国際問題 外交問題 国際政治|e-論壇「百花斉放」
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2024-02-26 16:24

民主主義を捨てたロシア

船田 元 衆議院議員
 2月18日にロシア当局から残念なニュースが届いた。長年プーチン大統領をはじめとするロシア政府に対して、反対運動をリードしてきたナワリヌイ氏が死亡したということだ。北極圏にある極寒の施設に収容されていたと聞くが、散歩中に倒れて急死したという説明だ。心からのご冥福を祈りたい。 
  
 しかしこれ...▶続きはこちら
2024-02-25 16:32

世界平和の架け橋 日本が適任

冨田 巖 団体役員
 ウクライナ戦争で二年間で一万人の生命が奪われた。平和な美しい国ウクライナが今はビル、家屋の破壊痕の焼け野原の光景に変貌した。我が国も二発の原爆で広島、長崎が吹き飛んだ。もちろん都市も焼き尽くされた苦い経験を持つ国家。 
 
 よく外交で戦争を回避すべきと聞くが、この外交力は気候のように自然任せ...▶続きはこちら
2024-02-23 14:39

拡大するBRICS

舛添 要一 国際政治学者
 新興のBRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)が世界の注目を集めている。20カ国から成るG20は1999年に始まったが、これは、G7にロシア、そして当時新興国と呼ばれたアルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、中国、インド、インドネシア、メキシコ、韓国、サウジアラビア、南アフリカ、ト...▶続きはこちら
2024-02-22 12:56

国連に巣食うテロ組織UNRWA

赤峰 和彦 自営業
 日本人にとって「国連」という名称を関するだけで、まるで正義の使者のように感ずる向きも多いのですが、実際、国連は第二次世界大戦の戦勝国が自分の利益を優先するための独善的な機関にしかすぎません。そんな国連ですが、設立早々からとんでもない下部組織をつくっていました。それがUNRWAです。第2次世界大戦終...▶続きはこちら
2024-02-20 12:51

中東での影響力を失いつつあるアメリカ

古村 治彦 愛知大学国際問題研究所客員研究員
 イスラエルとハマスとの紛争、その後のイスラエルによるガザ地区への過酷な攻撃が今も継続中だ。イスラエルによるガザ地区への苛烈な攻撃に対しては、体調虐殺(ジェノサイド)だという批判の声が上がっている。アメリカは、一貫してイスラエル支持の姿勢を崩していないが(もちろん崩せないが)、ガザ地区の状況について...▶続きはこちら
2024-02-19 12:45

春節に爆買いできない今の中国の景気

宇田川 敬介 作家・ジャーナリスト
 2月10日は中国の春節である。中国と中国文化の影響を持っている国々において「チャイニーズ・ニューイヤー」となっている。日本の場合は明治6年に太陽暦を採用しているので、その時以来西洋と同じ暦で新年になっているのであるが、いまだにそのようになってなく、日本でいうところの旧暦、つまり、太陰暦を使っている...▶続きはこちら
2024-02-19 12:42

日本の民主主義的議論に求められていること—レプリコンワクチン—

畑 武志 大学名誉教授
 われわれが生きるこの日本の民主主義を持続発展させるためには、選挙の制度、議論の方法等さまざまな点での改良が必要であろうが、ここでは、先ず緊急の問題として、議論と決断を急ぐべきことについて考える。東北有志医師の会、高知有志医師の会が後援して製作された「mRNAワクチンという人類の脅威」、オンラインシ...▶続きはこちら
2024-02-17 12:37

ヨジョンは日本に亡命したいのか?

荒木 和博 拓殖大学海外事情研究所教授
 2月15日の朝鮮中央通信は金正恩の妹金与正(キムヨジョン)が衆議院予算委員会での岸田総理の「日朝関係の現状に照らし、大胆に現状を変えなければならない必要性を強く感じる」という発言について「岸田首相の今回の発言が、過去の束縛から大胆に脱して朝日関係を前進させようとする真意から発したものであるなら、肯...▶続きはこちら
2024-02-02 23:30

欧州連合(EU)主導でフーシの攻撃停止へ

佐々木 卓也 会社員
 反イスラエルの軍事勢力にイエメンのフーシ派、ガザ地区のハマス、レバノンのヒズボラが挙げられる。その中でイエメンは、1990年5月22日に、北イエメンと南イエメンが合併し現在のイエメン共和国が成立した。またアラビア半島諸国において同国のみが、共和制をとる立憲国家である。既に連邦制が正式に採択され、連...▶続きはこちら
2024-01-23 17:45

羽田航空機衝突事故について

船田 元 衆議院議員
 正月1日の能登半島地震の被災地に救援物資を届ける、海上保安庁のロンバルディア・プロペラ機(のち海保機と記す)が、翌2日夕方、羽田空港C滑走路に着陸した新千歳発の日本航空機(のち日航機と記す)に追突され、両機とも激しく炎上した。幸い日航機の379名の乗客乗員は全員、炎上する機体から奇跡的に脱出した。...▶続きはこちら
2024-01-22 17:42

ヒズボラ、フーシ派の背後にイラン

舛添 要一 国際政治学者
 ハマスやそれを支援するシーア派武装組織ヒズボラやフーシ派の背後には、イランがいる。イランは、中東に展開する米軍の施設を攻撃し、米軍も反撃している。なぜ、イランはアメリカと対立するのか。第二次世界大戦後、レザー・ハーンの息子のパフレヴィー2世が、独裁者として「白色革命」と呼ばれる近代化と親米政策を断...▶続きはこちら
2024-01-19 11:51

2024年アメリカ大統領選挙のスタート

古村 治彦 愛知大学国際問題研究所客員研究員
 2024年アメリカ大統領選挙がスタートした。前半は、民主、共和両党の大統領選挙候補者を決める予備選挙(primary)が始まった。アイオワ州での党員集会(caucus)が実施された。気温がマイナス20度(摂氏)まで下がる厳しい天候の中で、10万人以上が参加し、ドナルド・トランプ前大統領が圧勝した。...▶続きはこちら
2024-01-19 11:44

台湾総統選挙に関する率直な感想

宇田川 敬介 作家・ジャーナリスト
 1月13日に台湾の総統選挙が行われた。その結果民進党の頼清徳氏が当選を果たした。現在の民進党蔡英文氏の後任で民進党が3期連続で総統を輩出するということになる。今回の総統選挙の争点は「中華人民共和国との併合」ということになる。併合をすれば、経済的には中華人民共和国との連携を行うことができ、そのことに...▶続きはこちら
2024-01-17 00:12

民主主義を問う米国の大統領選挙2024

村上 裕康 ITコンサルタント
 2024年11月の米国大統領選挙まで1年を切った。予備選挙は1月15日のアイオワ州の共和党党員集会を皮切りに1月23日のニューハンプシャー州予備選挙と続く。一方、民主党は2月3日のサウスカロライナ州の予備選挙から始まる。3月5日のスーパーチューズデイで予備選挙のヤマ場を迎える。全米50州の予備選挙...▶続きはこちら
2024-01-10 11:41

北朝鮮による砲撃とお見舞い

荒木 和博 拓殖大学海外事情研究所教授
 北朝鮮が1月5日に黄海側のNLL(北方限界線・事実上の南北の海上における国境線)付近に約200発の実弾射撃訓練を行いました。韓国と北朝鮮は6年前の軍事合意でNLL付近に定めた海域に砲撃しないことを取り決めていましたが、今回はこれを無視したもの。韓国軍は倍の約400発の射撃訓練で対応したそうです。そ...▶続きはこちら
2024-01-09 11:36

中国やインドは「新興国」なのか~日本の高齢者の歴史観への警鐘~

篠田 英朗 東京外国語大学大学院教授
 「グローバル・サウス」なる概念を、自民党議員のみならず学者層までが、多用していることについて、私は批判的である。その最大の理由は、「グローバル・サウス」なるものは世界に存在していない、と考えるからである。欧米諸国と、あとは東アジアやオセアニアの一部の諸国を除いて、世界の全ての諸国を、「グローバル・...▶続きはこちら
2024-01-01 23:12

破壊抑制への急を要するイスラエル問題

佐々木 卓也 会社員
 2023年10月7日、イスラム系過激派組織ハマスがイスラエルに侵入し民間人を殺傷し、拉致したことで世界の平和問題が、悪しき状態へと深刻化することになった。なぜらばその報復としてイスラエル軍が、激しく爆撃を繰り返しガザ地区での死者は1万人を超えたことに加え、反イスラエル国をパレスチナ問題に関与させる...▶続きはこちら
2023-12-28 11:36

地球温暖化とCO2

赤峰 和彦 自営業
 化石燃料が地球温暖化に悪影響を及ぼすという意見が主流になっていますが、これに逆らう動きも顕著になっています。日本メディアではなぜか報じられないのですが、国際会議の場でも化石燃料について「段階的削減」「段階的廃止」を強く主張する声と、「石燃料の段階的廃止が必要だと示す科学は存在しない」という声が錯綜...▶続きはこちら
2023-12-28 11:31

「西洋の没落」の不可避と日本高齢者が招く混乱

篠田 英朗 東京外国語大学大学院教授
 オスヴァルト・シュペングラーが『西洋の没落(Der Untergang des Abendlandes)』を著したのは、1918年だった。第一次世界大戦が、物理的な荒廃だけでなく、文化的な卓越性をも、「西洋(Abendland)」から奪ったことを、多くの人々が感じていた時だった。そのため、『西洋の...▶続きはこちら
2023-12-27 11:51

ロシア外相の領土問題は終わったという宣言の意味は?

宇田川 敬介 作家・ジャーナリスト
 今年も最後の一週間になった。来週は、既に2024年、日本の年号で言えば令和6年ということになる。令和6年に向けて様々な内容がまたニュースで流れているのであるが、その内容に関して、日本では「一過性」とか「何とかなる」というように考えてしまっており、そのことから、大きな内容が見えてこないような話になっ...▶続きはこちら
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