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お問合わせ
2008-10-02 20:53
緊急に医療安全調査委員会を設置せよ
大藏雄之助
評論家
高年齢になってから、まだ元気なので何か社会に貢献できることはないかと考えた。肉体的なボランティアは途中で倒れたりするとかえって周りに迷惑を掛ける恐れがある。窮極役に立つ仕事は医業であると思って、国立大学医学部の社会人編入試験を受けることにした。ところが、「気力、体力、記憶力が確かならば、年齢を問わ...
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2008-10-01 16:31
日米戦争の責任は日本だけにあるのか
田久保忠衛
杏林大学客員教授
シンクタンク研究員の柳田孝二氏が「『北東アジア安保機構』反対論に反対」の一文を書き(『東アジア共同体評議会会報』2008年秋季号)、私の意見に反対を唱えているが、事実関係に誤りがあるので、指摘しておきたい。柳田氏は「日本の孤立化は、ワシントン体制の約束事を日本が悉く破ったからであって、日英同盟を失...
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2008-10-01 16:23
所長だより:国家戦略研究会第3回定例研究会について
村上正泰
日本国際フォーラム所長
日本国際フォーラムはいろいろな活動をしておりますが、その要にいる人間のひとりとして、その活動内容をできるだけ分かりやすい言葉で、広くフォーラム内外の皆様にお伝えする努力をすべきではないかと考え、今回を第1回として、今後ときどき気の向くままの言葉足らずのものになるかもしれませんが、私の所感のようなも...
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2008-10-01 07:42
与野党は一時政治休戦すべきだ
杉浦正章
政治評論家
米国発の金融危機は、折りから解散含みの日本の政局を直撃、少なくとも緊急経済対策である補正予算を成立させずに解散・総選挙の選択はなくなった。確かに大恐慌以来の事態を招きかねないとの指摘が現実味を帯びているなかで、党利党略に走っているときではない。国益擁護の基本線に立ち返り首相・麻生太郎も与野党もこの...
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2008-09-30 07:34
小沢は、麻生質問への“答弁責任”を果たせ
杉浦正章
政治評論家
首相・麻生太郎の所信表明演説を今は亡き名人・古今亭志ん朝の落語のように聞き入った。独特の節回しで分かりやすく、実にうまい。対立点の際だたせ方も、前首相の官僚作文棒読み型ではなく、身についた表現だ。民主党代表・小沢一郎に対して繰り出した5回連続のパンチは、まさにけんか腰の「果たし状」である。野党を「...
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2008-09-29 20:35
解散・総選挙は、やるべき仕事をした上で
角田勝彦
団体役員・元大使
9月28日の中山国交相の在任5日での引責辞任は、発足したばかりの麻生政権の早期解散・総選挙戦略に変更をもたらすかも知れない。自民党には打撃であったが、災いを福に転ずる心構えで、自民党はこの際政権与党として「安全・安心」確保のための国会での責任を果たすべきである。総選挙後予想されるのは、政局の混迷で...
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2008-09-28 12:29
(連載)吉田茂はチャーチルでなくチェンバレンを評価していた(4)
山田禎介
ジャーナリスト
1980年代の現皇太子殿下の留学渡英の際、ウィンザー城での歓迎食事会の席でエリザベス皇太后は、第2次大戦での王室戦利品である日本の小太刀と皇太子殿下を同列にする言葉を口にして、周囲をあわてさせたという。この小太刀はウィンザー城に飾られていたもので、日本敗戦の第2次大戦終結時に東南アジアで降伏した日...
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2008-09-27 13:01
(連載)吉田茂はチャーチルでなくチェンバレンを評価していた(3)
山田禎介
ジャーナリスト
チャーチル・ファンは、日本をターゲットにするかれの戦略外交をどう受けとめるだろうか。第2次大戦中日本の公使館は、ロンドンと至近の中立国アイルランドのダブリンにあったが、アイルランドに外交的脅しをかけて、その退去を実現し、ルーズベルトに恩を売ったのが、チャーチルだった。英米という大西洋社会の国益をか...
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2008-09-27 12:53
(連載)大統領選挙にブラッドレー現象はあるか(2)
梨絵サンストロム
ジャーナリスト
過去10年間にブラッドレー的影響は激減しているが、オバマが大統領選挙の候補に確定してから、メディアはまた人種差別、偏見を取り上げるようになった。人種差別問題はもっとも危険な放射能で、誰も触れたがらない。ことにオバマと対するマケイン側では、黒人問題を徹底した禁句にしている。現在アメリカでは黒人を黒人...
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2008-09-26 13:42
(連載)吉田茂はチャーチルでなくチェンバレンを評価していた(2)
山田禎介
ジャーナリスト
意外な返答に戸惑う高坂に対し、吉田は「ミュンヘン協定でヒトラーに譲歩し、暫定平和が保たれたことで、英米は第2次大戦への準備ができた。ヒトラーとの会談が決裂し、開戦となっていたら、英国はたちまちナチスに蹂躙された」という趣旨の説明を加えた。吉田は1930年にイタリア大使、36年から39年までは駐英大...
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2008-09-26 08:48
(連載)大統領選挙にブラッドレー現象はあるか(1)
梨絵サンストロム
ジャーナリスト
1982年トム・ブラッドレーが、ジョージ・デュクメージャンとカリフォルニア州知事選を争った。当時ブラッドレーは民主党員の黒人で人気のあるロスアンジェルス市長、デュクメージャンは共和党員の白人でカリフォルニア州司法長官であった。投票日の1ヶ月前から有権者を対象にして実施された世論調査では、ブラッドレ...
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2008-09-26 07:52
稚拙で危険な朝日新聞の解散日程断定の報道
杉浦正章
政治評論家
政局の流れは事実上「与野党話し合い解散」の方向に動きつつあるが、一連の政局報道で多くの報道機関が、国民生活に影響の大きい解散・総選挙の時期を間違って報道したのは問題がある。とりわけ朝日新聞は「10月26日投票」と断定して、首相・麻生太郎から2度にわたってクレームをつけられている。背景には解散権者で...
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2008-09-25 11:30
(連載)吉田茂はチャーチルでなくチェンバレンを評価していた(1)
山田禎介
ジャーナリスト
麻生太郎首相が誕生したのに伴い、麻生氏の祖父吉田茂に、歴史を超えて、再びスポットライトがあたっている。外交官出身の政治家吉田茂の生きた時代と現代は大きく違う。だが吉田の経験した時代の重大な局面での政治指導者の舵取りとその結果は、現代も語り継がれる。たとえば、第2次大戦の遠因である対ナチス宥和政策、...
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2008-09-24 23:55
金融派生商品は保険派生商品でもある
四条秀雄
不動産業
デリバティブというのは、金融派生商品という和訳がついていますが、調べてみると、これはリスクの再配分機能商品というようなことがその本質であるようです。私達一般人が連想するような預貯金や株のようなものとは違います。むしろ、保険の範疇に入るものだと思います。日本人の金融という概念には、増加しそうなものの...
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2008-09-24 07:40
全くの伯仲状態の党首決戦
杉浦正章
政治評論家
まさに最終的な党首決戦の様相である。麻生太郎対小沢一郎の決戦がとりわけ際だつ背景には、耐久年数が限界に来たとも言える政府・与党側が、麻生の個人人気に頼らざるを得ず、民主党も選挙に強い小沢神話に頼るしかないからである。人気と政策上の優劣を、政治ウオッチャー45年の“経験と直感”で数値に出して大胆に分...
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2008-09-22 10:37
理解の域を超えたペーリンの米副大統領候補指名
入山映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
共和党大会に先駆けてマッケインが副大統領候補を指名した時、アメリカの反応は一様に「ペイリンって誰?」(Palin, who?)だった。ペイリンなのかポリンなのかも判然としなかった。とりあえず受諾の演説は無難にこなし、ヒラリーへの一通りの讃辞も怠らなかったことから、どうやら民主党のヒラリー票を中心に...
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2008-09-22 07:34
日米金融危機の相違点
四条秀雄
不動産業
米国の金融危機は、日本の金融危機ととてもよく似た様相を呈してきました。しかし、2つの点において違いがあり、それに注意すべきではないかと思います。私は学者ではないので、経済理論をあまり理解しません。民間の企業人が頼りにしているように、バランスシートの変化を理解や判断の支えにしています。その観点からす...
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2008-09-19 07:53
官僚不祥事で「麻生効果」は相殺
杉浦正章
政治評論家
事故米事件といい、年金記録改ざん事件といい、「腐りきった」という表現しかない日本の官僚機構の腐敗・責任放棄の構造だが、それがやはり“予定どおり”総選挙を直撃しそうな空気となってきた。自民党は劇場型総裁選挙でムード盛り上げに懸命だが、官僚腐敗、金融危機など山積する緊急課題は、かえって自民党の“演出”...
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2008-09-17 10:15
日本外交に「その時」の備えはあるか
鍋嶋敬三
評論家
福田康夫首相の突然の退陣表明で日本外交は空白状態に陥った。自民党総裁選挙、新政権の発足後も衆院の早期解散、総選挙へと動いており、外交の停滞は避けられない。政権交代という激震に見舞われれば、外交政策も根本から見直しになる。与党も野党も総選挙に向けて内向きになり、日本の国益追求のために世界で何をなすべ...
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2008-09-17 07:43
与野党は「政局優先」をやめ、経済危機に対応せよ
杉浦正章
政治評論家
米証券大手リーマン・ブラザーズの経営破綻(はたん)による金融危機が、国内政治の展開に影響を生じさせ始めている。自民党総裁選挙は「お祭り騒ぎをやっているときではない」(民主党幹事長・鳩山由紀夫)とのけん制にあって、動きをそがれている。政局優先で後回しにされそうな、緊急景気対策のための補正予算案の早期...
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