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2006-10-02 00:00
次期国連事務総長に潘基文を推す麻生外相に賛成
石川直義
米欧亜回覧の会幹事
9月29日の記者会見で麻生外相は韓国の現外交通産相を次期国連事務総長に推す意向を示した。ノンムヒョン大統領の親北朝鮮・反米姿勢は問題だと考えていますが、現在の韓国政治情勢では来年退陣が予想されるので、国連事務総長人事は別に考えたほうが良い。
彼を推す理由は、アジアから久しぶりに国連事務総長を出せる有力候補であるからで、大勢が決まる前に早く日本の支持を明確にしたほうが良い。そして国連における敵国条項の撤廃・日本の常任理事国入りに協力してもらい、日韓が中国とも連携してアジア外交をリードしていく期待が持てる。当面の課題は、六カ国協議を進展させて、朝鮮半島非核化と拉致問題の決着に向けて、日韓中の意思を纏めて行くことである。
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