国際問題 外交問題 国際政治|e-論壇「百花斉放」
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2018-06-16 14:06

新たな外国人労働者の受け入れについて

船田 元  衆議院議員(自由民主党)
 政府は来年度の経済財政運営の指針「骨太方針」の素案に、外国人労働者の受け入れ拡大に向けた新たな在留資格の創設を盛り込んだ。少子高齢化や人口減少の影響などで、2025年ごろまでに50万人超が不足すると言われている我が国の労働力を、新制度により補充しようという目論見である。既に長年にわたる技能実習制度...▶続きはこちら
2018-06-15 06:23

トランプの「軍事演習中止」発言の浅薄さ

杉浦 正章  政治評論家
 群盲象をなでるというか、百家争鳴というか。トランプと金正恩の会談をめぐって議論が百出している。その理由はトランプが「詰め」を怠った結果だ。アバウトで危うい「合意」が、混乱や困惑を世界中にまき散らしていることをトランプ自身も分かっているのだろうか。首相・安倍晋三も金正恩との首脳会談を実現し、極東の安...▶続きはこちら
2018-06-13 09:55

これが「初の歴史的会談」の成果か

鍋嶋 敬三  評論家
 鳴り物入りで開かれたシンガポールでの米朝首脳会談(6月12日)は北朝鮮による「完全で検証可能、不可逆的な非核化(CVID)」への具体的なプロセスを示すことのない政治的ショーに終わった。北の核は期限を定めないまま残る。米朝共同声明では、金正恩朝鮮労働党委員長が「朝鮮半島の完全な非核化への決意」を確認...▶続きはこちら
2018-06-13 07:02

大山鳴動ネズミ一匹の米朝未完会談

杉浦 正章  政治評論家
 トランプは口癖の「素晴らしい」を繰り返すが、どこが素晴らしいのか。会談したこと自体が素晴らしいのか。それにしては、「北の壁」ばかりが目立つた未完の会談であった。金正恩は米朝共同声明で「完全な非核化」を約束したが、具体的な非核化の範囲や工程や期限への言及はなかった。これでは、歴代北朝鮮トップによる「...▶続きはこちら
2018-06-12 19:40

メディアのトランプ外交の報道に疑問を感じる

赤峰 和彦  自営業
 メディアや評論家らは、執拗にトランプ外交を批判し、暗に失敗さえ期待する声が見受けられます。既存の政治的価値観や政治の慣習にとらわれている人たちには、トランプ大統領の外交手法が奇異に見えて仕方がないようです。しかし、彼らは、安全な場所の上に立ちながら、変化を嫌うので、彼らの思考を超えたトランプ大統領...▶続きはこちら
2018-06-09 10:45

今後の日露関係の進展に必要なこと

飯島 一孝  ジャーナリスト
 安倍晋三首相とプーチン大統領による日露首脳会談は5月26日深夜、モスクワのクレムリンで行われたが、北方領土交渉での進展ばかりか、共同経済活動の具体化も進展がなく、無駄骨になったと言っても過言ではない。安倍首相にとってはプーチン氏と21回目の会談になるが、平和条約交渉の先行きは全く見通せないのが偽ら...▶続きはこちら
2018-06-09 06:36

シンガポール会談はプロセスの出発点

杉浦 正章  政治評論家
 12日の米朝首脳会談で最優先となるのは、安全保障と引き換えに、北朝鮮の朝鮮労働党委員長金正恩に核兵器開発を放棄する用意があるという確約をとりつけることだろう。事態は戦争勃発以来70年ぶりの「朝鮮戦争の終結宣言」に向かう。拉致問題はトランプが取り上げる方向だが環境整備にとどまるだろう。安倍自身が金正...▶続きはこちら
2018-06-07 12:22

米、インド太平洋の安保網構築目指す

鍋嶋 敬三  評論家
 アジアの二大緊張要因は北朝鮮の核・ミサイル脅威と中国による南シナ海の軍事化である。シンガポールで6月1日から開かれたアジア安全保障会議(シャングリラ対話)の主要テーマは当然ながらこの二つに集中した。インド洋と太平洋に挟まれた東南アジアの要衝であるこの都市国家は奇しくも6月12日、初の米朝首脳会談の...▶続きはこちら
2018-06-05 05:52

トランプが北と文在寅の“術中”にはまる危険

杉浦 正章  政治評論家
 今朝の朝日の森友文書の扱いにはあきれた。一面から5面までを使って狂ったように報道している。なんとしてでも政局化して、倒閣に結びつけたい思惑を露骨に見せる異常さだ。極東情勢が緊迫化していることなどまるで眼中にない。平衡の感覚があるジャーナリストは朝日にはいないのだろうか。政府・与党はバランスを欠いた...▶続きはこちら
2018-06-04 11:34

人工知能と人間のあるべき関係とは

船田 元  衆議院議員(自由民主党)
 日本が生んだ世界の漫画家・手塚治虫さんの『火の鳥』を読んだ時、子ども心にもとても感動したことを覚えている。巨大な人工知能(AI)が支配する国家同士が戦争を引き起こし、人類滅亡直前まで行ってしまった話。AI搭載のロボットが人間社会にサボタージュし、集団自殺してしまった話など、当時は絵空事と思っていた...▶続きはこちら
2018-06-01 11:36

迷走する米朝首脳会談

四方 立夫  エコノミスト
 米朝首脳会談が開催→中止→開催と迷走を続けている。中間選挙→大統領選挙→ノーベル賞を睨み是が非でも「歴史的快挙」を成し遂げたいトランプ大統領と、米国から「体制保障」を取り付け中国の後ろ盾を得て経済改革に邁進したい金正恩委員長の利害が、表面的には「一致」しているように見える。このままでは両氏が「朝鮮...▶続きはこちら
2018-05-31 06:29

野党質問は“冷め切ったピザ”だ

杉浦 正章  政治評論家
 イギリス議会における二大政党のクエスチョンタイムをモデルにして、日本でも1999年7月に党首討論が開始された。内閣総理大臣小渕恵三に対して民主党代表鳩山由紀夫が行った質疑が草分けだ。鳩山は「きょう総理は朝何を召し上がったでしょうか。私は、けさはピザを食べてまいりました」と質問。小渕は「いつものとお...▶続きはこちら
2018-05-30 08:22

米朝会談へ向け動き急

杉浦 正章  政治評論家
 6月12日の米朝首脳会談に向けて鼎(かなえ)が煮えたぎってきた。ニューヨーク、板門店、シンガポールの3個所で接触が進展、大詰めの協議が展開されている。焦点は北が「非核化」にどの程度応ずるかにかかっている。米朝ともあきらかに首脳会談前に重要ポイントでの合意を目指しており、一連の会談の焦点は米国で開か...▶続きはこちら
2018-05-29 16:01

米朝首脳会談の本質は対中戦略

赤峰 和彦  自営業
 6月12日の米朝会談の中止が発表されましたが、米朝首脳会談はさまざまな紆余曲折があろうとも開催されるのは明らかです。アメリカのトランプ大統領は力づくでも北朝鮮の非核化を実現しようとするし、北朝鮮の金委員長にとってはアメリカから「経済制裁の解除と体制維持の保障」の確約をしてもらうことが目的だからです...▶続きはこちら
2018-05-28 15:10

米朝交渉、大局観が肝要だ

鍋嶋 敬三  評論家
 D.トランプ米大統領が6月12日に設定した金正恩朝鮮労働党委員長との史上初の首脳会談の中止を発表(5月24日)、世界は騒然となった。最近の北朝鮮高官による対米強硬発言でトランプ氏が硬化、文在寅韓国大統領との会談(同22日)の直後に中止を宣言した。慌てた金氏は25日に文氏に2回目の南北首脳会談を申し...▶続きはこちら
2018-05-27 22:52

朝鮮半島を安定的な緩衝地帯へ

松井 啓  時事評論家、元外交官
 昨年11月29日に北朝鮮が米国の首都ワシントンにも届く新型大陸間弾道ミサイルを発射したことで、米国は北朝鮮の非核化にようやく本腰を入れた。韓国の文大統領は米朝間の良き仲介者の役目を買って出て、平昌冬季オリンピックを始めとする種々機会を利用して米朝間の対話への道筋をつけた。また、本年4月27日には、...▶続きはこちら
2018-05-25 09:59

日中「雪どけ」楽観せず知日派・知中派確保を

犀川 幸雄  学生
 昨年秋の日中首脳会談以降、今月9日の李克強首相の訪日にいたるまで、日中関係は雪解けの方向に進んでいるかの印象があります。しかし、かつて「氷を砕く旅」と称された安倍首相の訪中(2006年)と、「氷をとかす旅」と称された温家宝首相(当時)の訪日(2007年)で、一旦は春を迎えたといわれた日中関係が、も...▶続きはこちら
2018-05-25 06:36

米朝会談中止の背景を探る

杉浦 正章  政治評論家
 世紀の米朝会談が流れた。トランプが6月12日の会談予定を中止した。その背景には韓国大統領文在寅のトランプへのミスリードがあったようだ。経緯を見れば、まず22日の米韓首脳会談に先立つ米韓調整で急速にトランプと金正恩との会談へのムードが盛り上がった。文が“垂涎の話し”を伝えたからに違いない。ところが北...▶続きはこちら
2018-05-24 10:09

9条改正と民主主義について考える

船田 元  衆議院議員(自由民主党)
 我が国の戦後政治の最大の課題は、憲法9条と自衛隊の存在との折り合いをどうつけるかだと言っても過言ではない。9条が謳う徹底した平和主義は、先の大戦を猛省する国民感情と、GHQの占領政策の合致により、多くの国民から歓迎された。その後、東西冷戦構造の顕在化と朝鮮戦争の勃発により、我が国は警察予備隊、保安...▶続きはこちら
2018-05-23 06:29

野党の「加計疑獄」狙いは不発に終わる

杉浦 正章  政治評論家
 「またも負けたか八聯隊(はちれんたい)、それでは勲章九連隊」は、昔大阪出身の陸軍連隊が虚弱であったことを茶化しているが、これは今の野党にもそっくり当てはまる、総力を挙げた加計問題が愛媛県による内部文書の信憑性が問われる事態になってきたからだ。核心部分である15年2月の安倍の加計との面会が完全否定さ...▶続きはこちら
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