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2007-02-17 07:58
朝日新聞の「編集権」とはいったい何なのか
四条秀雄
不動産業
カレル ヴァン・ウォルフレン氏は、まだ生存していて毀誉褒貶の多い人なので、歴史的評価を与えるのはまだまだとても早いのですが、日本にアカウンタビリティー(説明責任)という概念を持ち込んだ点で後世に名前が残る人になるでしょう。公文書を残したり、回顧録を書いたりというのは、後世の分析と解釈のためにテキス...
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2007-02-16 00:52
拉致問題の「解決」とは何か
吉田康彦
大阪経済法科大学客員教授
北京の6カ国協議で合意が成立し、朝鮮半島非核化に向けてのロードマップが出来上がった。非核化のプロセスで、5カ国側は総量100万トンの重油を北朝鮮に提供することになったが、日本政府は「拉致問題の解決なくして支援せず」の方針を打ち出し、各国もこれを理解しているという。しかし韓国の千英宇・外交通商次官補...
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2007-02-14 10:34
6カ国協議と日本の対応
坂本正弘
日本戦略研究フォーラム副理事長
6カ国協議は2月13日、第一段階で北朝鮮が、ニョンベン核施設の停止とIAEAの査察を受け入れ、これに対し重油5万トンを米、中、露、韓の4カ国が供給し、第二段階として、北朝鮮がすべての核施設を「無能力化」すれば、日本を含む5カ国がさらに95万トンの重油を援助するとの内容で合意した。また、並行して、米...
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2007-02-13 12:00
安倍総理は「呆守」か
角田 勝彦
団体役員・元大使
筆者の「解釈変更による集団的自衛権行使は無理」論が、昨年9月に続き、今回も「百花斉放」欄での激しい反論を呼んだことは、本欄のため喜ばしいと思う。本テーマでの再投稿に、筆者の「議論活発化」への底意が感じられると言われても甘受する。
しかし、岡本幸治氏の「(筆者に)集団的自衛権を何とか認め...
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2007-02-13 11:26
日本企業は中国における人材確保と共同研究を考えよ
伊東道夫
会社員
中国のGDP(国内総生産)は、2002年に9.1%を達成すると、その後2003年10%、2004年10.1%、2005年10.2%を達成し、2006年度には10.7%台をキープするであろうと予測されている。2008年には北京オリンピックが開催され、2010年には上海万博が開催される予定で、更なる経...
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2007-02-12 11:34
入学試験には効用がある
大藏雄之助
評論家
スタート時点でよい職業につけるかどうかで一生の運命が決まる……だから一流の大学を出なければならない……それには偏差値の高い高校に入るのが早道で……そのためには中学校から……小学校から……ということで「お受験」現象が現れた。その反省から「ゆとり教育」が実現した。しかし、それは受験競争を緩和することに...
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2007-02-09 16:09
忘れてはいけない「久間発言」
田久保忠衛
杏林大学客員教授
柳沢伯夫厚生労働相が「女性は(子供を)産む機械」と発言したことをとらえ国会では延々と与野党間の攻防戦が続いている。柳沢発言に比べて相当に質の悪い久間章生防衛相の「暴言」はいつの間にやら忘れられてしまった。奇怪と言うほかない。
昨年12月から1月末にかけて久間氏は何と4回にわたり、米国のイラ...
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2007-02-07 17:42
外交を内政の梃子入れに使うこと勿れ
太田正利
元駐南アフリカ大使
昨今の報道によると、野党の女性議員が柳沢大臣の失言につき、そろって世界に訴える由。心は「世界に騒いでもらい」、政府・自民党政権に打撃を与えようというものだろう。しかしながら、かかる手法は対外政策に「愚なる愚」を加えるものだ。
そもそも、外交を内政の梃子入れに使うのは、どの国にとっても最低の...
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2007-02-07 10:50
集団的自衛権等を巡る「呆守」の克服が「保守」の課題だ
岡本幸治
大阪国際大学名誉教授
憲法のどこを見ても集団的自衛権を否定する文言はないのに、これを違憲とする行政官僚の解釈がまかり通ってきた。顧みれば占領初期には、自衛権そのものも憲法上放棄しているという解釈だった。ところが朝鮮戦争勃発によって米国の対日占領策が非軍事化から再軍備指令へと変化を遂げた。主権なしの日本政府もそれに調子を...
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2007-02-05 15:30
「主張する安倍外交」と集団的自衛権
角田勝彦
団体役員・元大使
麻生太郎外相は、2月3日、京都での講演で、米国のイラク政策を「(軍事)占領した後のオペレーション(作戦)として非常に幼稚なもの」と批判した。1月下旬の久間章生防衛相の米大統領によるイラク開戦判断批判を含む一連の対米発言に続くもので、模索されている3月以降の日米安全保障協議委員会(2プラス2)開催へ...
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2007-02-04 21:40
日韓の経済学とマクロ計量モデルの普及
池尾愛子
早稲田大学教授
四条秀雄さんが1月18日の投稿で「日本の高度成長は、マルクス主義の影響を受けた日米の官僚・学者が産業連関表などのツールを駆使して経済的資源をかなり計画的に動員した一面がありますが、結局今に至っても政府の市場への介入癖は直りません。韓国の高度成長は日本に倣ったものでしたが、やはり軍政から民政への移行...
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2007-02-03 11:30
従軍慰安婦問題に関する米国議会の動き
四条秀雄
不動産業
米国議会では1月31日に日系のマイク・ホンダ下院議員(民主党)ら与野党7議員によって従軍慰安婦問題について日本の首相による公式謝罪等を要求する決議案が提出された由である。
一般に、軍隊の戦地における性欲処理の方法としては、3通りの状況がありえます。
(1)略奪・強姦・・・これは第二次大戦...
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2007-02-02 12:18
日本は覇権ゲームの実態を見よ
四条秀雄
不動産業
米国のイラク戦争に関して、私は自分の納得できるストーリーを聞いたことがありません。論争の多くの分析が射程とする時間の単位が短かすぎるからです。なぜEUは成立したのか?なぜドイツにトルコ人がいるのか?なぜ日韓の間に竹島問題が生じたのか?なぜ北方領土問題は解決しないのか?いずれも数十年以上の分析の射程...
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2007-02-02 00:29
国連「軍縮局」消滅は当然の帰結
吉田康彦
大阪経済法科大学客員教授
国連職員10年の経験から表記について私見を述べたい。潘基文新国連事務総長は就任いらい事務局改組に取り組んでいるが、独立した局としての「軍縮局」を事務総長直属の「軍縮部」に格下げする方針を決めたようである。これに対しては、各国の軍縮推進論者、反核活動家からいっせいに抗議の声が上がっており、日本でも外...
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2007-02-01 18:05
連載投稿(2)アメリカ政治のダイナミズム
内田忠男
名古屋外国語大学教授
フセイン追放後の統治や、戦闘で荒廃した国土の復興などについての計画が杜撰を極めたのは、戦術面の不備・失敗であったが、それ以上の最大無二の誤りは、悪しき独裁者の専制でしか統一を保てなかったイラクという国の特性も弁えず、民主主義を植え付けて「大中東地域」民主化の先駆けにすべし、などというネオコンの呆け...
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2007-02-01 12:59
日本そのものの国家ブランドを売り出せ
四条秀雄
不動産業
インドや中国の台頭によって日本の印象は薄くなってしまいましたが、帝国主義が全盛であった戦前はいうまでもなく、戦後の復興期以後もバブル経済の絶頂期までは、日本は欧米世界とは異なった「別の世界」または「歴史の例外」として扱われていました。当時は、黒髪のアジア人の人波が近代的にみえる都市を埋め尽くしてい...
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2007-02-01 11:10
連載投稿(2)「国際貢献国家」を目指すべし
小沢一彦
桜美林大学・国際学部教授
グーグルなどに代表される「電子個人主義」社会に対応し、情報文明に適応した社会システムへの体制再編成が、日本では欧米諸国より3周は遅れているのが悔やまれる。グローバル化に適応できる強い企業や強い人材を輩出してゆくためにも、多様な環境で切磋琢磨する強い個性と才能を持った付加価値の高い「新日本人」を養成...
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2007-02-01 10:42
連載投稿(1)安倍政権に望む「新保守改革」路線
小沢一彦
桜美林大学・国際学部教授
安倍政権は「アジア外交」復活優先で順調なスタートを切ったが、その後の閣僚の失言や不祥事、「郵政民営化反対派」復党問題などで大きくつまづき、「あいまい戦略」の誤算もあって、宮崎県知事選では惨敗した。「安倍総理の姿が見えない」、「大企業と官僚だけに受けが良い」、そして世論調査での支持率は下がる一方とい...
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2007-01-31 16:27
連載投稿(1)袋小路の米大統領
内田忠男
名古屋外国語大学教授
1月10日のイラク新政策発表、23日の一般教書と、年頭から重要演説の相次いだジョージ・W・ブッシュ米大統領の表情が冴えない。本人の表情だけでなく、支持率は下降の一途だし、12年ぶりに連邦議会の多数を握った民主党はもとより、与党共和党の内部からさえ声高な批判が聞かれる。いずれも泥沼化したイラク情勢の...
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2007-01-31 11:01
連載投稿(2)ロシアを理解するために
矢野卓也
日本国際フォーラム研究助手
どの国にとっても、つきあいやすい国と、つきあいにくい国とがある。つきあいやすい国とは、必ずしも友好国という意味ではなく、相手の動きや出方が理解しやすい国ということである。すなわち、同時代的な認識とある種の「言語」を共有している国とでもいえるだろう。わが国とロシアは、果たして同時代的な認識を共有して...
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