け投稿「我が国の自衛隊は軍隊に他ならない」でこう仰っています。「だがもし戦力でも軍隊でもない謎の曖昧な存在を憲法で位置づけるのが3項加憲案だとしたら、議論として弱いのは否めない。3項加憲案は、その点をはっきりさせるべきであろう」。
私は、答えはすで...
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2018-01-27 23:57
河村洋氏からのご質問への回答
渡邊 啓貴
東京外国語大学教授
ご質問ありがとうございました。的を射た質問だと思います。しかし同時に応えるのが容易ではない質問だと思いますが、以下お答えいたします。
第一の質問については、私も妙案はありません。ただ、ユーラシアにおけるアフガニスタンの勢力的位置関係をもっと地政学的に考えていくことは必要かと思います。たとえ...
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2018-01-26 14:39
我が国の自衛隊は軍隊に他ならない
篠田 英朗
東京外国語大学大学院教授
9条改憲の行方は、どうなるかわからない。自民党は3項で「自衛隊」を明記する案と、2項を削除する案の二つを軸に議論しているようだが、世論調査の結果も曖昧なようだ。気になるのは、2項削除案が「自衛隊の軍隊化」で、3項加憲案がそれではないもの、と報道されていることだ。もしそうだとしたら、3項加憲は、いっ...
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2018-01-25 11:51
北朝鮮に対する圧力と対話について
船田 元
衆議院議員(自由民主党)
今年も穏やかな正月を迎えたが、北朝鮮の核・ミサイル問題は年末も今も緊張状態が続いている。トランプ大統領と金正恩委員長との激しい言葉のバトルにはうんざりさせられてきたが、ここにきてわずかな変化が出始めていることも事実だ。金委員長の年頭所感は基本的に戦闘態勢を保ったままだが、この2月に韓国の平昌で開催...
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2018-01-25 07:59
極東情勢を見据えた訪韓決断
杉浦 正章
政治評論家
首相訪韓に否定的であったお膝元の官邸の思いと安倍は、180度違う決断である。安倍が9日のオリンピック開会式に出席の方針を明らかにした。韓国大統領文在寅にとっては思わぬ順風が吹いたことになる。文は日米中露の「周辺4強国」に出席を求めたが、米中露はトップが出席しないため、安倍の訪韓でメンツが立つからだ...
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2018-01-23 05:51
「トランプ政変」は五分五分
杉浦 正章
政治評論家
米ドナルド・トランプ政権は20日2年目に入ったが、過去1年は税制や規制、そして経済に関する公約の多くがおおむね企業に歓迎された。雇用も順調だ。一方で政府機関は閉鎖され、1年間の高官大量退任は記録的だ。トランプの性格を反映して政権の政治の振幅の差の激しさを物語っている。しかし、2年目は中間選挙を意識...
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2018-01-20 16:17
沖縄の変化に期待したい
赤峰 和彦
自営業
沖縄県の歳入は10年前に比べ27%増となっていますが、沖縄経済の実態は、観光収入と沖縄振興予算によって成り立っています。2018年度の沖縄振興予算は、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の辺野古移設に協力姿勢を見せない翁長県政に対し一括交付金が削減され、全体で140億円(昨年比)の予算減となってはいるもの...
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2018-01-19 23:46
アフガニスタンとの関連で渡邊啓貴教授に質問
河村 洋
外交評論家
渡邊啓貴東京外国語大学教授の2017年11月20-21日付投稿「変容するユーラシア国際環境と日本の対応」を関心を持って読ませて頂いたところ、アフガニスタンへの言及があったので、この場をお借りしていくつか質問をさせていただければ幸いです。実は昨年開催された、日本国際フォーラム設立30周年記念シンポジ...
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2018-01-18 23:50
本当の立憲主義の危機の話
篠田 英朗
東京外国語大学大学院教授
丸山眞男が、1969年の東大紛争で研究室を荒らされた後、全共闘の学生たちに「君たちのような暴挙はナチスも日本の軍国主義もやらなかった」と述べたとされることは有名な話である。全く不謹慎な表現である。第二次世界大戦の死者は、推計5,000万人以上、ナチスによる凄惨な虐殺の被害者は推計500万人以上とい...
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2018-01-18 06:01
安倍は五輪開会式に出席すべきではない
杉浦 正章
政治評論家
韓国大統領文在寅の外交能力を疑う事態が続いている。相手に後ろ足で砂をかけて怒らせておいて、冬季五輪開会式に出席せよはない。米中首脳は2月9日の五輪開会式に出席せず、プーチンはもともと出席しない。朝鮮半島に関わりを持つ大国がみな出席しないのに、慰安婦合意を毀損された首相安倍晋三が出席しなければならな...
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2018-01-16 02:09
ウインフリーは米政治救いの女神か
杉浦 正章
政治評論家
典型的な保守派で共和党寄りの立場をとっている米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)紙が社説で「ウィンフリー氏、トランプ氏を追い出す?」「次期大統領選の民主党候補になるとの憶測が急浮上」と書いている位だからフィーバーは相当なものだろう。米大統領としては異常なまでにその醜い発言のボルテージを高め...
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