国際問題 外交問題 国際政治|e-論壇「百花斉放」
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2012-08-25 02:00

小野寺さんの指摘に共感する

大竹 雅敏  無職
 8月24日付けの小野寺武氏の本欄への投稿「それではかえって『武力行使の勧め』になる」を一読し、共感以上のものを感じました。改めて思うのは「日本の政府、とくに外務省はこれまで何をしてきたのか」ということです。

 拉致問題もとっくに知っていたはずです。私は拉致問題が世間に発覚する前から、総理官邸...▶続きはこちら
2012-08-24 15:18

それではかえって「武力行使の勧め」になる

小野寺 武  会社員
 本日の本欄で元大使を名乗る吉田重信氏なる人物が「現在の国際法は、実効支配、つまり既成事実を重視する趨勢にあるが、これは、武力による紛争解決を禁じている国連憲章などの考え方に淵源があり、戦争防止のための知恵でもある」
との説をご披露している。

 大使と聞けば、みな信用してしまうが、この説は珍...▶続きはこちら
2012-08-24 07:54

竹島問題における日本敗訴の可能性とその意味

吉田 重信  日中関係研究所主宰・元大使
 尖閣領土問題と竹島領土問題とは、同列に論じられることが多いが、実は両者には本質的な違いがある。つまり、前者は日本が実効支配しているが、後者は韓国が実効支配している、という非相似形的違いである。現在の国際法は、実効支配、つまり既成事実を重視する趨勢にあるが、これは、武力による紛争解決を禁じている国連...▶続きはこちら
2012-08-24 06:42

対韓「能動外交」に転ずるチャンスだ

杉浦 正章  政治評論家
 明らかに韓国政府の出方には、日本側のかってない“強硬姿勢”に想定外の戸惑いと驚ろきとも言える反応が潜在している。韓国による首相・野田佳彦の親書の受取り拒否などという極端に礼を失した態度は、まるで戦争勃発直前の対応であり、憤りを通り越して、噴飯ものですらある。普段何を言っても怒らない日本が、「天皇侮...▶続きはこちら
2012-08-24 06:39

領土問題解決のため、これまで外務省は何をしてきたか?

丸山 大輔  団体職員
 「竹島問題への取組みは、時節の到来を待て」との8月22日付け本欄への松井啓元大使のご意見を拝読しました。「領土問題で感情的に動くのは必ずしも得策ではない」と言うのは、私も同感です。しかし、日本政府、そして外務省は、領土問題に対してこれまでどれほど本気で動いてきたのか、国民に見えていないのではないで...▶続きはこちら
2012-08-24 04:19

日本を属国だと思う大陸諸国

大竹 雅敏  無職
 昨今、日韓関係が改善されつつあり、それはアジアの平和と繁栄にとってよいことだと思っていましたが、どうやらそれは間違っていたようでした。

 古代からアジアの大陸諸国は、日本に進んだ文化を教えてきたという自負があるから、基本的に日本を属国だと思う認識があったと思います。ところが、その属国が近代化...▶続きはこちら
2012-08-23 16:20

海外での日韓の出会いは肩肘張ることがなく、実に自然だった

山田 禎介  国際問題ジャーナリスト
 筆者自身はとくに韓国にかかわりを持つものではなく、出会った外国人には韓国系、韓国人もいたということに過ぎない。吉田重信氏の「日韓関係の現状を憂慮する」とのご意見の補足・参考にはほど遠いかも知れないが、筆者の米国での韓国系との交流経験を語ってみたいとも思う。東部のワシントン・バージニア首都圏には、多...▶続きはこちら
2012-08-23 09:58

日韓関係の現状を憂慮する

吉田 重信  日中関係研究所主宰
 最近の日韓関係は相互非難の応酬が続き、ますます収拾困難な悪循環に陥っている。日本にとって最も近い国、韓国との関係の悪化は、日本外交全般にわたり大きな負担になりつつある。しかも、日韓関係は普通の二国間関係ではなく、かつての宗主国と植民地とのそれに近い。もし、今でも英国とかつての植民地であったインドと...▶続きはこちら
2012-08-22 22:34

竹島問題への取組みは、時節の到来を待て

松井 啓  元駐カザフスタン大使
 竹島問題は日本と韓国の関係全体からみれば、そのごく一部である。日本の立場は韓国及び国際社会に堂々と主張すべきであるが、韓国大統領としての長期的・大局的視野に欠けた、人気挽回のための一時的・個人的と思われる言動には振り回されるべきでない。お互いに売り言葉に買い言葉になり、国民感情や敵愾心を煽って、一...▶続きはこちら
2012-08-21 07:01

野田は国連演説で李の愚行を浮き彫りにせよ

杉浦 正章  政治評論家
 有史以来日中双方から攻め込まれ、しまいには日本に併合され、1度たりとも自らが打って出て領土拡大の欲望を果たした事はない国だ。それが戦後のどさくさに紛れて李承晩がかすめ取ったのが、鳥も通わぬ岩だらけの小島。後生大事にするわけであるが、そこには大国の戦略の要衝となりがちな半島民族の哀れさすら感じられる...▶続きはこちら
2012-08-20 21:02

尖閣諸島の論議のきっかけ

北田 徹矢  公務員
 一部論調だけなんだろうが、尖閣諸島の領有権問題を棚上げにした合意が過去に日中間にあったものを、それを先に破ったのは日本側であり、特に都知事である石原氏が地権者から買い上げを発表したことがこの騒ぎの始まりであるとの説が、海外メディアなどではなされていると聞く。これについて、一市民として考えてみる。
...▶続きはこちら
2012-08-20 21:00

メディアが中国最高指導者に日本で尖閣問題を語らせたこと

山田 禎介  国際問題ジャーナリスト
 民主政権の一連の尖閣問題の対処に、野党の自民党から批判が続く。でも言葉は悪いが、「あんたには言われたくないね」という気持ちにもなる。長年の消極・不作為政策から続く、今日の状況の生みの親こそ、他ならぬ自民党ではなかったかと。ところで1971年ごろから中国、台湾が領有権の主張を本格化しているのは、尖閣...▶続きはこちら
2012-08-20 10:42

南シナ海と同根の尖閣不法上陸

鍋嶋 敬三  評論家
 日本政府は尖閣諸島の魚釣島に8月15日不法上陸して逮捕した香港の活動家を前例に沿って強制送還した。中国が要求した「即時、無条件の釈放」の要求がまかり通り、活動家は英雄視された。新華社の「釈放は賢明な行動」とする評論が「中国領土」を内外に喧伝する中国の思惑通りの展開になったことを裏付けている。政府は...▶続きはこちら
2012-08-19 20:08

領土問題は、初等中等教育学校でしっかりと教育すべき

金子 弘  日本学習社会学会会員
 韓国大統領の竹島への上陸に続き、香港系中国人が尖閣諸島へ不法上陸するなど、日本の外交、防衛のあり方が問われ、様々な主張がなされているが、このような事態を招くに至った本質をとらえた主張は乏しいように思われる。問われている問題の本質は、日本人自身の領土問題に対する考え方であるからだ。そして、そのような...▶続きはこちら
2012-08-19 16:35

領土問題は、国際司法裁判所提訴より実効支配強化を急げ

松井 啓  元駐カザフスタン大使
 8月2日の拙投稿では尖閣諸島の実効支配を早急に確立せよと提言したところであるが、そのあと韓国までが竹島で新手を打ち出してきた。相手の弱みにつけ込むのが国際政治の常識である。日本は北方領土と竹島及び尖閣諸島という3つの領土問題を抱えており、いずれも我が国固有の領土と主張してきているが、3つのうち北方...▶続きはこちら
2012-08-18 17:43

吉田重信氏の提言する「尖閣上陸行為への対処策」には重大な疑問あり

角田 勝彦  団体役員
 8月17日付けの吉田重信氏の本欄への寄稿「香港住民による尖閣上陸行為への対処策」を関心を持って拝読した。筆者も、本件に関連し「世界で目立つ『日本軽視』の言動」を本欄に寄稿したばかりである。拝読したところ、「中国側の主張を認めて、話し合いでの解決に応じるほかない」等の吉田氏のご主張の前提には、次の3...▶続きはこちら
2012-08-17 19:20

世界で目立つ「日本軽視」の言動

角田 勝彦  団体役員
 最近、世界で「日本軽視」の言動が目立っている。とくに領土関係で顕著であるが、米国ロムニー氏の「日本は1世紀にわたる衰退の国」との発言もある。その背景には世界の政治経済における中国を含む新興国の台頭(すなわち日本を含む先進国の地位の相対的低下)があるが、歴代民主党政権の外交上の失策による威信低下の影...▶続きはこちら
2012-08-17 07:52

香港住民による尖閣上陸行為への対処策

吉田 重信  日中関係研究所主宰
 今回の香港関係者による尖閣上陸行為は、過去に発生した前例の繰り返しにすぎず、むしろ中国政府や台湾当局側が自粛した対応を示してしていることに鑑み、日本側も慎重に対処すべきである。すなわち、香港の保釣行動委員会関係者による今回の尖閣上陸行為は、2004年、自民党小泉政権当時にも発生したが、その際日本側...▶続きはこちら
2012-08-16 15:21

丹羽大使は即刻更迭すべきである

津田 直樹  会社員
 平林博元大使が「丹羽大使は即刻辞任すべきである」とのご意見を発信されているという新聞記事を読みました。久しぶりに胸のつかえがすっと抜けましたが、私はもう一歩踏みこんで、丹羽大使は即刻「更迭」すべきであると考えます。新聞報道によれば、日本政府は9月に他の大使と一緒に丹羽大使を交代させる意向とのことで...▶続きはこちら
2012-08-15 22:15

駐中国大使の言動が公開の場で議論の対象となるのは、当然のこと

山田 禎介  国際問題ジャーナリスト
 記者時代、何人もの日本大使と駐在地での付き合いがあったし、海外取材で飛び込んだ現地で、駐在する日本大使に無理をお願いしたこともある。それらの大使には、おもしろくない人物もいたし、大使退官後のいまも付き合いのある人もいる。日本の大使について十二分に知る経験をしただけに、一連の丹羽中国大使のユニークな...▶続きはこちら
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