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2009-07-04 04:10
都議会選挙と衆議院選挙で問われているもの
前田 進
自営業
東京都議会選挙が7月9日に公示されて、選挙闘争が始まった。都議会選挙の結果、自民党が第1党から転落して、民主党が第1党になり、野党が過半数を制する可能性が大になって来た。その影響で、間近に迫った衆議院総選挙でも、自公が大敗北して、民主党が第1党になり、野党が過半数を制するように、天下の大勢が動いている。これが、歴史の前進運動の大勢だ。自民党は、八方手を尽くして民主党攻撃の論陣を張って選挙運動を展開し、検察も露骨な自民擁護の陰謀を巡らしたが、歴史のうねりに対する反抗は無力だ。
他方、民主党の党首・鳩山由紀夫の掲げる「友愛」はフリーメーソン指導部イルミナティのキャッチフレーズであり、大資本の独占と独裁を守っている。岡田克也はスーパー「イオン」の社長の息子で、大企業の利益代表だ。前原誠司はCIAの手先だ。旧社会党右派系の連中は鳴かず飛ばずで、影響力が激減している。結局民主党は、自民党から出た反主流派的同類で、それは米国の共和党と民主党の関係と同様に、陰の主人であるロスチャイルドと配下のロックフェラーに奉仕している。それとの闘いが今始まっている。
中国では、イルミナティの世界金権奴隷支配体制を暴露した宋鴻兵著『貨幣戦争』が2007年7月に出て、500万部以上売れて、中国史上最大の超ベストセラーになっている。新「中国革命」の烽火が上がったといってよいであろう。中国新世代の革命勢力が決起する時は近い。米国では、新「アメリカ革命」運動が New Tea Party の名称で、オバマの地元シカゴから始まって、既に全米50州に波及している。日本人も、忍従と自殺の敗北主義を終りにして、新「日本革命」のために決起すべき時が来ている。
共産党も、僅かな体制内改良主義を一新する課題を新時代から強いられている。大局を見よ。民主党を主要打撃目標とする党利党略一点張りとセクト主義を終らせなければならない。党内で異論や反対派を圧殺・排除するスターリン主義と手を切らないと、広範な国民の支持を得られないし、成功出来ないことを、肝に銘じよ。まずは、東京都議会から自公勢力を一掃することが、すべての前進の出発点になる。
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