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2007-09-13 14:31
石油争奪戦争状態に入っている世界の現実を直視せよ
近藤 哲次
公務員
私の投稿「今やピークアウトした石油生産」に対する、9月13日付けの小倉正氏の「避けるべきは思考停止」を拝読しました。
小倉氏は「石油増進回収はストックの限界に対する緩和策」であり、「どんどん進められて不思議はない対策」としています。しかし(1)石油増進回収は生産ピークを後期にシフトさせます...
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2007-09-13 02:38
避けるべきは思考停止
小倉 正
アルバイト
9月12日付けの近藤哲次氏の本欄に対する投稿「今やピークアウトした石油生産」を興味深く拝読しました。早期ピークオイル説に基づいた論旨で、このような論旨は初めて拝見しました。おおむね趣旨には賛成なのですが、石油増進回収の意義についてはちょっと異論がありますし、議論の終わり方にも不満があります。
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2007-09-12 16:40
今やピークアウトした石油生産
近藤 哲次
公務員
原油価格が着実に高騰する中、OPEC 総会で 50万バレル/日の増産が決定されました。しかしそれは OPEC 内でわずか2% 足らずの上乗せに過ぎず、全世界では文字通り、焼け石に水です。それを受けた石油価格(WTI)の終値も、その直後に最高値を更新しました。唯一生産余力のあるサウジアラビアが、米国...
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2007-09-12 14:53
北朝鮮政策をめぐる米中日
坂本正弘
日本戦略研究フォーラム副理事長
ドン・オーバードーファー米韓研究所理事長は8月23日、日本国際問題研究所主催の講演会で、北朝鮮の核実験を巡る米中日の状況を述べたが、今後の日本外交を考える上で、極めて重要な状況の指摘があった。同氏は北朝鮮の核実験は外交の終焉かと思ったが、外交の始まりだったとした。すなわち、ブッシュ政権は06年末、...
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2007-09-10 10:48
法治国と社会的制裁
大藏雄之助
評論家
前九州厚生局長が在職中に、妻どうしが従姉妹という関係の福祉事業者から高級中古車三台と多額の現金をもらい受けたほか、1千万円以上の借金をしたまま返済していないという事実が判明した。すでに退官しており、公務員倫理法に問うことはできないが、舛添厚労相は、退職金を返済させるなどの措置をとりたい、と言明した...
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2007-09-07 12:19
核軍縮への高まる期待
堂之脇光朗
日本紛争予防センター理事長
先月末に札幌で開催された国連軍縮会議に出席する機会に恵まれた、本年5月のウィーンでの2010年NPT運用検討会議第1回準備委員会が議題の採択、建設的な実質討議などで成功裏にスタートを切ったことから、核軍縮への高まる期待が示された会議となった。この準備委員会を議長として成功に導いた天野之弥ウィーン国...
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2007-09-07 11:57
「円安バブル」の崩壊
鈴木淑夫
元衆議院議員・鈴木政経フォーラム代表
3月以来、この「百花斉放」で円安の行き過ぎ(「円安バブル」の発生)について注意を喚起し、BIS(国際決済銀行)の警告を紹介したりしてきたが(本欄3月22日付け投稿281号、5月17日付け投稿318号、7月12日付け投稿353号)、7月末から8月中頃にかけて、遂にこの「円安バブル」が崩壊した。「バブ...
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2007-09-05 11:37
ASEANが「真の友人」になるのはいつか
鍋嶋敬三
評論家
安倍晋三首相が8月20日、インドネシアのジャカルタで対ASEAN外交の基本方針について「思いやり、分かち合う未来を共に」と題する政策演説をした。設立40周年を迎えたASEANが「東アジア協力のハブ(中心)」であり、その推進力として重要な役割を果たすととらえ、ASEANの発展が「アジア、日本の利益」...
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2007-09-04 23:01
死刑に賛成する理由について
苦瀬雅仁
大学教授
8月31日付けの吉田康彦氏の投稿「なぜ死刑に賛成なのですか」に答えたいと思います。私が死刑制度の存続を支持する理由は、次の2点です。
1.死刑には、犯罪抑止の効果がある。
2.冤罪は、それを避けるための最大の努力をすれば、避けることができる。
まず、犯罪抑止の効果について言えば、統...
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2007-09-04 22:22
氏名表記のローマ字化には反対
苦瀬雅仁
大学教授
8月31日付の北田徹矢氏の投稿「公文書の氏名表記はローマ字で統一せよ」に反対です。漢字で表記された日本語のことばは、音のみで区別されるのではなく、文字の違いによっても区別されます。この基本的な事実を踏まえれば、安倍と阿部を同じものであると考えてよいはずはありません。例えば「キ」という同じ音だからと...
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2007-09-03 12:47
ふたたびテロ特措法延長問題を考える
角田勝彦
団体役員・元大使
安倍新内閣が発足した。早くもカネの問題で遠藤農相(及び坂本外務政務官)が辞任するようで、次期国会での民主党の攻勢はいっそう元気付こう。そこでテロ特措法の延長問題である。日米同盟が大事だという認識では一致があるから、最後には知恵が出てくるだろう。最悪の場合、つまり11月1日の期限が過ぎ給油などがダメ...
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2007-09-01 20:44
朝青龍問題について思うこと
北田徹矢
公務員
腰の疲労骨折治療中のはずの朝青龍がモンゴルでサッカーをしていたというので、日本相撲協会が朝青龍の出場停止処分を決めた今回の朝青龍問題は、筆者が危惧していたことだが、朝青龍の帰国療養に伴い、果たしてモンゴル国内で日本相撲協会批判の声を巻き起こしている。今朝(9月1日)の朝日新聞の報ずるところによれば...
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2007-08-31 20:30
公文書の氏名表記はローマ字で統一せよ
北田徹矢
公務員
6月27日付けの小山清二氏の投稿346について、意見を申し述べたい。小山氏の提案するようにすべての日本語使用を一度に英語にするのは無理がある。公文書だけでも無理がある。そこで提案したいのは、公用語としての氏名だけに関して英語に統一するということである。総務省管轄下の住民票、そして警察庁管轄下の自動...
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2007-08-31 09:34
なぜ死刑に賛成なのですか
吉田康彦
大阪経済法科大学客員教授
安倍改造内閣で法相に就任した鳩山邦夫氏は「死刑には犯罪の未然防止の効用がある」として、死刑存続の意向を表明した。新任の歴代法相が記者団に必ず訊かれる質問だが、最近では小泉改造内閣の杉浦正健法相が敬虔な仏教徒として死刑廃止論を展開、事務方の突き上げで訂正したものの、在任中は1人も死刑執行を承認せず、...
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2007-08-30 10:46
「歴史問題の総括」について考えること
玉木享
大学教授
大学院生の竹内法和さんの「歴史問題の総括を急げ」(本欄8月24日付け投稿384号)は、重要なご指摘だと思いますが、その内容や方法については十分慎重な検討が必要であると考えます。適切な決着が早期にできればもちろん良いのですが、実際には早期の決着を優先すれば、中国や韓国の主張に沿った事実に沿わないよう...
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2007-08-29 16:10
ODAは増額より中身の精査を
内田忠男
名古屋外国語大学教授
8月27日付け読売新聞が社説で、日本のODAについて「減らすばかりが能ではない」と論じている。来年は日本でアフリカ開発会議と洞爺湖サミットが開かれるのに、アフリカ向けのODA倍増(05年サミット)など数々の国際公約に背いて、日本のODA予算は減額の一途を辿り、過去10年で4割も減少したーーとし、「...
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2007-08-27 10:13
サマータイム
大藏雄之助
評論家
わが国にもサマータイムを導入しようという動きがある。政府の骨太方針とやらで、「早期実施を検討する」ことになっているという。日本経団連も乗り気だとか。
この夏時間制度は、第1次世界大戦の時期にドイツとイギリスが採用し、アメリカもこれに続いたが、全般的に不評で、平和回復とともに廃止された。その...
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2007-08-24 12:33
歴史認識問題の総括を急げ
竹内法和
大学院生
日本外交の戦略でまずやらなくてはいけないことがある。それは、早い段階での歴史認識問題の解決である。日本が行ったアジアでの侵略戦争、植民地主義、そして靖国問題、教科書問題、従軍慰安婦問題などに象徴されるように、アジア近隣諸国の反日感情はいまだに根強く残っている。また、歴史認識の曖昧な立場が、今でも中...
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2007-08-23 18:24
日本と米国に訪れた国運の変化
奈須田敬
並木書房取締役会長・月刊「ざっくばらん」編集長
よく言われることだが、個人の人生にも運命、宿命というものがつきまとうように、国家、民族にも、それに似たものがある。学問的に一口でいえば、それは「地政学」のジャンルであろうが、ヨーロッパや中東のような広大な大陸においては、諸民種・民族が複雑怪奇的に住み、それぞれが国として国益を主張しながら共存、もし...
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2007-08-22 00:11
国益損ねるODA削減
鍋嶋敬三
評論家
経済協力開発機構(OECD)の開発援助委員会(DAC)の発表によると、日本は2006年の政府開発援助(ODA)の実績で英国に抜かれ3位に転落した。1991年から2000年まで米国を抑えて首位に立っていたことを考えると、凋落ぶりが著しい。このままで行くと2010年ごろにはドイツ、フランスにも抜かれて...
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