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2011-03-08 07:41
外交・安保に“浪花節”を持ち込むな
杉浦 正章
政治評論家
法律を知っていなかった「山科のお母さん」の“焼き肉献金”の人情話は泣かせるものがある。外相辞任の前原誠司が将来もし首相になれたら、映画にでもして“紅涙”をしぼればよい。しかし、人情話と外交・安保は別だ。ことは国家の安全保障の根幹に関わる問題としてとらえる必要がある。前原は懸案の重要外交案件でこれと...
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2011-03-07 10:42
(連載)中東民主化は米主導西側同盟の望んできたこと(3)
河村 洋
NGOニュー・グローバル・アメリカ代表
イランは中東での影響力拡大の機会を狙っているが、国内の騒乱にも直面している。グリーン運動の再来を恐れるシーア派神権体制は、野党指導者のミール・ホセイン・ムサビ氏とメフディ・カルビ氏を逮捕した。今やアメリカとEUがリビアと同様にイランにも制裁を強化しようとしている。ジョン・ボルトン元国連大使は「アメ...
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2011-03-07 10:39
(連載)吉田重信氏の米帝国弾劾論を排す(1)
角田 勝彦
団体役員
吉田重信氏の2月25~26日付け投稿「米帝国の不可避的衰退と日本の持つ4つの選択肢」を拝見した。同氏は、要するに、日本は、従来型の「日米同盟唯一絶対論」などでなく、「抗争」と「協調」の二面性をもつ米中関係を前提にして、アジア太平洋情勢の安定化に資する「平和構想」の構築を目指ざすべきであり、「沖縄基...
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2011-03-07 01:56
前原外相の辞任について思う
吉田 重信
中国研究家
前原誠一外相の辞任は当然である。ただし、同外相の選挙区であった「在日」からの少額寄付がその辞任の理由とされていることには、納得がいかない。京都には、同地で生まれ、育った在日朝鮮半島人が多数住んでいる。彼らを日本人から区別することは、日本人の在日朝鮮半島人に対する「差別意識」の反映であると考えるから...
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2011-03-06 20:00
(連載)中東民主化は米主導西側同盟の望んできたこと(2)
河村 洋
NGOニュー・グローバル・アメリカ代表
欧米の知識人も、中東の独裁政権と王政には手厳しい。イギリスのダーラム大学のクリストファー・デービッドソン教授(Reader:英国系大学特有のポスト)は「ペルシア湾岸の富裕で説明責任を欠く王政諸国は、もはや中東の騒乱の影響を受けずにはいられない」と主張する。デービッドソン教授は「湾岸諸国の王政は、殆...
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2011-03-06 19:55
(連載)ユースバルジと中東の抗議行動 (2)
水口 章
敬愛大学国際学部教授
シリアの場合は、シーア派の流れであるアラウィー派(約12%)が政治指導体制の中心となっており、人口の70%を占めるスンニー派の人々の中には不満を持つ人々がいる。このため、バアス党や治安関係機関が監視を強めている。そして、イランの場合は、革命防衛隊をはじめ宗教界も政治指導者層も、1979年のイラン革...
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2011-03-05 23:00
(連載)中東民主化は米主導西側同盟の望んできたこと(1)
河村 洋
NGOニュー・グローバル・アメリカ代表
アメリカは長年にわたって中東の政治改革を追い求めてきた。主要なシンクタンクやNGOは、中東で地域社会、女性、少数民族などのエンパワーメントを支援し続けてきた。特に9・11同時多発テロ事件とそれに続くアフガン戦争、イラク戦争以降、アメリカの政策形成者達は、世界への民主主義の普及を優先度の高い事項と見...
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2011-03-05 14:47
(連載)ユースバルジと中東の抗議行動 (1)
水口 章
敬愛大学国際学部教授
現在のリビアにおける抗議活動にユースバルジ(人口構成に占める若者人口が突出して多い状態)が関係していると考えられることを、前回2月16-17日の本欄への投稿「チュニジア、エジプト政変のうねりの意味するもの」で提示した。では、チュニジア、エジプト、リビア以外の中東諸国においてはユースバルジは、認めら...
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2011-03-03 15:16
中国において「革命のための独裁」は許されるか
吉田 重信
中国研究家
現下の中東で発生している一連の事態は、それが民主化を求める民衆の動きとこれに抵抗する独裁者の間のせめぎ合いであることを示している。また、この動きは、世界のほかの地域にも広範に波及しつつある。このような潮流の中で、原理的問題として提起されているのは、リビアのカダフィ「大佐」がはからずも露呈した、「大...
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2011-03-03 07:50
政治の“大状況”を突いた、胸のすく産経の「主張」
杉浦 正章
政治評論家
朝日、毎日、読売の3大全国紙の社説は、床の間の天井と同じで誰も見ないが、世論の動向には大きな影響力を持っている。テレビのコメンテーターがすぐに“活用”するのを見ても分かる。しかし、予算案の衆院通過に伴う社説が「修正による与野党妥協」の主張で一致したのには、恐れ入った。始めに見出しありきの観念論で、...
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2011-03-01 00:52
松井大使のご意見に共感する
宮崎 厚
企業
昨日の本欄に掲載された松井啓元カザフスタン大使のご意見「北方領土問題を考えるもう一つの視点」に同感です。「日露間の北方領土問題はこの10年間でその性質が変わってきた」として、「現在は、単なる二国間の領土問題(国境画定問題)から米露中3国間の海洋戦略問題の色彩が強くなっていると思われる」と指摘してお...
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2011-02-28 09:45
北方領土問題を考えるもう一つの視点
松井 啓
無職(元駐カザフスタン大使)
日露間の北方領土問題はこの10年間でその性質が変わってきた、と見るべきであろう。この領土問題には、政教分離論、車の両輪論、領土返還と対露経済開発・経済近代化協力の見返りなど、時代により色々な意見があったが、現在は、単なる二国間の領土問題(国境画定問題)から米露中3国間の海洋戦略問題の色彩が強くなっ...
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2011-02-28 07:28
大物・側近の離反つづく菅
杉浦 正章
政治評論家
民主党政権は八方ふさがりで、「四面楚歌(そか)」の状況にあるという。小沢一郎に近い参院議員会長・輿石東の会合で一致した認識だ。「四面楚歌」とは項羽を取り囲んだ劉邦の兵らが、項羽の生国楚の歌を歌ったことに由来する。項羽は愛馬「騅(すい)」が動かず、愛人虞(ぐ)美人を前に途方に暮れ「時に利あらず、騅逝...
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2011-02-26 09:57
(連載)北方領土の「ロシア化」を許すな (2)
角田 勝彦
団体役員
前原外相は、韓国には、来日した韓国の金星煥(キム・ソンファン)外交通商相との2月16日夜の会談で、韓国企業が北方領土での事業参加に関心を示していることなどを念頭に、「北方領土は日本固有の領土である」との立場を強調し、「第三国による北方領土への投資は、ロシアの管轄権を認めることになる」として、自制を...
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2011-02-26 09:55
(連載)米帝国の不可避的衰退と日本の持つ4つの選択肢(2)
吉田 重信
中国研究家
第一の選択肢は、当時のギリシャがローマ帝国とともに衰退するという運命をたどったように、日本もまた、引き続き律義に米国の下僕であるかのように盲従しながら、衰退していく道を選ぶ選択肢です。外交的に身を処することに失敗したギリシャは、やがてはイスラム勢力たるトルコと、そして近世以降はゲルマン民族から派生...
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2011-02-26 09:51
(連載)中東・北アフリカの民主化とは何か、その本質ついて考える(2)
宮崎 厚
ベンチャー企業顧問
さて、欧米先進国の民主国家といわれる国々の状況はといえば、一人当たりGDPも高く、豊かなはずですが、それがどこに行っても財政赤字に苦しみ、金融経済面の国際問題を抱えています。民主主義とは、財政赤字を招く政治システムなのでしょうか。国が豊かな民主国家になればなるほど、政府財政が大型化し、財政赤字が重...
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2011-02-25 10:50
(連載)北方領土の「ロシア化」を許すな (1)
角田 勝彦
団体役員
2月11日にモスクワで行われた前原・ラブロフの日ロ外相会談に関連し、最近ロシアの北方領土「ロシア化」に関する攻勢が目立っている。我が国も中国等の関係国に対し「日本抜きの北方領土開発にその国の企業などが参加しないよう」申し入れる等の対抗措置をとるべきである。伊藤憲一氏が2月12日付けの本欄への寄稿「...
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2011-02-25 10:04
(連載)米帝国の不可避的衰退と日本の持つ4つの選択肢(1)
吉田 重信
中国研究家
20世紀の世界を、政治、経済、軍事面で支配してきた米帝国が、衰退への道を歩む兆候が次第にあらわになりはじめている。最近の中東での民主化運動の高まりは、米国の対中東政策の破たんのはじまりを示しており、アジア・太平洋を含む全世界において、米国の勢力が一層の後退を余儀なくされるであろうと予測される。米国...
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2011-02-25 01:22
(連載)中東・北アフリカの民主化とは何か、その本質ついて考える(1)
宮崎 厚
ベンチャー企業顧問
中東・北アフリカの民主化騒動に関して、チュニジアのベンアリ大統領、エジプトのムバラク大統領、リビアのカダフィ大佐、バーレーンの国王などは、長期政権ではありましたが、それほどの悪政を敷いてきたとは思えません。チュニジアとリビアは知りませんが、エジプトのカイロやバーレーンにはかつてよく行ったことがあり...
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2011-02-24 21:09
バーレーンにおける民主化運動と米軍第5艦隊のジレンマ
川上 高司
拓殖大学教授
独裁政権に対する反政府デモの嵐は、もはや誰にも止められない。それはネットの力もさることながら、オバマ大統領の「市民の権利を尊重する」という姿勢に後押しされているからでもある。それは、かつての東欧諸国が「ソ連はもう戦車を送ってこない」と安心して、民主化に突き進んだ経緯とよく似ている。そしてとうとうア...
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