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2010-11-13 00:22
対症療法・受け身に終始する日本外交への苦言
宮崎 厚
ベンチャー企業顧問
外交問題に関する日本のマスコミ報道機関の捉え方は、常に「中国の真意は?」「ロシアの意図は?」「米国の作戦は?」といった表現を使います。日本政府に対しては、「冷静に」「穏便に」「話し合いで」と諭した言い方をよく耳にします。私に言わせれば、こんなのは「外交」とは言いません。もっと「日本は、世界がどのよ...
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2010-11-12 14:23
ノーベル平和賞授賞式への日本政府関係者の出席はあるか?
角田 勝彦
団体役員
神戸の海上保安官による尖閣映像流出は、「天に口無し、人を以て言わしむ」と言わないまでも、「隠すより現る」の好例だろう。11月11日の定例会見で中国外務省の洪磊・副報道局長は「関連の報道を注視している」と述べ、暗に11月13・14日横浜でのAPEC首脳会議に出席する胡錦濤国家主席と菅直人首相の会談実...
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2010-11-12 13:41
(連載)新興経済諸国(とくに中露)との関係を再考せよ(1)
河村 洋
NGOニュー・グローバル・アメリカ代表
最近のメディアと財界は、新興経済諸国を成長著しい魅力ある新市場として語ることが多い。しかし、本当に新興諸国に将来の希望を見出してよいのだろうか?財界に広まる近視眼的な商業主義と裏腹に、新興経済諸国は、国際政治経済の自由主義秩序に大きな挑戦を突きつけている。先進国は低賃金の新興諸国と熾烈な競争にさら...
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2010-11-11 07:44
義憤の保安官起訴には疑問がある
杉浦 正章
政治評論家
焦点は、菅政権が国民の支持が圧倒的な“義賊”に対して、明らかに疑義のある法律論で臨むか、「惻隠の情」を差し挟んだ政治判断をするかだ。難しい局面だが、それによって海保保安官の「自首」が政権に与える影響を、激震とするか、微震とするか、の岐路であるとも言える。事前に読売テレビに告白した保安官の言葉から見...
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2010-11-10 13:57
ただ事実関係に基づく実証的な議論を提唱する
吉田 重信
中国研究家
本日付け本欄における杉浦正章氏の意見表明に関し、筆者の立場は、十分な証拠が提出される前に、海上保安庁寄りであるとか、中国寄りあるとか決めつけて、あれこれと憶測をたくましくするのは、一興ではあるが、当面は差し控えた方が、このような討議のフォーラムの場では、お互いに学び合うことができ、建設的な議論がで...
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2010-11-10 08:45
ちょっとピントがずれているのではないか
杉浦 正章
政治評論家
11月8日付け本欄への吉田重信氏の投稿「流出したビデオから読み取れることは何か?」の指摘にいちいち反論するのは面倒で、通常なら無視するのが私の方針だが、今回はあまりに中国寄りの視点で、バランスが崩れているので、指摘しておきたい。冒頭「ビデオ映像は、中国側の主張に有利な資料ともなりうる部分を含んでお...
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2010-11-08 14:57
流出したビデオから読み取れることは何か?
吉田 重信
中国研究家
11月8日付の本欄への杉浦正章氏の投稿「“尖閣義賊”出現は“御政道”が悪い」について、コメントする。杉浦氏の「義賊」説には、多くの無理な推測があると考える。筆者は、流出した問題のビデオ映像を点検したが、結果として、全く反対の見方が可能であると考える。すなわち、ビデオ映像は、中国側の主張に有利な資料...
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2010-11-08 07:47
“尖閣義賊”出現は“御政道”が悪い
杉浦 正章
政治評論家
義憤に駆られた“義賊”による尖閣ビデオ公開に、“奇妙な連帯感”が日本列島をおおっている。「クーデターだ」「テロだ」と民主党内が姦(かしま)しいが、首相・菅直人はなぜビデオ流出事件が発生したかを冷静に考えてみたことがあるか。事件発生以来の政府の対応に、国民の憤まんが積もりつもった結果に他ならない。起...
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2010-11-05 09:52
ロシアに対し、経済関係断絶をも含む強硬な姿勢を示せ
吉田 重信
中国研究家
最近のメドベージェフ・ロシア大統領の国後島訪問の意味合いと日本の対応策について、一言述べたい。今回のロシア大統領の動きは、普天間基地問題をめぐる日米間の足並みの乱れと尖閣列島問題をめぐる日中間のあつれきという状況をみて、その隙をつく狙いがあったものと考える。また、ソ連崩壊以来余裕がなくなっていたロ...
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2010-11-04 22:58
TPP(環太平洋パートナーシップ)参加に大賛成
宮崎 厚
ベンチャー企業顧問
最近は年のせいか、独りよがりの凝り固まった意見を投稿する傾向があり、反省しています。しかし、TPP(環太平洋パートナーシップ)に関する政治記事やニュースからすると、日本国内では「開国か」、「鎖国か」、はたまた「黒船か」といった江戸時代末期のような議論がなされているのに驚きます。日本の農業関係者がT...
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2010-11-03 12:10
(連載)ビデオ映像限定公開は保身目的の場当たり(2)
高峰 康修
岡崎研究所特別研究員
また、菅政権はビデオ映像非公開の直接的根拠として刑訴法47条の「訴訟に関する資料は、公判の開廷前には、これを公にしてはならない」という規定をあげていたが、こんなことは「法匪の論理」といっても過言ではあるまい。処分保留で釈放され中国に帰ってしまった中国人船長に対して公判が行われる可能性などゼロである...
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2010-11-02 17:18
相手国民衆の心をつかむことの重要性
吉田 重信
中国研究家
最近、中国各地を二週間旅行して、つくづく感じたのは、国家の対外政策の側面おいて、他国の民衆の心をつかむことの重要性である。旅行中は、はからずも尖閣列島問題をめぐって日中の国家関係が緊張した時期に重なったが、私が出会った中国の民衆には、際立った「反日感情」の露出はみられず、むしろ青年層を中心に、日本...
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2010-11-02 17:08
(連載)ビデオ映像限定公開は保身目的の場当たり(1)
高峰 康修
岡崎研究所特別研究員
9月に発生した尖閣諸島沖での中国漁船と海保巡視船の衝突事件の状況を海保が撮影したビデオ映像が、ようやく限定公開された。11月1日に国会内で、衆参両院の予算委員会理事ら30人に対して、中国漁船発見から巡視船が強行接舷により停船させるまでに発生した2度の衝突場面を7分弱に編集した要約版が公開されたので...
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2010-11-02 07:40
駐露大使の一時帰国で抗議せよ
杉浦 正章
政治評論家
菅外交にとって弱り目に祟り目のロシア大統領による北方領土視察である。中露による“日本挟撃”となったが、その原因の大半が民主党政権による“素人外交”の結果だ。足元を中露両国に読み取られているのだ。微妙な力の均衡で成り立つ領土問題に、日米関係の脆弱(ぜいじゃく)化という新要素が、決定的に作用したのだ。...
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2010-11-01 22:17
対中・対ロ外交では、相手に高くつくことを思い知らせよ
河東 哲夫
元外交官
メドベジェフ大統領が国後に飛んだと言って、マスコミは大騒ぎしているが、相手が占領しているところへ「行くな」という方が無理で、言い募れば言い募るほど「じゃ、行かない。その代わり日本は何をくれるんだ」と言われて、交渉の掛け金をいよいよ高くされるだけだ。こういうものは、下手に騒ぎたてることなく、その代わ...
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2010-10-30 18:55
口舌の徒、鳩山元首相
吉田 重信
中国研究家
10月29日付けの本欄への赤尾信敏氏の投稿「TPP(環太平洋パートナーシップ)」への参加促進」という所論で、批判された鳩山由紀夫元首相の言動について、私見を補足したい。
これまでの鳩山元首相の軽挙妄動的な、一貫性のない発言には、あきれ果てる。最初は、理想を語る人として尊敬した。とくに、失敗...
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2010-10-30 18:35
(連載)TPP(環太平洋パートナーシップ)への参加促進(2)
赤尾 信敏
日本アセアンセンター前事務総長、元タイ駐在大使
鳩山前首相は昨年9月の登場早々、東アジア共同体構想を打ち上げて注目されたが、具体的中身を提示せずに退場した。菅首相によるアジア太平洋諸国との経済連携の拡大・強化の提唱はより現実的である。小泉政権時代から進めてきた一連のEPA締結を更に前進させ、広域的経済統合の実現を目指すもので、高く評価される。T...
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2010-10-29 14:19
(連載)TPP(環太平洋パートナーシップ)への参加促進(1)
赤尾 信敏
日本アセアンセンター前事務総長、元タイ駐在大使
管内閣は本年6月に閣議決定した新成長戦略の柱の一つとして、アジア太平洋諸国との経済連携の拡大・深化を謳い、10月の施政方針演説で、「TPP交渉等への参加を検討し、アジア太平洋自由貿易圏の構築をめざす」ことを強調した。私はこの管政権の方針を全面的に支持するもので、万難を排して「有言実行内閣」の行動に...
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2010-10-28 10:15
「中国の前原外相外しを許してはならない」論に賛成する
吉田 重信
中国研究家
10月23日付の本欄に投稿された伊藤憲一氏の「前原外相外しを許してはならない」と題する主張の要点に、筆者は共感する。確かに、筆者が最近、北京で中国筋から得た感触によれば、中国現政権は、前原外相の言動に強い不信感を抱いているようである。中国側は、前国交大臣である前原外相について、アメリカの「ネオコン...
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2010-10-28 07:31
献金受領は民主党の“卑しき逆走”だ
杉浦 正章
政治評論家
「武士は食わねど高楊枝」で企業・団体献金全面禁止路線をとってきたかと思っていたが、民主党はその「自制」の枠を外した。のどから出てくる手を押さえられなくなったのだ。明らかに「政治とカネ」でのクリーン政党を標榜してきた路線を“逆走”している。政党としての「卑しさ」すら感ずる対応だ。これでは自ら批判して...
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