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2022-03-08 22:14
(連載1)中国の台湾侵攻の可能性はむしろ下がった
加藤 成一
外交評論家(元弁護士)
2月24日に侵攻を開始したロシアによる「ウクライナ戦争」は、ウクライナ側の予想外の抵抗により、ロシア側の作戦遂行は必ずしも順調ではないようである。3月8日現在、ウクライナの首都キエフはウクライナ軍及び市民の抵抗によりロシア軍の攻撃から死守されている。
当初、ロシアのプーチン大統領は、...
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2022-03-08 20:31
バイデンの総花的な一般教書演説で語られなかったこと
古村 治彦
愛知大学国際問題研究所客員研究員
2022年3月1日にジョー・バイデン大統領が一般教書演説を行った。1年間の成果を誇る演説であったが、全体的に総花的で空元気の演説だった。議場にいる連邦議員たち、特に民主党所属の議員たちは何でもかんでも立ち上がって、やけのやんぱちで拍手をするものだから、バイデンとの呼吸が合わずに、バイデンはとてもや...
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2022-03-05 18:13
(連載2)ウクライナ戦争に伴う民主主義の「全般的危機」
葛飾 西山
元教員・フリーライター
かつてイラクのフセインが1990年8月にクウェートに侵攻・占領した際、アメリカが多国籍軍を組織したのは1991年1月で、約半年後のことであった。日中戦争は第二次世界大戦にリンクするまでは5年かかった。フランス領インドシナを日本が占領してもイギリス・アメリカとの戦端は開かれなかった。今回も、最短でも...
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2022-03-04 13:41
(連載1)ウクライナ戦争に伴う民主主義の「全般的危機」
葛飾 西山
元教員・フリーライター
連日の猛攻を受け、ウクライナの南部の都市ヘルソンが陥落との情報だ出始めている。攻撃に際してはロシア軍は社会インフラへの攻撃も本格化しており、軍民見境なく抵抗する者は殺戮する構えの模様だ。民間施設やマンションにミサイルが着弾する映像を目にすると絶望感にさいなまれる。CNN情報では武装勢力が新たな市政...
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2022-03-03 12:26
ウクライナの今後の戦術的展開と欧米諸国の支援
葛飾 西山
元教員・フリーライター
ウクライナの首都=キエフがロシアの攻撃にさらされている状況の中で、ロシアを経済的に後援している中国の抗日戦争の歴史がウクライナの今後の戦術の参考になるかもしれないのは、あまりにも皮肉だ。だが悠長なことは言っていられない。
まずロシアがキエフを占領した場合、占領を維持し続けなければなら...
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2022-03-02 14:30
(連載2)ロシアの「核恫喝」を許してはならぬ
加藤 成一
外交評論家(元弁護士)
米国およびNATOがこのようなリスクを取った決意と覚悟を示さなければ、プーチン大統領の「核恫喝」をやめさせることはできない。しかし、自由・民主主義陣営のリーダーである米国には「強い指導者」がいるとは言い難い。バイデン大統領の外交手腕は米国の本来の強さを損なっているとも取れるものだ。
...
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2022-03-01 20:03
(連載1)ロシアの「核恫喝」を許してはならぬ
加藤 成一
外交評論家(元弁護士)
ロシア・プーチン大統領の指令により、ロシア軍は2月24日、ウクライナ全土に対して国際法違反の軍事侵攻を開始した。しかし、その後、ウクライナ軍の抵抗が予想以上に強く、ロシア側の被害が拡大し、進軍の速度が当初の計画よりも遅れているとの海外情報も流れている。現に、2月27日ウクライナ国防省高官は、ロシア...
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2022-02-25 12:15
ウクライナ戦争が「民主主義」国家・日本に突き付ける刃
葛飾 西山
元教員・フリーライター
1938年、ドイツのヒトラー総統はチェコスロバキアの虐げられたドイツ系住民を保護するためにズデーテン地方を併合した。このときイギリスのチェンバレン首相は戦争回避の方針からミュンヘン会議でこれを容認した。1939年、さらにドイツがチェコスロバキアを併合した際、非難声明は出したがこれを「最後のプレゼン...
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2022-02-24 10:55
(連載2)核を放棄したウクライナの悲劇
加藤 成一
外交評論家(元弁護士)
今後、ウクライナがロシアの侵略から主権と領土と国民を守るために、筆者は二つの対応策を考えている。第一は、永世中立国スイスのような、ウクライナの「永世中立化」である。これはロシアにとっても安全保障上有益であろう。国連が関与し、米英ロ独仏中を含む関係諸国が、ウクライナの永世中立を保障し承認する「永世中...
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2022-02-23 23:48
(連載1)核を放棄したウクライナの悲劇
加藤 成一
外交評論家(元弁護士)
ロシアのプーチン大統領は、2月21日旧ソ連領であったウクライナの東部の一部を実効支配する親ロシア派武装勢力「ドネック人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」の独立を一方的に国家承認する大統領令に署名した。プーチン氏は両「共和国」からの要請という形で、ロシア軍を「平和維持部隊」の名目で親ロシア派支配地...
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2022-02-22 22:42
ワクチン推進政策とそのハレーション
宇田川 敬介
作家・ジャーナリスト
コロナウイルス禍になって2020年からすでに3年目に入っている。日本に「ダイヤモンドプリンセス号」を通じて日本にコロナウイルスの問題が(ウイルスではない)入ってきてちょうど2年くらいたったということになる。この間、初めのうちは「人流を断つ」つまり、人と人の接触を極力少なくするという対策に出た。今か...
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2022-02-22 21:36
ロシアという国
船田 元
衆議院議員
この度の冬季オリンピック北京大会では、若手を中心に日本人アスリートが躍動し、我々は大いに勇気を与えてもらった。競技中判定の疑念や氷表面の整備不足、失格基準の曖昧さなど、いくつかの問題も指摘されたが、概ね運営には及第点がつけられるのではないか。一方、問題が山積したのはロシアである。世界の各種大会でド...
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2022-02-20 10:25
(連載2)西欧文明対非西欧文明として捉えるべき
赤峰 和彦
自営業
日本は西欧秩序に組み込まれているため、中国、ロシア、北朝鮮、イラン、さらにはイスラム教国家の考えがなかなか理解できないのですが、彼らの立場に立てば、これまで世界を支配してきた西欧秩序こそが彼らを苦しめてきた元凶ともとらえることができると思います。いまそれらの国家群が連動して西欧秩序に反抗しており、...
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2022-02-19 20:35
(連載1)西欧文明対非西欧文明として捉えるべき
赤峰 和彦
自営業
昨今、国際間の緊張がとみに高まっています。それにもにもかかわらず、国会でも、メディア報道でも新型コロナウイルス対策ばかりに目が向いているのはぜなのでしょうか。わが国の周辺では、北朝鮮が今年の1月に入ってから7回ものミサイル発射を行っています。その真相はわかっていません。また、覇権主義に走る中国は現...
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2022-02-17 09:03
(連載2)五輪開催中も緊迫する世界情勢、現状変更の前例作るな
松川 るい
参議院議員
東京オリンピックは、直前のスキャンダルによるゴタゴタが響いたのであろうが、「船頭多くして山に登る」の感しかなく、正直、残念な出来栄えだった(オリジナルの演出が見たかった)。実際、一人の演出家に任された東京パラの方の開会式はとても良かった。
そのような美しく感動的な演出は一見とてもユニ...
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2022-02-17 07:05
欧亜連携目指す米戦略ーQuad・AUKUS両輪にー
鍋嶋 敬三
評論家
ウクライナに対するロシアの軍事侵攻の危機という第二次世界大戦以来の重大局面に世界は直面している。オーストラリアで開かれた第4回日米豪印(Quad=クアッド)外相会合(2月11日)はアジア、欧州を通じて軍事的、経済的威嚇と強制を武器にした中国、ロシアの権威主義体制の民主主義陣営に対する挑戦にいかに立...
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2022-02-16 21:52
(連載1)五輪開催中も緊迫する世界情勢、現状変更の前例作るな
松川 るい
参議院議員
さて、現在緊迫の度合いを増しているウクライナ情勢はどうなるのか。これは他人事ではない。ウクライナの決着は、そのまま台湾に跳ね返ってくると肝に銘じる必要がある。ロシア軍が10万程度ということは、キエフまでいくつもりはないということだろうし(ウクライナ全土を占領するつもりなら40万から50万は必要とさ...
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2022-02-15 13:44
カーターの懸念、日本に通底
古村 治彦
愛知大学国際問題研究所客員研究員
2021年1月6日の群衆によるアメリカ連邦議会議事堂への進入事件から1年あまりが過ぎた。この事件に関連して、「史上最も偉大な“元”大統領」と呼ばれるジミー・カーター(Jimmy Carter、1924年―、97歳)が『ニューヨーク・タイムズ』紙に「Jimmy Carter: I Fear for ...
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2022-02-11 17:40
(連載2)北京五輪開幕、中ロ連携新段階へ
松川 るい
参議院議員
今まで、中ロの「連携」というのは、「便宜的結婚」と言われてきた。今回のウクライナと台湾についての立場の相互支持もむろん、利害が一致するからやっているのだが、「便宜的」では片づけられない深い連携の理由を確認しあったのではないかと私は懸念している。それは、米国主導の自由民主主義秩序を変えることについて...
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2022-02-10 19:37
(連載1)北京五輪開幕、中ロ連携新段階へ
松川 るい
参議院議員
北京オリンピックが開幕した。本来、オリンピックはスポーツの祭典。参加された世界のすべての選手、なかんずく日本人選手が自身の持てる力を思う存分発揮して良い戦いをして頂きたいし、毎日応援していきたい。
この北京大会は政治的な意味で記憶される大会になるだろう。ウィグルの人権問題などから主要...
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