論文バックナンバー

「故丹波実君に想いを寄せて」(2016年11月27日)

 丹波君、あなたは最後の最後まで、日本の行く末を憂い、「これでよいのか」と声を励まして、安全保障法制のあり方や北方領土問題などについて、問いかけておられました。...more

伊藤 憲一
日本国際フォーラム理事長
「改憲論議 弾む?しぼむ?」(2015年5月12日)

 安全保障関連法が19日に成立し、集団的自衛権の行使を容認する解釈改憲が実現する。保守派の目指す改憲への弾みになるのか。それとも改憲を遠のかせるか。...more

伊藤 憲一
日本国際フォーラム理事長
「プーチン・ロシアはどこへ行くのか」(2015年5月12日)

 さる5月9日にロシアはモスクワで対ドイツ戦勝70周年を記念する式典を開いた。対ドイツ戦争はロシアでは大祖国戦争と呼ばれ、5月9日の戦勝記念日はソ連時代から毎年最も重要な祝日とされてきた。それが、今年はソ連崩壊後最大規模の軍事パレードとなり、...more

伊藤 憲一
日本国際フォーラム理事長
「カタカナの飛躍を!」(2015年1月15日)

 昔、入門中国語を勉強したことがあった。そこで、漢字だけを用いている中国語では外来語の表記に苦労することを知った。ゴルフは高尓夫球、コカコーラは可口可楽となる。漢字の音のみを利用して外来語を表記しているが、中国では漢字の発音が地域によって異なっているために外来語表記も異なることがあり、なかなか複雑である。 ...more

原 聰
日本国際フォーラム参与
「My trip to Paris to speak at Japan Euro Dialogue Seminar」(2015年4月3日)

 当フォーラムと外務省が2014年11月21日に東京で開催した国際シンポジウム「日欧が創る未来」をフォローアップする報告会が、3月4-9日に欧州4か国で実施され、島田晴雄当フォーラム副政策委員長などが報告を行いました(『日本国際フォーラム会報2015年春季号』参照)。島田副政策委員長の所感を次のとおりお伝え致します。 ...more

島田 晴雄
日本国際フォーラム副政策委員長
「『国際平和』へ進化した安保議論」(2015年3月24日)

 現在、日米間で「防衛協力のガイドライン」の見直しが進められております。それに合わせて3月11日に日本国際フォーラムと米国防大学国家戦略研究所がシンポジウム「日米対話/新ガイドライン時代の日米同盟」を東京で共催しました。...more

伊藤 憲一
日本国際フォーラム理事長
「Ending East Asia's History Wars」(2014年9月17日)

 朝日新聞の慰安婦報道に誤りがあったことを広く世界にも知らしめるべく、当フォーラム 評議員である小池百合子衆議院議員が、“Ending East Asia's History Wars”と題する論文を海外メディアに向けて発信し、また、当フォーラム英語版のホームページの “JFIR Commentary”上でも発表いたしましたので、お知らせします。...more

小池 百合子
日本国際フォーラム評議員
「イスラム・テロと風刺・批判」(2015年2月10日)

 本年1月イスラム過激派による週刊シャルリ襲撃テロ事件は世界を驚愕させた。その翌週、同紙は「すべては許される」との見出しの下で、涙を流すムハンマドを描いた風刺画で表紙を飾った。
 この一連の出来事は、宗教とは何か、批判は全て自由か、という極めて重要な問題を提起した。 ...more

原 聰
日本国際フォーラム参与
「積極的平和主義と日本の針路」(2014年12月10日)

 ご紹介いただきました伊藤憲一でございます。今回の講演のテーマ「積極的平和主義と日本の針路」は、日本国際フォーラムが責任を持って世に問うた政策提言のテーマでもありますので、この講演をお引き受けすることにいたしました。
 安倍総理が国連の演説や国会の施政方針演説などで、昨年に続き、今年も「積極的平和主義」を表明しました。...more

伊藤 憲一
日本国際フォーラム理事長
『世界・地域の安定に貢献』(2014年9月23日)

 安倍晋三首相が掲げる「積極的平和主義」を最初に提唱したとされるのが民間有識者らでつくるシンクタンク「日本国際フォーラム」の伊藤憲一理事長(76)だ。理念や目指す国家像を聞いた。
 ーー提唱したきっかけは。
 「私が初めて積極的平和主義という言葉を使ったのは、イラクがクウェートに ...more

伊藤 憲一
日本国際フォーラム理事長
「日印蜜月を演出したモディ首相の訪日」(2014年10月15日)

 インドのモディ政権誕生の意義については第40話で書いたが、8月30日から9月3日までの同首相の訪日を受けて、再度論ずることにしたい。この訪問は、モディ首相と安倍首相の親密な関係を強く印象づけ、日印関係をさらに高い次元に押し上げた。...more

平林  博
日本国際フォーラム副理事長
「被害者は日本国民だ」(2014年9月12日)

 朝日新聞が慰安婦問題の特集記事を掲載した8月の時点で謝罪しなかったのは おかしい。今になって謝罪したのは遅きに失した。記者会見で、「読者に対して謝罪したい」 と行っていたが、被害者は日本国や日本国民だ。...more

平林  博
日本国際フォーラム副理事長
「日本にも女性登用時代が到来したか」(2014年9月15日)

 7月1日、北京での日朝局長級会談は画期的であった。日朝関係の雪解けへの前兆が見えたと言えば言い過ぎだろうか? 初めて北朝鮮は、拉致被害者のみならず日本人行方不明者などすべてにわたって再調査し、判明すれば日本に返すことを約束した。...more

平林  博
日本国際フォーラム副理事長
「拉致問題の画期的な包括的合意―日朝関係雪解けへの前兆か?―」(2014年8月15日)

 7月1日、北京での日朝局長級会談は画期的であった。日朝関係の雪解けへの前兆が見えたと言えば言い過ぎだろうか? 初めて北朝鮮は、拉致被害者のみならず日本人行方不明者などすべてにわたって再調査し、判明すれば日本に返すことを約束した。...more

平林  博
日本国際フォーラム副理事長
『インド新政権への期待』(2014年7月15日)

インドで10年ぶりの政権交代があった。人口が12億以上あるので、有権者も8億を優に超える。総選挙は1回の投票では無理であり、4月から5月にかけて、28州、7連邦直轄地で9回に分けて行われた。...more

平林  博
日本国際フォーラム副理事長
『今度は、日本がシンガポールに学ぶ番だ』(2014年6月15日)

さる4月、10数年ぶりにシンガポールを訪れた。単身赴任の愚息宅に宿泊し、観光客では味わえない生活の一端を垣間見た。素晴らしい変貌ぶりであった。...more

平林  博
日本国際フォーラム副理事長
『世界平和主義の旗を』(2014年6月11日)

ウクライナ問題で、問われているのは、日本という国家、国民の根本的な価値観である。国際秩序は分岐点に立っており、安易な対ロ宥和策を取るべきではない。今こそ日本は、一国平和主義を卒業して、「世界全体の平和なくして、日本の平和なし」と説く世界平和主義の旗を掲げなければならない。 ...more

伊藤 憲一
日本国際フォーラム理事長
『G8の崩壊とG7への回帰』(2014年5月15日)

3月のロシアの武力による威嚇及び行使によるクリミアの併合は、世界を震撼させた。ロシアを除くG7の首脳は、3月24―25日にハーグにおける第3回核安全保障サミットで集った際、ロシアへの制裁の一環として、ロシアをG8から追放するかどうかを討議した。...more

平林  博
日本国際フォーラム副理事長
『近くて遠い国はどこに行くのか-再度韓国を論ず』(2014年4月15日)

「悪韓論」「嫌韓論」「愚韓論」「呆韓論」「愚韓新論」など韓国批判の書物が売れに売れているらしい。元韓国人の呉善花氏と元中国人の石平氏の共著「もう、この国は捨て置け!」も人目を引いている。...more

平林  博
日本国際フォーラム副理事長
『観光大国に向けて飛躍せよ』(2014年3月15日)

2013年に日本を訪れた外国人は1036万人(前年比24%増)で、はじめて大台を超えた。2003年に始まったVisit Japan、次いで現在のEndless Discoveryキャンペーンのもとで官民が努力した成果である。...more

平林  博
日本国際フォーラム副理事長
『活発化する「地球儀を俯瞰する外交」』(2014年2月15日)

新年に入り、安倍総理の「地球儀を俯瞰する外交」が益々活発化している。安倍外交の理念は、筆者の理解では、次の特徴がある。...more

平林  博
日本国際フォーラム副理事長
『積極的平和で「世界不戦」支えよ』(2014年1月21日)

安倍晋三首相は昨年の国連総会そして国会で、「積極的平和主義」の旗を掲げた。その意義を高く評価したい。日本国際フォーラムは2009年に、「積極的平和主義と日米同盟の役割」と題する政策提言を発表して、こう宣言している。 ...more

伊藤 憲一
日本国際フォーラム理事長
『防衛・防護感覚薄き日本人―これでよいのか』(2014年1月19日)

「さる12月16日、特定秘密保護法が成立した。国会での野党からの執拗な抵抗、国会周辺での反対デモ、マスコミや俗に言う「文化人」「知識人」による反対キャンペーンをようやく克服した。...more

平林  博
日本国際フォーラム副理事長
蘇った日本 ― 陽はさらに高く昇る(2014年1月号)

一昨年の安倍晋三政権誕生以来、我が国は様変わりした。小泉内閣後の自民党短期弱体政権及びその後の「どうしようもなかった」民主党三代の政権の下で劣化しつつあった日本が、安倍晋三政権の誕生により漸く蘇ってきたのである。昨年以来、所謂、アベノミクスと日銀の大胆な金融緩和によりデフレからの脱却への道筋が付いた。...more

平林  博
日本国際フォーラム副理事長
『年頭に想う:「世界の警察官」と積極的平和主義』(2014年1月1日)

長く米国は「世界の警察官」の役割を果たしてきた。米国がいなかったら、1948年のベルリン封鎖、1950年の朝鮮戦争、そしてその後のキューバ危機やベトナム戦争などはどういう結末を迎えていただろうか。たぶん、ベルリン、朝鮮半島などがソ連の手中に落ちるだけでは済まなかっただろう。 ...more

伊藤 憲一
日本国際フォーラム理事長
『日本人の「成人力」は世界トップ ―教育について思うこと―』(2013年12月15日)

「読解力」世界1位、「数的思考力」世界1位、「ITの活用力」世界第10位。先進国23カ国からなる経済協力開発機構(OECD, 本部パリ)が平成23年8月から翌年2月にかけて、世界24カ国・地域の成人(16歳~65歳)約15万7千人を対象に実施した、世界初の「国際成人力調査」(PIAAC)の結果である。...more

平林  博
日本国際フォーラム副理事長
『東アジア地域協力の発展と日本の貢献―日アセアン関係40周年に思うー』(2013年11月15日)

毎年10月から12月にかけては、東アジアおよび太平洋地域の多国間外交の季節だ。本年も、10月にはアジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議(於、インドネシア)、東南アジア諸国連合(ASEAN)との日・ASEAN首脳会議およびASEAN・プラス日中韓首脳会議(於、ブルネイ)、東アジア首脳会議(EAS、於、ブルネイ)と恒例のサミットが続いた。...more

平林  博
日本国際フォーラム副理事長
『私の東京オリンピック体験“誇りと感動”』(2013年11月号)

1964年に東京オリンピックが開催された時、私は慶應大学の四年生でした。このオリンピックに私は上級通訳としてお手伝いをしましたが、実は慶應高校時代から私はボート競技のコックスとして強化選手に指名されており、そのまま行けば選手としてオリンピックに参加するところでした。...more

島田 晴雄
日本国際フォーラム副政策委員長
千葉商科大学学長
『オリンピック東京招致の成功に思う―IOCを魅了した発信力―』(2013年10月15日)

2020年オリンピックの東京開催が決まった。日本中が歓喜に包まれた。今回の招致成功のカギは、六点に要約できる。...more

平林  博
日本国際フォーラム副理事長
『天皇の外国御訪問の重み―御訪印を歓迎し、御訪韓に反対する―』(2013年9月15日)

天皇皇后両陛下の国賓としてのインド御訪問が決定した。11月末から12月6日までニューデリーとチェンナイ(旧マドラス)を御訪問される。両陛下は、皇太子同妃として1960年に御訪印されたほか、他国御訪問の途次、62年と75年にインドにお立ち寄りになられているが、天皇の御訪印は1952年の国交樹立以来初めてだ。...more

平林  博
日本国際フォーラム副理事長
『インドの文人外交官の日本礼賛』(2013年8月15日)

戦前、フランスの有名な劇作家・詩人・外交官であったポール・クローデルは、1921年から27年まで駐日大使を務め、欧米に対し日本賛辞のメッセージを送り続けた。日本の伝統芸術である能、歌舞伎、文楽を愛し、寺社や城郭をめぐり、芸術家や作家と交じり合った。...more

平林  博
日本国際フォーラム副理事長
『近くて遠い国・韓国とどう付き合うか』(2013年7月15日)

韓国の反日度が増している。わが国においても、嫌韓感情は増大しており、「悪韓論」等と題した韓国批判本が売れている。中には、在日韓国人や中国人の学者や作家による批判本も目につく。韓国とはどう対処すべきなのか。...more

平林  博
日本国際フォーラム副理事長
『尖閣問題「中国側は話し合いを控えたいとし、日本側は聞きおくに留めた」』(2013年1月26日)

日中関係が揺れている。日本と中国は、2000年の交流を持つ隣国同士であり、世界第3位と第2位の経済大国であるが、政治制度も歴史条件も異なり、時に問題が起こることは自然である。...more

田島 高志
日本国際フォーラム参与・政策委員
『今こそ日中間のパイプ太くせよ』(2013年2月19日)

2010年9月に尖閣諸島沖で起きた中国漁船衝突事件に起因する日中間の緊張状態は、翌年3月11日の東日本大震災に対する中国側の配慮などもあって、いったんは、沈静化する傾向をたどるかにみえたものの、12年9月の野田佳彦政権による尖閣の国有化を契機として再び険悪化している。...more

伊藤 憲一
日本国際フォーラム理事長
『尖閣諸島問題 -歴史的考察-』(2013年1月5日)

2012年9月26日、野田総理は国連総会で演説し、「法の支配を確立」し、「自らの主義主張を一方的な力や威嚇を用いて実現しようとする」のではなく、「叡智」をもって「国際司法裁判所ICJの強制管轄権を受諾する」ことにより「互いの間の紛争をルールに基づいて理性的に処理」しよう、と呼びかけた。...more

原  聰
日本国際フォーラム参与・政策委員
『増税の次はTPPで成長実現だ』(2012年6月29日)

最近、伊藤憲一氏が主宰する日本国際フォーラムの勉強会で、韓国の自由貿易協定(FTA)政策について韓国経済研究院長、崔炳鎰博士の韓国の話を聴く機会があった。韓国はこれまでもシンガポール、チリなどとFTAを結んでいたが、米国や欧州連合(EU)とのFTAの発効をはじめ、中国との交渉入りなど極めて積極的に自由貿易協定戦略を展開している。...more

島田 晴雄
日本国際フォーラム参与・政策委員