自民党の中川昭一政調会長の発言に端を発した「核議論」は、幕引きを図る政府・与党の意向に反して、民間では活発な議論が展開されている。産経新聞を始め全国紙の紙面で様々な論が開陳され、「核持ち込ませず」の解釈に係わる建設的な意見や、11月17日付け産経新聞「正論」欄に載った「レンタル核」なる一考に値する奇策の提言もある。本「百花斉放」にも健全な意見が投稿されている。10月20日には、伊藤憲一氏が”Never say never”、”to think unthinkable”の言葉を紹介している。議論の封殺は戒めるべきだ。