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2011-04-12 00:00
被災後の日本で「エシカル・にっぽん」の国造りを目指そう
西子 雅美
環境メディアコミュニケーター
今回の大地震、大津波と原発事故を契機に、50年、100年先を目指す「エシカル」な国造りを目指すことを提案します。「災いを転じて福となす」と言います。英国発の「エシカル」の国造りの提案です。「エシカル」は、日本の「やまと心」に通じる概念で、人間が自然と共生するための知恵です。「エシカル」とは、もともとは「倫理的な」「道徳的な」という意味の英語“ethical”ですが、21世紀に入ってから、英国をはじめとする英語圏の国々で、新しい意味合いを込めて使われています。
その一、東北災害地区は復興するのではなく、すべてをご破算にして、まったく新規にグランドデザインすべきです。被災地の300万人とも、400万人ともいわれる皆様には、「ふるさと復帰」を条件に全国何処でも好きなところを選択して、仕事と生活補助付きで長期民族移動していただく。この長期民族移動期間に被災地を一からグランドデザインし、自然と共生できる国造りをするのです。
その二、福島第一原発は、即刻「封鎖」を宣言し、世界中の知恵を結集し、収束プログラムをシミュレーションし、公表する。その際、復旧よりも外部への放射能漏れを完全に止めることを優先する。それは、これ以上放射能漏れを続けると、原発近隣30KMの土地を自然の状態に戻すことができなくなる可能性があるからです。人間は、原発は作れても、自然を作ることはできません。
その三、「エシカル・にっぽん」を造るためには、被災地の皆様のコミュニティを守りながら、進めることが必要です。長期間、全国各地に分かれて「ふるさと復興」にご協力していただくためには、被災者一人ひとりの「命」を大切にする「情報の糸」が必要です。
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