国際問題 外交問題 国際政治|e-論壇「百花斉放」
ホーム  新規投稿 
検索 
お問合わせ 
2010-12-13 00:01

王偉彬教授の「共生体」に賛成する

現田 実  サラリーマン
 12月9日付けの王偉彬教授の本欄への投稿「日中両国は『敵味方』ではなく、『共生体』を志向せよ」を読ませて頂きました。確かに、我々は小さな海を挟んで向かい合っており、闘っても何の利益も生まれません。そのことを理解すれば、いま日中両国民にとって必要なのは、相争うことではなく、そのような争いを抑止する為のシステムを構築することであると確信致します。古典的・軍事的な抑止力の構築以外に、どのような抑止力を構築することができるか、以下に日中両国民の間に文化的・技術的・感情的抑止力を構築する可能性について、考えてみました。如何でしょうか。

抑止力1)文化的抑止力
相手が同じ人間であることを、理性でも感情でも理解すれば、それが争いの抑止力になります。お互いの国で、お互いの言語や文化を学び合う事で、文化的抑止力を構築する事が可能です。

抑止力2)技術的抑止力
鉄道技術では、中国には「和諧号」があると聞き及びます、各国の高速鉄道技術の導入によりCO2排出を軽減している事は、人類文明にとって素晴らしい事です。医療技術(生命操作)では、中国は欧米のような宗教的反対も少なく、日本のような過度の倫理規制もありません。もし、お互いの技術を持ちよる事により現代医学では不治の病である自閉症等の治療に成功すれば、素晴らしいことだと思います。名声が入手出来るでしょう。共同研究による名声は、相互の争いを抑止するでしょう。

抑止力3)感情的抑止力
赤ちゃんの笑顔に勝てる成人は極々稀です。お互いの民族が年間10万組程婚姻すると仮定すれば、どういうことになるでしょうか。膨大な数の赤ちゃんは、両民族にわたる父母・祖父母・親類縁者たちの魂を征服する事でしょう。それが両国を結びつける新しい強力な抑止力になるだろうことは確実です。
お名前は本名、またはそれに準ずる自然な呼称の筆名での記載をお願いします。
下記の例を参考にして、なるべく具体的に(固有名詞歓迎)お書き下さい。
(例)会社員、公務員、自営業、団体役員、会社役員、大学教授、高校教員、大学生、医師、主婦、農業、無職 等
メールアドレスは公開されません。
ただし、各投稿者の投稿履歴は投稿時のメールアドレスにより抽出されます。
投稿記事を修正・削除する場合、本人確認のため必要となります。半角10文字以内でご記入下さい。
e-論壇投稿の際の注意事項

1.投稿はいったん管理者の元へ送信され、その確認を経てから掲載されます。
なお、管理者の判断によっては、掲載するe-論壇を『百花斉放』から他のe-論壇『議論百出』または『百家争鳴』のいずれかに振り替えることがありますので、予めご了承ください。

2.投稿された文章は、編集上の都合により、その趣旨を変えない範囲内で、改行や加除修正などの一定の編集ないし修正を施すことがありますので、予めご了承ください。

3.なお、下記に該当する投稿は、掲載をお断りすることがありますので、予めご了承ください。

(1)公序良俗に反する内容の投稿
(2)名誉や社会的信用を毀損するなど、他人に不快感や精神的な損害を与える投稿
(3)他人の知的所有権を侵害する投稿
(4)宣伝や広告に関する投稿
(5)議論を裏付ける根拠がはっきりせず、あるいは論旨が不明である投稿
(6)実質的に同工異曲の投稿が繰り返し投稿される場合
(7)管理者が掲載を不適切と判断するその他の理由のある投稿


4.なお、いったん投稿され、掲載された原稿の撤回(全部削除) は、原則として認めません。
とくに、他人のレスポンス投稿が付いたものは、以後部分的であるか、全部的であるかを問わず、いかなる削除も、修正もいっさい認めません。ただし、部分的な修正については、それを必要とする事情に特別の理由があると編集部で認定される場合は、この限りでありません。

5.投稿者は、投稿された内容及びこれに含まれる知的財産権(著作権法第21条ないし第28条に規定される権利を含む)およびその他の権利(第三者に対して再許諾する権利を含む)につき、それらをe-論壇運営者に対し無償で譲渡することを承諾し、e-論壇運営者あるいはその指定する者に対して、著作者人格権を行使しないことを承諾するものとします。

6.投稿者は、投稿された内容をその後他所において発表する場合は、その内容の出所が当e-論壇であることを明記してください。

 注意事項に同意して、投稿する
記事一覧へ戻る
公益財団法人日本国際フォーラム