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2012-06-26 15:58
日本国際フォーラムの政策提言に対する驚きと不安と感銘
原口 鉄文
会社員
現在、日本国内においてエネルギーに関わる議論が強い関心を呼んでいる中にあって、このたび日本国際フォーラムが新聞意見広告等の形で、「グローバル化時代の日本のエネルギー戦略」について提言された事に、驚きと不安と感銘の複雑な思いで読ませて頂きました。
その10項目の提言の中で、直接原発や原子力に関するものが3つあります。何れも安全性と平和利用について述べたものです。しかし、原発の維持には、安全性を高める事の他に、もう一つ忘れてならない事が有ると思います。例えば、原発の運転に際しては、必ず放射性廃棄物が発生します。既にその負の遺産は、全量直接処分か、一部リサイクルか、等の形で議論されています。
先日の新聞報道でも、処分についての3つの選択肢が公表されたばかりです。この政策提言も、原発、原子力については、放射性廃棄物処理の問題にも言及されるべきだったのではないかと思い、思慮稚拙ながら書かせて頂きました。
放射性廃棄物処理については、特に長半減期核種の分離・変換技術の研究が日本国内の他アジア、米国、EUなど世界的に進められており、直接処分量の削減と処分場の規模縮減が可能と聞きました。10番目の熱核融合の実現も重要と思いますが、放射性廃棄物処置問題はより喫緊の対応が必要だと思います。
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投稿履歴
日本国際フォーラムの政策提言に敬意を表する
奥村 和男 2012-06-24 12:28
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日本国際フォーラムの政策提言に対する驚きと不安と感銘
原口 鉄文 2012-06-26 15:58
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